二重らせんのスイッチ

二重らせんのスイッチ

1,870円 (税込)

9pt

俺は犯人なのか――。
強盗殺人容疑で逮捕された、桐谷雅樹。
証拠は全て雅樹の犯行を示す!
最注目の著者が描く、"冤罪"ミステリー。

「桐谷雅樹。殺人の容疑で逮捕する。午前八時十一分」
2015年2月、桐谷雅樹の“日常"は脆くも崩れた。
渋谷区松濤の高級住宅地で飲食店経営者が殺害され、現金およそ二千万円を奪われる事件が起きた。凶器が購入された量販店の防犯カメラに映っていたのは、まぎれもなく自分自身の姿。
犯行現場から検出されたDNA型は雅樹のものと一致する。紙で切ったはずの手の傷跡、現場付近で寄せられた目撃証言……。すべては雅樹による犯行を示唆していた。
やはり俺が犯人なのか――自らの記憶、精神をも疑いはじめた矢先、雅樹の不在証明が偶然にも立証される。
しかし、待ち受けていたのはさらなる苦難だった――。

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二重らせんのスイッチ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ストーリーに大波はないけれど、常に波があり、終始読者を飽きさせない感じがした。
    途上人物もあまり多くなく、とても読みやすい。
    何よりも、よく考えられた設定とストーリーで記憶に残る物語でした。オススメです。

    0
    2025年06月29日

    Posted by ブクログ

    読後感がとても良かった。
    事件が解決したと思ったらそこから、さらに真相が明らかになっていくのが、読んでいて何度も驚かされた。
    エピローグは、心温まる内容だった。

    0
    2024年12月27日

    Posted by ブクログ

    社会問題や身近な人とのつながりなど、色んなテーマに触れられてるミステリー。
    とても読み応えがあった。

    あらすじ自体も面白いけれど、登場人物たちの心理描写が繊細で、感情移入しやすかった。
    他の作品も読んでみたい。

    0
    2025年10月29日

    Posted by ブクログ

    いきなり逮捕されちゃった桐谷雅樹。
    表紙からはBLものだとばかり思ってましたがこちらもミステリで冤罪を暴いていきます。
    次章で謎も解けていくのですが「大いなる計画」が気になる。てか、おおよその見当がつく筋なのですが、短い期間に互いの共通点から理解しあっていく2人。
    それに比べてナガノってお気に入りの

    0
    2024年11月15日

    Posted by ブクログ

    2024.4.21
    精神的にどん底 いえあ

    2月末?もはや1月頃から読んでた?
    ようやく終わりました。おめでとう。
    まさかの双子でしたぱてーんの物語

    何の罪も犯してない男
    強盗殺人の容疑である日急に逮捕される
    カメラの映像に残っていた人物は
    紛れもなく自分の姿
    どゆことーーーー!!な物語

    0
    2024年04月21日

    Posted by ブクログ

    ストーリーがよく作り込まれていると感じた。
    実際、自分と同じ人間が
    本当はもう一人いるって知ると怖いな。

    0
    2023年10月28日

    Posted by ブクログ

    辻堂さんの作品を初めて読みました。止まらなくなり、一晩で一気に読めた。
    突然、冤罪に巻き込まれた時の周囲の反応やその後、社会問題との関係も興味深かった。
    登場人物それぞれの人間性や状況も丁寧に描かれて読後感が清々しい。
    辻堂さんの他の作品も読みたいと思います。

    0
    2023年08月10日

    Posted by ブクログ

    存在を知らなかった一卵性双生児が関わるミステリー。一卵性双生児ってDNA鑑定が一緒になることや、海外への養子縁組の問題など、辻堂ゆめさんの作品は読みやすいのに色々知らなかった社会問題を教えてくれる気がする。

    0
    2023年04月29日

    Posted by ブクログ

    少々、ご都合主義かなと思う部分もあったが、面白かった。辻堂さんの作品は、いろいろな社会問題を提起した物が多く、考えさせられます。

    0
    2023年03月27日

    Posted by ブクログ

    何の変哲もない、いつも通りの日常から急転直下。
    主人公・桐谷雅樹は身に覚えのない強盗殺人容疑で逮捕されてしまう。

    防犯カメラに映っていたのは紛れもない自分の顔。
    更に犯行現場に残されていたDNAまで一致。

    冒頭から心鷲掴み。
    作者の狙い通り、犯人は簡単に予想出来てしまう。

    だが、そこからの予測

    0
    2023年02月18日

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