【感想・ネタバレ】はじめて読む 科学者の伝記 中谷宇吉郎【雪と氷の探求者】のレビュー

あらすじ

子どもたちに身近なテーマですぐれた研究を行った、児童書初登場の科学者にスポットライトをあてた伝記シリーズ。世界で初めて人工雪を作ることに成功し、北海道・グリーンランドなどを舞台に雪と氷の研究に情熱をささげた中谷宇吉郎の研究と生涯にせまります。

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Posted by ブクログ

世界で初めて雪の結晶を人口的に作り出した、中谷宇吉郎の伝記です。“雪は天から送られた手紙”
“不思議だと思うことが全てのはじまり”本書を読んで素敵なフレーズに出逢えました。

“発想の転換”“自然をよく見ること”“いちばん大切なのは役に立つこと” 中谷宇吉郎は恩師、寺田寅彦の教えにたがわず、雪の結晶に愛情を注ぎ研究に邁進しました。

札幌、東京、アメリカ、グリーンランド。世界を股にかけて研究にいそしむ宇吉郎。油絵、墨絵にも造詣が深く多彩です。家族思いで、良きお父さんの姿も描かれています。61年の生涯でした。

イラスト、写真入りで楽しく読むことができました。巻末には、おもしろエピソード入り「宇吉郎新聞」、氷の実験や雪の観察方法もあり、子供たちはやってみたくなりそうです。

本書を読んだことで、私が車のフロントガラスに見た星形は、“霜の花”であることが分かりました。

先日、『きらきら』という、雪の結晶の写真絵本を読み、中谷宇吉郎さんのことを知りました。そして偶然にも、すずめさんの本書のレビューを拝見し、とてもうれしかったです。中谷宇吉郎さんについて知ることができて良かったです。ありがとうございました。

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2026年02月02日

Posted by ブクログ


高野文子さん『ドミトリーともきんす』で、
紹介されていた中谷宇吉郎。
写真家ベントレーの雪の結晶の写真を見て、
雪の結晶の美しさに魅了され、世界で初めて
人口の雪を作った事は有名だが、雪の研究
だけでなく、恩師寺田寅彦の研究室では、
線香花火の研究、戦時中は凍上を防ぐ研究や、
飛行機につく着氷、戦後はアラスカやグリーン
ランドに行き、千年前の氷の研究するなど
幅広く、マイナス30度の極寒の環境下の中
での観察は凄い。伝記からは、世界中に
ある不思議さや美しさを自分の目で見て
発見する大切さや、自分の研究を人の暮らし
に役立てようとする熱意を感じた。

鳥井信治郎さんや、恩師寺田寅彦さんとの
エピソードなども興味深く、雪の結晶の観察法や
チンダル像など身近にできる氷の実験ものっていて、これまでの雪や氷の見方を変える良本。



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2026年01月26日

Posted by ブクログ

「物の理を学んでいるという気持ちを、忘れてはいけない」
この言葉が確かに敷かれた上にある生き様。
良かった。

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2021年03月13日

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