【感想・ネタバレ】窓ぎわのトットちゃん 新組版のレビュー

あらすじ

戦後最大のベストセラー『窓ぎわのトットちゃん』。単行本、文庫、絵本の累計は800万部!35カ国以上で愛読されています。本書はその新組版。字が大きく絵も鮮やかになりました!トットちゃんがユニークな教育のトモエ学園で、友達とのびのび成長していく自伝的物語。深い愛情で子どもたちの個性を伸ばしていった校長先生が、トットちゃんに言い続けた言葉「きみは、本当は、いい子なんだよ」は、今も黒柳徹子さんの宝物です。

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これを読んだ人生でよかった!と思います。
トモエ学園も、トットちゃん一家も最高。

まっすぐでいろんな物事に魅力を見つけられる才能って本当に素敵。子どもらしさいっぱいの表現に心温まるとともに、エピソード自体非常に可笑しく、たくさん笑った一冊だった。

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2025年12月04日

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研究によると9歳の頃が人生でいちばん幸せらしい。幸せな子供時代の感覚を思い出して何度かたまらず感涙。日常を愛おしく感じさせてくれた。
トモエ学園最高。とくに電車を運んでくるシーンが好き。黒柳徹子さんは大人になってからも、子供のときのものの考え方を覚えていてらこんなに瑞々しい文章にできるのだから本当にすごいと思った。

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2025年11月27日

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audibleで、ご本人による朗読。
 
一般的な小学校には馴染めなかったトットちゃんを受け入れた、トモエ学園で過ごした日々。
太平洋戦争が激化し、トモエ学園にも爆弾が投下され疎開するシーンで終わる。彼女の芽を摘まないで ; ;

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2025年10月15日

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オーディブルにて。
子どもを産み、真っ新な命を1年半見守ってきて強く感じる。子どもがはじめから持って産まれるものは「善」だけだ。
小林先生の教育方針にある、「どんな子も、生まれたときには、いい性質を持っている」というのは、真実だと思う。
でも、それを伸ばすために子どもを「自然」に暮らさせることがどんなに難しいことか!
家庭で実践されていたお母様にも敬服する。
大人の「こうしてほしい」は子どもには枷になる。
心に小林先生とトットちゃんのお母様を住まわせながら、社会のルールや大人の都合というものとどう折り合いをつけていくか、今日も考えを巡らせる。

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2025年10月09日

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ネタバレ

本当に素敵な話でした。
小林先生の思いなど、目で追ううちに涙が出ました。
小林宗作先生(金子宗作)の思いや教育方針は平成の日本の小学校には取り入れられているように見えます。
小学校とそれ以降の学校では教育方針が違い、小学校では、自分で考える力、自立心、子供達の心を育てる方針です。
のびのびと6年間を過ごし、今の自分があるのは小林先生のおかげかもしれません。

登場人物はあたたかい人が多く、人の温かさに触れたい時に、読みたい漫画です。

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2025年10月05日

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ずっとうるうるしっぱなしだった
お友達とのお別れのところは涙がこぼれた
こんな教育が理想だな…子どもがのびのびと育てられる環境、羨ましい
なるべく子どもの目線に合わせてあげたいと思いつつ、朝も夕方も「早く食べなさい」やっちゃってるなー…親にもゆとりがないと無理だなあ

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2025年10月03日

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読んで良かった!
トモエ学園と、小林宗作先生という素敵な先生の事を知ることが出来て、幸せなひと時を過ごしました。

こんなに素敵な学校があったのだと、黒柳徹子さんが最初にこの本を出されたのが1981年。
その頃私たちが受けていた教育といえば、画一的で、少しでも良い行動から外れると先生から引っ叩かれたり、廊下に正座させられたりしたなぁ、先生が武器(竹刀)を持ち歩いていて怖かったなぁ、と当時の記憶が蘇りました。

トモエ学園がなくなってしまったのは残念。
まさかここに電車のお教室があったとはね!と、いつも素通りしていた自由が丘のショッピングモールを感慨深く訪れました。

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2025年09月14日

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『窓ぎわのトットちゃん』をオーディブルで二度聴きました。聴き終えた後、胸に残ったのは「子どもの個性を大切にする教育」の尊さでした。

この作品は1981年に出版された、黒柳徹子さんが40代後半で書いた自伝的エッセイです。私自身、子どもの頃に読んだことがありましたが、その時の印象は「明るく元気な学園もの」程度でした。けれど、大人になって改めて耳で聴くと、トットちゃんの純粋さや小林校長のあたたかさが、まるで自分自身に語りかけてくるように響いてきます。

特に心を打たれたのは、トットちゃんの小さな好奇心を、校長先生が「やめなさい」と否定するのではなく、「もっとやってみよう」と受けとめる姿勢です。子どもの行動を大人の尺度で抑えつけず、伸びやかに見守る。その信じる力こそが、個性と想像力を育む土壌になるのだと強く感じました。

一方で、私はこれまで、詰め込み教育やスパルタ的な競争社会の中で生きてきました。自我を抑え、周囲を気にしながらも、いざという時には一気に前へ出る。そのような生き方こそが経済発展や技術革新を支えてきたのだ、と今でも思っています。そのため、トモエ学園の教育を初めて知った頃は「弱者向け」と受け止めがちでした。ところが今回聴き直してみると、むしろ現代社会を生き抜くために欠かせないのは「自由」「個性」「想像力」ではないか、と考えさせられました。

事実、この本は世界で2500万部を超えるベストセラーであり、そのうち1700万部以上が中国で読まれています。学力競争の厳しい中国で、これほど多くの人々がトモエ学園の理念に共感したことは、偶然ではないでしょう。

振り返ってみると、教育に唯一の正解はありません。社会を前に進めるための努力や競争の厳しさも必要ですが、それだけでは人の心は疲弊してしまう。だからこそ、トモエ学園のように子どもの心を信じ、のびやかに育てる教育が大切なのだと思います。自分自身の歩んできた道と照らし合わせながら、その両者をどうバランスさせていくかが、これからの課題なのかもしれません。

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2025年09月13日

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ネタバレ

良い意味で、なんでも良いじゃないかと思えた。
しっかりと話し合える、だからこそ分かり合える。嫌なことを我慢するのではなく、楽しいことをたくさんみんなでつくる。それがどれだけ素晴らしい事なのか、トットちゃんが自身の体験から教えてくれた。

言葉にするのが少し難しい。様々な感動に包まれている。人と人は、これほどまでに分かり合えるものなんだという希望に感動し、悲痛な別れに胸が苦しくなる感動、小林先生の教育者としての姿、トットちゃんのご両親の姿勢、この時代にトットちゃんの様な子どもを育てるのはとても難しいにも関わらず、本当に我が子を愛する姿に感動した。

もっと感想は色々あるのだと思う。けれど、今は感動した。これだけにしておく。若いうちに読めてよかった。この先の人生、もっと人と分かり合える人生が待っていると思うとワクワクもする。またいずれ読もう。

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2025年09月03日

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本当にこんな自由な学校が存在していたのか半信半疑になるほど、子どもたちがのびのびと過ごしていた印象を受けた。好奇心旺盛かつ、みんな仲良く生活する子どもたちももちろんすごいんだけど、何と言ってもやはり、トモエ学園の校長先生(小林宗作先生)の子ども一人一人の個性を尊重する姿勢が素晴らしすぎた。しかもこの類の教育が、個別最適な学びとか言われる現代よりもはるか前の、戦前から戦中にかけて展開されていたのが驚き。戦火で焼けてしまったせいでトモエ学園そのものは残ってないけれど、トットちゃんや小林先生たちの魂は、今の時代にも通じると思う…!

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2025年07月14日

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第二次世界大戦前後にこのような学校があったことにまずは驚き。個性の尊重、みんな違って当たり前。それを1人でも多くの人が受け入れることができるようになるといいな。このような学校や校長先生、考えを持った人が増えることを願います。

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2025年07月13日

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読み終わるのが惜しいような、幸せな本。
こんな学校あったらいいな。無いのかな?
今こそあるべきだよね。

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2025年06月27日

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ネタバレ

これ、1981年に出版された本なの……? 初めて読んだけど、面白さが色褪せてなくてびっくりした。今ではおそらくなんらかの病名がつけられてしまう気がするトットちゃんの行動の破天荒さが(本で読む分には)面白く、またそれを受け入れていた小林先生の素晴らしさに感動した。このような行動に理解が進んでいる現代でさえ、こんな教育はできないと思う。トットちゃんが垣根をジクザクに潜り抜けて「ごめんくださいませ」「ではさようなら」をしながらスカートとパンツをビリビリにして帰ってくるところでさすがに吹き出した。

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2025年06月23日

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小学生だった頃、確か2年生か3年生くらい..?遥か昔。
担任の女性の先生が毎朝トットちゃんを読んでくれていた。
大人になって、結婚して、娘が生まれて、娘が中学生になり、中学校で毎朝読書の時間があるからと言った。私も久しぶりに読書を再開しようと思い、娘の本棚にトットちゃんがある事を思い出してまた数十年ぶりに読む事にした。
そこには変わらず、元気で、好奇心旺盛で、突き進むトットちゃんがいた。

来月、東京に行く予定があるのでいわさきちひろ美術館に行こうと思う。

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2025年06月17日

Posted by ブクログ

トットちゃんは天真爛漫
好奇心が強く
興味をもった物には
周り構わず真っしぐら

先生に何度注意されても
落ち着かず
廊下に立たされ
小学校を退学になるほど
周りの大人たちが手を焼く子供でした

そんなトットちゃんが
トットちゃんらしい天真爛漫さを
失う事なく 個性や魅力へと昇華し
現在まで様々な分野で活躍されていられるのは
周りの大人達 特に小林先生とご両親の愛と優しさがあったからこそなのだと思います

トットちゃんの言動は
私にも似ている所があり
度々 変わっていると言われて来ました
ただ 残念ながら
私の個性を認めてくれる大人は
周りにおらず
変わっていると言われないよう
自分を押し込みながら
生きてきました

あー
私もトモエ学園のような学校に通いたかった
小林先生のような大人に出会えていたら‥と
思います

本を読み終わるのが寂しく感じるほど
トットちゃんは可愛らしく 
とても魅力的です

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2025年06月14日

Posted by ブクログ

黒柳徹子の個性は、どこに行っても潰されない強さはあるだろう。
その個性をいい方向に向けさせる大人に出会えたことが、今の黒柳徹子を作ったに違いない。
小林先生も、トットちゃんのお父さんもお母さんも、素晴らしい。トットちゃんの記憶でデフォルメされてるとしても、いい人達だったんだろうな。

人生は、出会い

子供を育てるには、大人側の余裕が必要だと強く思った。私は、そんな大人にはなれていない。些末なことにとらわれて、しょっちゅうカリカリしてしまう。トットちゃんが、退学させられた学校の教師と同じ。

ほとんどの親や先生は、子供を型にはめるのに必死になって、型にはまらないと悪い子とレッテルはって、戦前と今とたいして変わりない。

発達障害の治療薬は、一定の効果があっていいんだけど、小林先生なら使わないだろうな。
社会が発達障害という病気を作りだしてる一面があるかもね。
凡人が天才に講釈垂れて、いいことしたつもりにならないよう気をつけないとね。

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2025年06月08日

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黒柳徹子さんがご自身の幼少期を描いた自伝的小説。

トットちゃんが、落ち着きのなさを理由に前の学校を退学になってしまい、新たな学校「トモエ学園」に入学する。天真爛漫なトットちゃんをありのままに受け入れ、互いに認め合い、その子がその子らしく、のびのびと豊かに学び、成長していける教育がそこにはあった。
戦前にこんな学校があったなんて。
そして、こうした教育方針を大切にして、それを実現された小林先生のような教育者がこれからも増えてほしい。
まさに、地域共生社会の原点だなと感じました。

小説も映画もとても良かったです。

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2025年06月02日

Posted by ブクログ

現在、特別支援学校で勤務しています。

まさかこんな昔に、様々な子どもたちが伸び伸びと過ごせる学校があったとは驚きでした。

そして、驚くことに今の特別支援学校で実践していることに繋がることの多いこと。特に、リトミックはどこの支援学校でも行っています。散歩も今の生活単元学習に通ずるものを感じますし、自分もよく季節探しの単元や校外学習などで取り入れます。お弁当の時間のお話は、今の時代の他者理解及び自己表現力に通ずるものだと考えます。

あの時代にトモエ学園のような「席も自由、何から勉強するかも自由」といった先進的な学習を子どものためにされたことや、「海のものと山のものを持たせてください」等と子どもがわくわくするような言葉や活動で、且つきちんとした教育理念で指導・支援にあたられた教育者がいらしたことは本当に誇りに思うべきだと思います。

このような素敵な経験をされ、誰にでも読みやすい文にしてくださった皆さんに感謝します。

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2025年05月29日

Posted by ブクログ

大人にはわからない不思議な行動も、子どもにとっては大事な大事な宝物で、それを包んでくれるような大人がいること、言葉にこそできないけど、ありのままの感情、感覚がじんわりとトットちゃんに刻みこまれていく様子が何よりあたたかくて、読んでいて涙が出た。小さな我が子を育てている身で読んだので、きっと色々な事態に直面するのだろうし、子どもにしかわからないことだって、子どものうちから体験していくのだろうな、と。私が我が子にしてあげられるのは、“信頼”かなと思った。

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2025年05月18日

Posted by ブクログ

後半、涙がボロボロ。
棺の中の泰明ちゃんに、夏休みに脚立と自分の頭を使って木に登らせた思い出が蘇って涙が止まらなかった。ずっと一緒にいたよね。

明日が待ち遠しい毎日。
自分を善きものとして扱ってくれる大人たち。
子どももこんな環境で育ててあげられたらな。
ちょっとした大人の言動が、子どもの人格形成に関わるのか。幼少期に大人から受ける影響の大きさにちょっと怖いまである。

戦前の自然豊かでのんびりした東京の雰囲気から一転、太平洋戦争に突入していく雰囲気を子どもの視点で見ると、改めて戦争てなんてむなしくて恐ろしいんだと。

本当に家に帰ってきた子どもが学校であったことを喋るのを聞いているような感覚で読んだ。昔のことをこんな瑞々しい表現で書けるなんて、本当にすごい才能。世に出た当初、話題になった理由が読んでみてよく分かった。
そして、あとがきでも触れられているけど、発達障害に対して、世の中に理解を広めたきっかけとなった作品だと思う。
この作品に救われた人が大勢いたんじゃないかな。

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2025年05月06日

購入済み

色褪せない

瑞々しい世界

#深い #憧れる #共感する

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2024年06月02日

購入済み

教育と戦争を語る不朽の名作

⚫️戦争が暗い影を落とす昭和10年代に、発達障害の小学生トットちゃんが、先進的で自由な校風のトモエ学園において明るくすごす日々を描く。昭和56年発刊の黒柳徹子による自伝で戦後最大のベストセラーだ。⚫️自分は愛知県在住である。発刊当時、管理教育の愛知県では、本書を学校図書館から締め出していたようだが、小学3年の女性担任教諭は読み聞かせをしてくれた。世評どおりの良書だと思っていたのだろう。⚫️本書は読者に障害者差別を始めとしたあらゆる差別が過ちであることを心に刻み込ませる不朽の名作である。近日の映画公開も楽しみだ。 

#ほのぼの

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2023年12月07日

ネタバレ 購入済み

今の人に読んで欲しい本

黒柳徹子のファンで今回読ませて頂きました。
今の私には刺さる部分が多く、なぜ子供の頃読まなかったんだろうと不思議に思います。ほんとに感動致しました。

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2022年09月03日

購入済み

軽快なリズムで読み進められる感

前から読んでみたかった、窓ぎわのトットちゃん。なかなか手が出せなかったのは、今、母親であるということからです。教育的なことが組み込まれている本だということが、いろいろな方のレビューを見て知っていましたから、わたしの今の子供に対しての姿勢に自信をなくし、負の感情が湧いてくるのではと思っていました。ですが、読んでみると、とても楽しく、リズミカルで軽快に読めてしまう。また、トットちゃんとその周りの方はとても素敵な方たちばかりで、負の感情どころか、とても前向きな気持ちにさせてくれるのでした。
こんなに何も考えずにただただ本を楽しめたのっていつぶりだろう。本当に読んでいて楽しかったです。

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2020年07月16日

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小林先生の教育方針が、現代の教育方針と全然違うと感じた。小林先生の元で小さい頃に過ごすことができたら、大人になってからも自分らしく生きることができるんだろうなと思った。徹子さんの個性、生き様はトモエ学園での生活が基盤になっていることを知れて納得した。

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2025年12月06日

Posted by ブクログ

お年寄りの貴重な昔話は聞くべきであるということがよくわかる傑作自叙伝。

ハンデを持った子供たちを広い心で受け止める校長の素晴らしさに感動しつつ、
その横で起きている戦争の匂いの不穏さと苦しみに切なさも感じる本でした。

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2025年11月26日

Posted by ブクログ

小林先生のつくるトモエ学園、温かすぎます!!!
読んでいてこちらまで安心する感覚になりました。

時代背景から切ない気持ちにもなりましたが
総じてとても心地の良い読書体験になりました◎

トットちゃんのご両親もすてきすぎて。
もちろん、トットちゃんも。
心洗われました。

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2025年11月20日

Posted by ブクログ

小林先生も素晴らしいけど、何よりお母さんの柔軟性がすばらしい…!子どもを抑え込むのではなく、受け止め、可能性を信じ、より良い環境にアプローチする行動力。

あらゆるエピソードが楽しい思い出として描かれている事に時折うるっとしながら読みました。

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2025年11月11日

Posted by ブクログ

トットちゃんがトモエ学園にくることになったときからトモエが燃えるまでの日々を書いたエッセイ

淡々と書かれてるけど、トモエの日々がどれほど暖かくて楽しいものだったか伝わってきて読んでいて幸せだった
最後の方は戦争の話が多くてトモエでの出来事は少なくなってきて悲しかった

読んでよかった

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2025年09月15日

Posted by ブクログ

子供時代の楽しい思い出、失敗、経験が生きる力になるのだと思った。
親として、子どもを型にはめないように気をつけて、
1人の人間として、やりたいことを気が済むまでさせてあげたい思った。

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2025年09月03日

Posted by ブクログ

徹子さんが何であんな愉快なのか知りたくて読んでみた。
フィクションか?と思ってしまうくらい楽しい小学校のお話だった。
トットちゃんは根はいい子なんだけど、じっとしていられなくて、お喋りで、好奇心旺盛。実際自分自身の隣にいたら、トットちゃんを育てきゃいけなかったら、、自分はこんな素敵な教育はできないだろうな、、、
のびのびと育てることは大切なので、少しずつだけど私も見習ってみようと思った。

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2025年08月19日

Posted by ブクログ

有名な小説家が書いたのではないかと思う作品だった。本当にあの黒柳徹子サマ?
本当にあった昔の記憶と、それを子ども目線から綴る文章はとても素敵に思った。子ども目線というのは文章の書き方も同様であるが、モノの感じ方が大人になってしまうと感じ取れない視点から書かれていたのがとても面白かった。子どもの頃の記憶は曖昧で断片的でむしろ忘れていることの方が多いが、そんな懐かしい感情を思い出させてくれる一冊だった。何気なく“黒柳徹子”であるというだけで手に取ったが、久しぶりに感激した作品だった。
◎内容
自由で好奇心の強いトットちゃんの通うトモエ学園での生活についてのお話
毎日別の席に座っていいし、何の科目から取り組んでもいい、そんな自由なトモエ学園を設立した小林宗作先生は「どんな子どもも素晴らしい才能を持っている」という。子どもたちの個性を尊重し、どんな子どもでも温かく受け入れる学園である。トットちゃんは好奇心を抑えることができず、落ち着きのない子どもで、トモエ学園の前の小学校を退学になっている。しかし、トモエ学園でのトットちゃんは前のトットちゃんしか知らない人からすると見違えるように変わった。そんなトモエ学園ではどんな生活が送られるのか・・・
◎結末
戦争による原爆でトモエ学園は燃え尽き、また、疎開で生徒たちは離れ離れになることとなった。その後再会を果たしている。トットちゃんのトモエ学園の先生になるという約束は果たせなかったが、この小説でトモエ学園での生活を綴ることを、先生への贈り物としている。

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2025年07月15日

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もっと早く読みたかった…子供達はいつの時代も変わらずいて、新しい事に目を輝かせたり、思った事を素直に言葉にしている。子供なりの色々な考えを活きたものにするにはやはり周囲の大人が大事なんだ。

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2025年10月17日

購入済み

昔、読んだ事ありますが、映画化やアニメ化は、徹子さんが断り続けられてましたが令和になっての劇場アニメ化。ほとんど忘れていたのでこれを機に改めて再読。

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2023年11月07日

ネタバレ 購入済み

導くってこと。

話題になった当時には読もうと思ったが、本の良さがわからなかった。
時が過ぎ、今ならどうだろうとチャレンジしてみた。

驚いたのがよほど楽しい思い出だったのか、小学校低学年の頃から覚えているという事。
私はほぼ忘れてしまい、小学校時代の同級生すら思い出せないというのに、転入初日の事から事細かく記されていました。
それだけ黒柳さんにとってトモエ学園は大きいものだったのでしょう。

今では考えられない自由な校風、教育に情熱をもたれた校長先生。
楽しい雰囲気の裏では、太平洋戦争中ということで表からは分からないご苦労もなされていたのだろうとお察しします。

黒柳さんのお母さんも素晴らしい方だわ。うらやましいです。

教え導くってことの大切さに気づかされます。

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2022年12月27日

Posted by ブクログ

audibleで聴読。黒柳徹子さんの声で聞けるので、特別感を感じながら聴けた。
昭和の戦後の片鱗を知ることができる物語で、時折り感じる哀愁に胸が詰まるような思いを覚えながら読んだ。校長先生がいい人すぎる。
映画化もされたようなので機会があれば、見てみたい。

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2025年11月15日

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