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Posted by ブクログ 2024年02月25日
児童文学。くもんの推薦図書ではハリーポッターと同レベルのFに並べられています。
文体は優しく、音楽を主軸として、異国での苦境の前線を描いており、短い話で、中学生なら読み通せる子がいてもおかしくないかなぁと思わせます。
作中には青いインコが登場しますが、その描写がいかにもリアルで感心しました。
うち...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年08月31日
これは、児童向けの童話として書かれたものですが、現代においては、むしろ大人が読むべき一冊となっているように思われます。
それは、相当な年配者が、懐かしく読むのではなく、壮年期の闊達に日々を生きているはずの年代が読むべきだろうと思います。
はたして、「自分たちはどこに生きているのか」「誰と生きているの...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年08月31日
南方から帰ってきた傷痍軍人で溢れ、焼け野原が残るーそんな時代にこの本は書かれた。
当時の日本は、復興という明るい使命感に燃えるものの、戦中から一転、戦争を絶対悪と見なし、戦争に対して、また戦争に関わったものたちに対して、冷静な分析をするものがいなかった。亡き者たちを英霊などと言って語っては、戦争賛美...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年11月05日
子ども向けに書かれた小説、とのことで、やさしい言葉で書かれているが内容はとても深く難しい。若いときに一度は軍に入隊しなくてはならない当時の日本と、僧として修行しなくてはならないビルマ(ミャンマー)。どちらがすぐれているか。どちらが良いのか。どちらが豊かか。幸せとは、豊かさとは何か、深く深く
考えさせ...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年09月08日
現地に行った。赤土を踏んだ。慰霊法要をした。視界がぼやけた。
昨年11月のインド・ミャンマー行きから帰ったら必ず『ビルマの竪琴』を読むと決めていて今回映画('56年版)も鑑賞した。
文章やワンシーンの端々に見られるビルマの景色や人々。ついこないだ行ってたもんやからイメージしやすい。...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年12月29日
「文学作品」として有名なこの話。
実は「児童文学」だったんです・・・!
時代は日本が敗戦に向かって、一直線だったころ、ビルマの密林の中を逃げまどう1小隊がいた。
その中にいた、竪琴を弾くのがとても上手な水島上等兵が、ある任務中に姿を消し、消息がわからなくなってしまう。
やがて、日本は負け、...続きを読む
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