あらすじ
ページをめくる手が止まらない
圧倒的なリアリティのスパイお仕事小説!
★ SNSのアイコンを用いて、意中の相手と親密になる
★ 苦手な相手とも、“猫の距離感”で仲良くなる
★ 電柱の何でもないマークで、こっそり連絡を取り合う etc……
元公安の「中の人」だった著者だからこそ、
本当の心理戦、情報戦をここまでリアルに描けた!
【 警視庁公安部 】 とは
……国家の安全を守るために、
テロやスパイ活動、過激派、サイバー攻撃などの脅威を
未然に防ぐ捜査・情報収集を行う部署
――― あらすじ ―――
喫茶「ハム屋」の店主・稲見には、
お客さんや家族にもナイショにしていることがある。
それは以前、警視庁の公安部(※)に勤めて
情報活動をしていたという過去。
日本を外国の脅威から守るため、
数々の心理戦を行ってきた彼は
職業柄、人と人とのコミュニケーション術に長けている。
だが、そのために困ったことに!!
「ハム屋」にはいつも、
ご近所さんからの様々な人間関係のトラブル相談が
舞い込んでしまうのだ。
◎挨拶しても無視される同じマンションの住民
◎ママ友LINEグループでのいやがらせ
◎女子高生同士のいじめ etc……
人の頼みを断れないお人好しな性格も手伝い、
けっして乗り気ではなくても、
元公安の技術を使って店主はそれらのトラブルを“渋々”解決していく。
そんなある日――。
店主・稲見は誰かに監視・尾行されていることに気付く。
いったい誰が!?
まさか……
“スパイごっこ”に関わるあの人物!?
穏やかだった「ハム屋」の日常は、
徐々に緊迫感を増していき、
喫茶店は開店休業状態に。
ついには国家的サイバー犯罪に巻き込まれ、
大ピンチを迎えることに――!
――――――――――――
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
途中からの急展開と、クライマックスの手法は、へぇ~と驚いた。
この本自体、文学的な美しい文章で読ませるというより、風景で描いているイメージ。この本は終始、主人公の目で見たもののみで描かれていて、とにかく軽やか。
この独特な軽さは好き嫌いが分かれそうだが、私はかなり好きだった。
不思議な爽快感を持つ本。
Posted by ブクログ
「最後に…稲さんの正義が間違っていないかどうか、よく考えてね」
-----------------
元公安の喫茶店マスターの稲さん。守備範囲はご近所トラブルから国家を揺るがすサイバー犯罪まで。物語前半はご近所トラブルから入り、徐々に国家間の問題が絡んでくる。
様々な登場人物が出てきて、多すぎて整理するために紙に書き出してようやく見えてきた感じ。
話法のテクニック的な解説や単語解説も随所に挟まれており、チョットした勉強にもなるかも。
さすが、人に知られないように解決する職業柄がやっていることは地味な印象。小説としては気軽に読める部類ですね。
土曜18時の某アニメに出てくる、探偵事務事務所の下の喫茶店のあの人をイメージすると少しものたりないかもしれませんw