ヨルノヒカリ

ヨルノヒカリ

1,980円 (税込)

9pt

いとや手芸用品店を営む木綿子は、35歳になった今も恋人がいたことがない。台風の日に従業員募集の張り紙を見て、住み込みで働くことになった28歳の光は、母親が家を出て以来“普通の生活”をしたことがない。そんな男女2人がひとつ屋根の下で暮らし始めたから、周囲の人たちは当然付き合っていると思うが……。不器用な大人たちの“ままならなさ”を救う、ちいさな勇気と希望の物語。

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ヨルノヒカリ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    こういう、ゆるやかな進行の小説大好き。

    ヨルノヒカリくん、壮絶な子供時代を送って。
    幸いにも成瀬くんご家族に助けられて。
    この成瀬一家が本当に素敵だと思う。
    あたしもしなきゃいけなかったな…と、思うことが皆無ではないわ…

    そして、成瀬くんのお嫁ちゃんもとても好き❤️


    こういうひとたちに囲まれ

    0
    2025年11月18日

    Posted by ブクログ

    なんか好きだ〜この作品
    初めての作家さんだけど静かで優しい文章
    手芸好きのわたしが表紙の可愛さに借りた作品

    恋愛感情がわからない木綿子は誰にも知られないように生きてきた。おばあちゃんの後を継いだ手芸店で好きな物だけに囲まれた日常は平和だけど寂しさに耐えられないとも感じている。
    そんな時求人募集の張

    0
    2025年09月15日

    Posted by ブクログ

    手芸店の雰囲気がとても良くて、私もこんな手芸屋さんで、またものづくりをしてみたいなと思った。
    そして、ひかり君と木綿子さんの関係性がなんとも心地良くて、恋とか愛とかそういうんではないけど、お互いを大切にできる関係がとても心あたたまり、じーんときた。

    0
    2025年07月31日

    Posted by ブクログ

    以前に読んだ「世界のすべて」にも、通じているような多様性を意識させられる。タイトルから想像つかなかったけれど、日常のごはん描写がたびたびあるので、おなかが空いた…オムライスもクレープも食べたいです(*´﹃`*)

    『人と違うから、社会の隅で生きていこうとかも、思わなくていい。…うんざりするようなこと

    0
    2025年07月17日

    Posted by ブクログ

    手芸の魅力が読者の目に、細胞に、染み渡っていくような作品だった。
    手芸だけではなく、料理がでてくるシーンではどんな料理でどんな味のものなのか実際にイメージができるような描写で、猛烈にオムライスを食べたくなって夜ごはんに食べたくらいだった。
    名前のない関係性は、世間の目を気にすると居心地が悪く感じるか

    0
    2025年07月04日

    Posted by ブクログ

    心がささくれ立っている時に読んだので、この優しい空気が心に沁みた。

    子供の時から大変な人生を過ごし、安心できる家族を持てなかったひかり。そして、恋愛に興味の持てず性的なものにも拒否感があり悩む思いのあった木綿子。悩みながらも頑張ってきた二人がお互いの癒しとなるような、温かい居場所ができたこと、本当

    0
    2025年05月10日

    Posted by ブクログ

    前情報なしで読み始めた。畑野智美さんの本は「大人になったら、」に続いてこれが2冊目。

    タイトルの「ヨルノヒカリ」。序盤で2つの意味を知る。でもそこからこの物語がどこに向かうのかわかりそうでわからなくて、先が気になって読むのを止められず一気に読み終えた。

    呼んでいる途中、朝井リョウさんの『正欲』を

    0
    2025年04月23日

    Posted by ブクログ

    作中の「人と人の関係性を表す言葉は、とても少ない。そのどれに当てはまらなくてもいい」という言葉が深く刺さった。
    価値観に正解はないこと、「普通」は「普遍」じゃないこと、自分の「好き」を曲げないことの難しさとかを説教臭くも湿っぽくもない温度感で描いていて素晴らしい。
    あと登場人物も基本的善人だけれど無

    0
    2025年03月24日

    Posted by ブクログ

    恋人という関係性に固執せず、周りの目は気にせず自分たちの納得する関係性で過ごしていくのもアリだなと思えた。

    0
    2025年02月13日

    Posted by ブクログ

     光は家族というものがわからない。
     木綿子は恋というものがわからない。
     自分が「普通」とは違うということに悩む2人が、小さな一歩を踏み出すまでの9か月間を描くヒューマンドラマ。
     物語は主人公の2人、光と木綿子の視点で交互に描かれていく。
              ◇
     大型台風が町を襲ったその日、強

    0
    2025年04月19日

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