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祖国中山は自分にとって小さすぎるのか――。楽毅の憂色は濃く、深い。四度にわたる隣国・趙の侵略。宰相だった楽毅の父は自ら望んで死地へ赴き、祖国は国土の大半を失った。趙の侵略はとどまるところを知らず、戦火が絶えない。が、祖国の君臣は方策を講じず、内外で声望の高まる楽毅を疎んじ続けた。苦難の戦いを強いられた楽毅はどこに活路を見出し、いかに理想の自己を貫いたか。
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Posted by ブクログ
実際に表舞台にたったのはとても短い期間だけだったのに見事さを失わなかった稀有な人だと。でも知れば知るほどコメさんが理想としていたのはうかがい知れるけども質は違うように思える…。
面白い!昔の中国、春秋戦国時代の人物の面白さ、混沌としてる中テワ、楽毅のような人物がでてくる。次巻が楽しみ!
苦悩する楽毅。一つ一つの策は成功するもののどうも小粒のような気が。所詮小国の中のアウトロー的存在なのでこの辺りがギリギリのところか。 中山王の死の事情が全く書かれていない。どうでもいいことではないだろう。さらに期待の存在だった皇太子も死ぬ。こちらは後から事情が書かれるがあっさりしすぎでは。その代わり...続きを読むさらにその子が中々の存在だが、相変わらず「王」を自称するのはなぜか。 最後、延々と燕の過去の話をするのは余計。
趙との戦いで、軍師としての頭角を表していた楽毅は、ついに、その名が知れることとなる。さまざまな戦いで戦果を得るが、それとは逆に、中山は王の愚策で衰えてくる。
中国戦国時代、楽毅の活躍を描いた物語の第2巻。祖国である中山は隣国の侵略でどうにもボロボロな状態になってしまいます。その中で知恵をめぐらせてもがく人々の姿が描かれます。 第2巻は序盤からハイペースでストーリーが進んでいき、物語に没入しているうちに読み切れました。面白いです。 楽毅や、楽毅が仕える中...続きを読む山王、敵方の武霊王など、様々な人物の姿が描かれ、同時にその人物の限界までも描かれることで、王やそれを支える宰相がどうあるべきか、という姿が示されます。 なお、結構大事な局面がサラッと1行で書かれていて、このシーンが読めたら読み応えあるだろうなぁと思ったのですが、本著が書きたいのはあくまで主人公である楽毅なのだということが伝わってくるようです。 しかし、過去の英雄たちが命を賭して政治に臨んでいたことを感じた第2巻でした。
滅亡に向かう中山国の中で、楽毅は何を考え行動したのか? 葛藤と決断がこの巻のテーマだと感じました。最後の章の郭隗の章も面白いです。 印象的な文章 ・孤独をつらぬくには勇気が要る。まったく援助を得られていない立場に身を置いてみて、はじめて自己と他者というものがわかる。自分で考え、自分で決断し、自分で...続きを読む実行する。これほど勇気を必要とすることはない。 ・こころざしが高い者は、それだけ困難が多く苦悩が深いということだ。人が戦うということは、おのれと戦うということであり、勝つということは、おのれに剋つということにほかならない。
まだ高名になる前の楽毅雌伏の時代を描く。どれ程、祖国中山への思いを持っても、中山国王との溝は深く、たとえその太子が人格者であっても楽毅の苦労は続く。そして、趙国の侵略は度重なる。
部下の郊昔が楽毅を評していう「自分と楽毅とは精神の置き方や置く場所が違うようである。」という部分に、楽毅の凄さを見出している。つまり、知らず知らずのうちに自分の立ち位置を、小さな場所に留めて視界を狭めてしまうことに対する警鐘だ。偉大なる人物は自分を世界・宇宙・自然などの大きなところからとらえている...続きを読むようだ。そこから始まる戦略は、偉大なものになりえる。危険なのは、精神の置き場を違え、つい陥りがちな目の前の小さな問題を解決するための戦術を戦略と勘違いすることだから。 「王必ず士を致さんと欲せば、まず隗より始めよ」この不朽の名言もこの時代に生まれた言葉だ。それぞれの王が持つ精神の置き場。それを見極めながら読み進めるのも楽しい。
楽毅の2巻目。 前に読んだことがあるせいか、いつもよりもスムーズに読むことが出来ました。 ここでは、楽毅と中山国との深い溝がありながら、中山国の将軍として戦う、男気溢れる楽毅を感じました。
漫画キングダムから派生して、一世代前の大将軍楽穀の物語を堪能できました。 2巻では孫子の兵法がよくでてきます。 ・人を致して人を致されず。 ・善く攻める者は、敵、その守る所を知らず、善く守る者は、敵、その攻める所を知らず。 あと楽穀の名言たち。 「公子、勇気を持たれることです。勇気とは、人より半...続きを読む歩すすみでることです。人生でも戦場でも、その差が大きいのです。」 「なにかを信じつづけることはむずかしい。それより、信じつづけたことをやめるほうが、さらにむずかしい。」
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