作品一覧

  • 見て感じて考える
    値引きあり
    -
    1巻2,255円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 「ビルマの竪琴」の作者が、戦後日本で見て感じて考えた」ことをまとめたエッセイ集。自由主義を愛した著者に、戦後はどう映ったのか? 日常と哲学が交錯する、珠玉の随筆集である。 【目次より】 1 学生事件の見聞と感想 2 門を入らない人々 3 心理戦略 4 原爆のこと 5 在米の安倍先生に 1 砂の上にて 2 磯 3 国籍 4 すこしきたない話 5 俗論 1 精神史について 2 進歩思想について 3 「日本人とは何か」について 4 両次大戦間のドイツの文芸思潮 あとがき 竹山 道雄 1903~1984年。評論家、ドイツ文学者、小説家。日本芸術院会員。東京大学教養学部教授。東京帝国大学文学部独文科卒業。 著書に、『光と愛の戦士』『失はれた青春』『ビルマの竪琴』『北方の心情』『憑かれた人々』『希臘にて』『手帖』『樅の木と薔薇』『失われた青春』『見て感じて考える』『古都遍歴-奈良』『精神のあとをたずねて』『白磁の杯』『昭和の精神史』『ヨーロッパの旅』『續 ヨーロッパの旅』『まぼろしと真実 私のソビエト見聞記』『剣と十字架 ドイツの旅より』『京都の一級品 東山遍歴』『人間について 私の見聞と反省』『時流に反して』『日本人と美』『乱世の中から 竹山道雄評論集』『みじかい命』『竹山道雄著作集(全8巻)』『歴史的意識について』『主役としての近代』『尼僧の手紙』『昭和の精神史』『昭和の精神史』『竹山道雄セレクション(全4巻)』(平川祐弘編)『昭和の精神史』『西欧一神教の世界』などがある。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 戦後70年 特別コミカライズシリーズ 1 二十四の瞳
    完結
    -
    全3巻547円 (税込)
    瀬戸内海の村に赴任してきた新米の女性教師・大石先生は、分校の12人の生徒たちと絆を深めていく。しかし時代は、戦争へと向かいつつあった。
  • ビルマの竪琴
    4.1
    1巻649円 (税込)
    ビルマの戦線で英軍の捕虜になった日本軍の兵隊たちにもやがて帰る日がきた。が、ただひとり帰らぬ兵士があった。なぜか彼は、ただ無言のうちに思い出の竪琴をとりあげ、戦友たちが合唱している“はにゅうの宿”の伴奏をはげしくかき鳴らすのであった。戦場を流れる兵隊たちの歌声に、国境を越えた人類愛への願いを込めた本書は、戦後の荒廃した人々の心の糧となった。
  • ビルマの竪琴
    3.0
    1巻1,265円 (税込)
    平和への祈りに満ちた、戦死者たちへの鎮魂の書。図版、イラスト解説で関連知識も身につく! 〈収録作品〉竹山道雄「ビルマの竪琴」 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。
  • 若きウェルテルの悩み
    -
    1巻935円 (税込)
    親友のいいなずけロッテに対するウェルテルのひたむきな愛とその破局を描いたこの書簡体小説には、若きゲーテが味わった青春の情感と陶酔、不安と絶望が類まれな抒情の言葉をもって吐露されている。晩年、詩人は「もし生涯に『ウェルテル』が自分のために書かれたと感じるような時期がないなら、その人は不幸だ」と語った。

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ユーザーレビュー

  • ビルマの竪琴

    Posted by ブクログ

    戦後に発表したとなると、当時は否定的な意見も多かったでしょう。
    戦争の残虐性だけでなく、かといって感涙を誘うだけの話ではない。
    人間として大切な事は何か、実はものすごく単純で当たり前の事を考えさせてくれるお話。

    童話の形式で書かれているので、子供がもう少し大きくなったら、ぜひ読んでほしい一冊です。

    0
    2024年08月18日
  • ビルマの竪琴

    Posted by ブクログ

    児童文学。くもんの推薦図書ではハリーポッターと同レベルのFに並べられています。
    文体は優しく、音楽を主軸として、異国での苦境の前線を描いており、短い話で、中学生なら読み通せる子がいてもおかしくないかなぁと思わせます。

    作中には青いインコが登場しますが、その描写がいかにもリアルで感心しました。
    うちにもインコがおり、今もマラソンを観戦している家族に混じって、テレビと家族に向かってピィピィと楽しげに鳴いています。
    南国にいるインコがありありと想像され、また健気さに泣きながら読み終えました。

    今起こっている戦争とは、状況や価値観が違うものと思いますが、だからこそ1番根っこの大事なものについて思い

    0
    2024年02月25日
  • ビルマの竪琴

    Posted by ブクログ

    この物語が空想で書かれたということに驚いた。しかし著者が生きていた時代、教え子たちが実際に南方で死に、彼らを常に悼み、弔っていたのは、まさに水島上等兵さながらであり、その実感がこの物語のリアリティを高めている。

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    2023年04月06日
  • ビルマの竪琴

    Posted by ブクログ

    これは、児童向けの童話として書かれたものですが、現代においては、むしろ大人が読むべき一冊となっているように思われます。
    それは、相当な年配者が、懐かしく読むのではなく、壮年期の闊達に日々を生きているはずの年代が読むべきだろうと思います。
    はたして、「自分たちはどこに生きているのか」「誰と生きているのか」、そもそも「何をしているのか」気付くために。
    .
    現代日本人は、何かにとり憑かれたように、考えることも、確認することもなく、まっしぐらに走っている。
    それは、走ることを半ば強要されているからでも有り、そのことに或いは気付きながらも、批判することなく従っている結果のように思えます。
    何に向かって走

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    2021年08月31日
  • ビルマの竪琴

    Posted by ブクログ

    戦争に命を奪われ、生きた証を残すことの叶わなかった人たちがいる。

    骨となり異国に戻ることのできない人たちがいる。

    レクイエムは、生きていくものたちのための救いでもある。

    発表当時は「児童向け」として書かれた作品ですが、小学校高学年でもこのままは読みづらいかもしれません。中学生におすすめ。

    0
    2020年11月21日

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