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添木田蓮と楓は事故で母を失い、継父と三人で暮らしている。溝田辰也と圭介の兄弟は、母に続いて父を亡くし、継母とささやかな生活を送る。蓮は継父の殺害計画を立てた。あの男は、妹を酷い目に遭わせたから。――そして、死は訪れた。降り続く雨が、四人の運命を浸してゆく。彼らのもとに暖かな光が射す日は到来するのか? あなたの胸に永劫に刻まれるミステリ。大藪春彦賞受賞作。
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Posted by ブクログ
こういう救いのない話が大好物、そして道尾秀介は本当に文章が面白くて没入感がすごい〜!! 胸糞あり、ハラハラありで最後までノンストップ。 ええぇ!まさかそんな展開!となったけど、見事に色んな伏線が回収された〜。 評価は☆5弱というくらいかな。
没入感よ〜!龍神の手汗。 訳ありな家庭に暮らす兄弟と、近しい境遇の兄妹との2重螺旋で進む物語。 もちろん部分的に接点が生まれ、関係性や謎が深みに、、 もう途中から止まりませんでしたよ。深夜3時過ぎましたけど!(自業自得) ちょいちょい太字になっている謎なフレーズなども、後書きで橋本満輝氏が予測...続きを読む回収していて2度美味しい。 次のを買います。
再読。19歳の兄と中学生の妹、中学生の兄と小学生の弟という二組の境遇の似た兄弟と、その周りの大人たちが織りなす悲しい物語。 道尾さんの作品の中でもベスト3に好きな作品です。私の中で道尾さんは、ミステリ作家というよりも純文学作家さんなので、少年少女の心情の機微を丁寧に捉えたこちらの作品は真骨頂。子供達...続きを読むのヒリヒリするような苦しみ。何者かになりたいのに何者にもなれない無力さ、頼りなさ、心細さ。思春期の臨場感がすごい。
血の繋がりのない親と人生を歩む事になってしまった2組の兄弟(妹)の物語。作中ずーっと雨が降り続いている様子が、すれ違う思いと意外な結末へと導く展開を、しとしとと、ジメジメと、切なさを倍増させていきます!! 感動とハラハラが楽しめる珠玉の作品!!
すごく良かったです。 道尾秀介先生の作品はどれも好きなんですが、 ドラマチックで、切なくて。 あっと驚くところもあって。 かなりおすすめです!
母を亡くし、継父と暮らす添木田蓮、楓の兄妹。 父母を亡くし、継母と暮らす溝田辰也、圭介の兄弟。 "家族"がテーマのかなり重めの作品。 複数視点で物語は進んでいく。 タイトルにもある通り、"雨"がキーワードになってくる。台風により雨が降り続くが、終始薄暗く...続きを読む不穏な雰囲気が漂っている。 雨が降っていたから、こんなことになってしまった…?雨が降っていなければ…? 登場人物の心理、降り続く雨、そして龍の描写が良かった。 「想像は人を喰らう」という表現が出てくるが、添木田兄妹も溝田兄弟も、そして読者の自分も、想像と思い込みで決めつけてしまっていた部分があった。 道尾秀介さんはどの作品もそうだけど、鮮やかな伏線回収が素晴らしい。そうだったのか!と気づいた瞬間が気持ち良い。 一読では全て気づけないくらい伏線が散りばめられているので、読み終わってすぐ再読するのがおすすめ。
家族って血の繋がりだけではなく信頼の道筋の方向が同じってことだと思います。 蓮と楓。辰也と圭介と里江さん。 物語の続きは読者に委ねられたのだろうけど、きっと哀しいけど潔い行動を2人はとったでしょうね。 再読だけど途中まですっかり忘れていた。 なので再度楽しめてお得でした(笑) 道尾秀介さんは本当に...続きを読む好きです。 いつも楽しませてもらっています。
道尾秀介のこの手の話が好きだーーー 風神雷神読んでいて、龍神があったことにこの間初めて気がついた。即購入。 嫌な予感とそれでも読み進めたい興味で一気読み。途中から読むのがもったいなくなった。 巡らされた伏線と人間関係、一人一人の背景。気づかずにいたミスリード。一つ一つに意味のある描写。 読みながら...続きを読む興奮してしまう。 そして解説がよかった。道尾秀介作品は私が隠された意図を読み込めていない(という自覚はある)ので、解説読んですごくすっきりした。ありがたい。 2人はどんな選択をするのか。 そこが描かれてないの、またよい。
実の両親を亡くし、義理の親の元で暮らす2組の兄弟の物語です。 雨が4人の少年少女の運命を狂わせる。 常に背景が雨であることが物語の不穏さを一層引き立てているように感じました。 物語が方向をガラッと変え始めてからはページを捲る手を止められないほどにのめり込みました。 雨は人々に被害をもたらすものであ...続きを読むると同時に恵みをもたらすもの。 雨雲が途切れ、光が差したように思えるラストが良かった
ずっと雨が降ってた。 救いがあった結末だなって、傾向的に(?)最悪を想定しつつ最悪になって欲しくないと願いつつだったから、ほっとした。 最後のラジオ、解説と同じ読み方をしてたから、そうあってほしいなって。
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