あらすじ
7つのミステリを横断する、著者初の短編集
面白い小説をお探しのあなた、この本はいかがですか?
謎が謎を呼ぶ、7つの怪事件……
ミステリー界のグランドスラム(江戸川乱歩賞、日本推理作家協会賞、このミス1位、週刊文春ミステリー1位)を達成した著者が放つ、驚天動地の短編集!
当代随一のストーリーテラーが贈る、最高のスリルとサスペンス!
驚愕の展開と見事な謎解き、そしてドンデン返し!
ミステリーをベースに、ホラー、サスペンス、SF、ファンタジーなど、エンタテインメント小説のあらゆる要素を盛り込んだ、傑作短編の豪華詰め合わせ!
短編って、こんなに面白いんだ。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
さすがの高野和明さん。読ませる読ませる。
ホラーは苦手だから(といっても、ホラーとまではいかない幽霊系のストーリー)ゾワゾワさせられたけど、読みだすとどの作品もハラハラがあり、先が気になって仕方ない。
死人に口ありでは、この生臭坊主、なんのためにいるんだ?と思っていたら、まさか、そこでそんな役割を与えられていたとはw
どの作品も、ラストは予想を裏切る面白さがあった。
Posted by ブクログ
ホラーありのミステリ好きな方にオススメです。短編集ということで、一編ごとにコロリと変わる作風(路線?)がいいですね。
小学校が舞台の作品まであるのは驚きました。微笑ましいです。
ラストの一編は、どうしてという気持ちも抱きつつ、ベターな感じにおさまったので、読後感が良いです。
一番ハラハラしたのは、ビル内でのチェイスでした。
Posted by ブクログ
高野和明さんの短編集。
ミステリーをベースにSF、ホラー、サスペンス、ファンタジー要素が盛り込まれた作品。
短編集は読みやすいけれど、ちょっと物足りなさを感じることがありますが、高野さんの作品はどれも読み応えあり。特に好みだったのは、『ハードボイルドな小学生』と『天城の山荘』。
『ハードボイルドな小学生』は、主人公がクラス内で起きた怪文書事件の犯人を探す物語。主人公・優くんの大人の男性を意識した口調や行動が微笑ましい中、子どもならではの視点で事件を解決していく過程がとても面白かったです。
『天城の山荘』は、時代背景も含めて好み。怖いけど面白くてページを捲る手が止まりませんでした。
満足度の高い短編集。
Posted by ブクログ
高野和明の小説を読むと、人間に対する愛、きれいなものもそうでないものも含めた大きなものに対する愛を感じる。
「ハードボイルドな小学生」は傑作。
Posted by ブクログ
皆さんにも共感して頂けると思うのですが、無条件に文体が好きな作家さんというのが存在しますよね。
その作家さんが書かれると不思議となんでもすーっと入ってくる感じ。
私の中で高野さんもそんな作家さんのお1人。脚本家のお仕事がメインなのでしょうか、中々新作を出して下さらないのでロスっておりました。(白井さんも別の意味でロスっています、そろそろあの毒が欲しい)
欲を言えば長編が読みたかったんですが、出して下さるなら文句は言えません、有難くいただきますぞ!!
うん、世にも奇妙な物語みたいだった!!(タイパ)
全体的にほんのりホラー味多め。
それではお決まりの各章ごとの感想をば。
【ゼロ】
記憶のない男が政府に保護されて、それはもう手厚く歓迎される。
俺は何者なんだ、でもみんな優しいぞ、ちゃっかり恋もしちゃうぞ、でも俺は何者なんだ?
抗えぬ己の過去への執着!彼は自身と向き合う決意をする、やめときゃ良いのに!でも私も絶対同じ感じになる!
私といえばラストに異様な拘りを持つ人間としてその界隈では有名ですが(大嘘)これよこれ!
こういう投げっぱなしジャーマンが大好物なんですよ!
いや、美しい終わりも好きなんですが、SFはこれで良い!
自分に照らし合わせて考えてみると、こうなるのが1番怖いかも…
【跫音】
エナメルブーツの足音が毎日自分の後を着いてくる。
なんとエロ…不気味なんでしょう!
リストラされて時間を持て余していた沢木は、友人にしか聞こえないという足音の調査に乗り出すが、やがてそのエロ…
不気味な足音は沢木の耳にも届くようになってしまい…
待っているのはエロテロリストとのラッキースケベか、はたまた近隣で起こった殺人事件の被害者の怨念か
…!!
でもね、あの世より恐ろしいのは人の世かもしれません。
【死人に口あり】
刑事コロンボスタイル。
うちのカミさんがね?ってやつ。
初めから犯人が分かっているのですが、彼にもたらされる衝撃の事実。
なんと遺体が発見された墓地で、その被害者女性らしき幽霊が手招きしているのを見たという目撃情報が。
コロンボと犯人の攻防戦が始まる!
この犯人が絵に書いたようなクズで笑えてきます。
小道具のパイプがお洒落。表紙にも書いてありますね(シマシマしてるけど)
流石は脚本家さん、見せ方を熟知してらっしゃる!
【二つの銃口】
整備会社に勤める石山は、仕事で訪れた学校の校舎内に無差別殺人犯と2人きりで閉じ込められてしまう。
しかも相手はショットガン所持。
これだけでも石山にとってはお腹いっぱいなのに、犯人はちょっと普通じゃないらしい。
一見、使い古された話のようですがラストのぐちゃぐちゃ感にどビックリ。
どうしてこうなった…?!
【ハードボイルドな小学生】
1Qさんのレビューに、ハードでボイルドな小学生と書いてありましたが思ってた以上にそんな話でした。
小学生の頃の眩しい思い出が蘇りなんだかノスタルジックになれます。
何よりも、女教師のエロ…優しさ!!
初恋が先生って子供の頃だとある話ですよね。しかし、小学生からしたら中学生も年増扱いなのか…
なのにすっ飛ばして先生は良いのか…
【天城の山荘】
人間の霊魂に興味を持ち、幽霊を研究するために山荘を買った元主人が行方不明に。
不動産の調査を頼まれた新聞記者が見たものは…
なんつうお化け屋敷。自らお化け屋敷を作ってしまう漢気…そこに痺れる、憧れ……ない!!
こんな山荘は、伯方の塩を巻いて早いとこ燃やしてしまった方が良いと思う。
今年もやって来ましたね、伯方の塩をレビューに多用する季節が!まあ季節関係なくホラー読むし多用してるけども、そう、これは紛うことなきホラーの章である。
ただし、アテントレベルは1くらい。
現実世界もこの位、幽霊がアグレッシブに動いてくれたら事件もさっさと片付いて警察が楽になるかもしれない。
【三人目の男】
世にも奇妙な物語って、ひとつは良い話を入れてきたりするじゃないですか?本作ではこの章がそれ担当。
ある日、麻里子は夢を見た。
夢の中で自分は青年になっており、交通事故を起こしたらしく車の中で命が尽きようとしていた。
「お母さん、産んでくれてありがとう」
今際の際で青年は母への感謝の言葉を告げる。その様子をどうやらビデオテープに撮影しているらしい。
青年は自分の前世かもしれないと、やけに気になった麻里子は調査に乗り出す。
麻里子の夫に1万点!ひまわりめろん師匠に、すぐに1万点とかいう人間は信用できないと言われましたが敢えて言おう!1万点であると!(困るとすぐにアニメの名言をパクる)
世の中には解き明かさない方が良い事実というのは多数あるのかもしれない。
それでも追求して真実に辿り着いてしまった時、どうするかの判断は難しい。麻里子の判断は私的には正しいと思います。
全体的によくある話かと思いきや、細かなスパイスがふりかけられている絶妙なバランスの短編集でした。
1番好みだったのは【天城の山荘】です。
もういっそ気持ちが良い程の狂気っぷり。高野さんのホラーと言えば『踏切の幽霊』で泣かされましたが、影響されすぎて夜中にPhotoshopで幽霊の合成写真を作って虚しくなって寝るという、プチ狂気な現象が起こりましたっけ。懐かしいなあ(二度とやらない)
そうそう、本作で特筆すべきは中表紙です。
変更後の金曜ロードショーのオープニング映像と同じ匂いがして最高です。
Posted by ブクログ
7つの短編集。どの話も濃い!
ミステリー、サスペンス、SF、ホラー、ヒューマン、、、いろんな要素が組み合わさって読みごたえがある。
「ゼロ」
え、ということは結局この人だれ?何者?という謎が残った。これから繰り返されるであろう永遠ループを想像し絶望感が漂う。
でも途中で違和感に気づいて別の行動をとったら?研究の本当の目的は?など、長編映画にでもなりそうだなと思った。
「あし音」
とにかく怖い。部屋にまで来るか!?とハラハラして、思わず先に結末を読みたくなる。
「死人に口あり」
ドライブの時間が長く、後で読み返したら心理戦のようなところがメインだったなと気づく。
最後のオチで、おいおいと突っ込みたくなる。
「二つの銃口」
これも追い詰められていく様が怖い。
ラジオの情報を聞かなければ、変に疑うこともなく助かったのだろうか?
読み終わった後も、あの人は本当にまともだったのかなとしばらく考えた。
「ハードボイルドな小学生」
本当にこれ9歳?口調が大人の探偵。でも報酬がコーヒー牛乳って面白い。
ちゃんと謎解きもあり、追い詰められるような怖さもなく安心して楽しめた。
「天城の山荘」
これは怖い。ホラー苦手な人は、思わず手を伸ばして本を遠ざけたくなるような描写。でも、やっぱり怖いのは人間だった。
「三番目の男」
ホラーっぽいなと思っていたらサスペンス。そしてヒューマンドラマっぽさもある。
ビデオに残っていた内容と夢の内容が合致したけれど、その直前の部分は夢に出なかったから、最後に真実がわかったときはドキっとした。
吉田が母親や家族を大切にしているところから、怪しいとは思ったけど、逆に言えば大切にしているからこそ、あえて罪を裁かずに終わるという、スッキリするのかしないのかわからない結末。それもまたいい。
Posted by ブクログ
良作。万人にオススメしたい!
犯人と二人きりになる作品を集めた短編集。
登場人物の心理描写が丁寧で、短編という短い時間の中でもそれぞれに愛着が湧く。作者のキャラへの愛を感じるなぁ
(勿論大変な目には合うのだけど)
◎特に好きだった作品
『二つの銃口』
閑散とした校舎で清掃作業をしていた主人公の耳に、猟銃を使った通り魔事件のニュースが流れてきて…
犯人と二人きりというタイトルを見た時に、期待したハラハラゾクゾク(’ω’ ⊃)⊃これだよこれ!!!って作品。
『ハードボイルドな小学生』
探偵業を営む小学生の元にクラスメートから匿名の調査依頼が入る。ハードボイルドな心象風景と小学生らしい言動のギャップがかわいい(˶◜ᵕ◝˶)
『天城の山荘』
主人公は戦後間もない東京で働く新聞記者。
何もかもが変わりゆく時代の空気を感じられる。読後感が最高。
Posted by ブクログ
7つの物語に共通してハラハラ感があり、「この人が犯人なんだろうな〜」とは思いつつ、でも話の向かう先(ラスト)が全然読めなくて面白かった。
だいたいこういう短編集は、いくつかはあまり刺さらなくて、まぁそんなもんだよなと思うけど、この作品はハズレがなくて全部が好きだった。
特に「死人に口あり」のラストが好きだったのと、「天城の山荘」の狂気的で怖いけど話の展開が面白かった。
Posted by ブクログ
「ハードボイルドな小学生」が1番好き。
小学生が探偵業を開始しちゃって、依頼料はいかにもお子様なブツというのが、もう、ねw
子供たちにばらまかれた怪文書。犯人は誰だ?!
小学生同士の関係が、うんうん、子供同士ってそうだったよね、というなつかしさ。事件の決着も、よかった。
次点は「三人目の男」かなー。ヒロインと夫の関係、夫のキャラがとてもいい。
「跫音」、「二つの銃口」「天城の山荘」は、怖すぎ。ホラーは苦手なんだよーーー。
Posted by ブクログ
ミステリー?ホラー?、幽霊が多いけどミステリーでいいのか、ジャンルがわからないけどとても楽しめた短編集。
時代設定が昭和後期から平成辺りなので、一瞬違和感が生まれるけれどとても読みやすい。
好きなのはハードボイルドな小学生と天城の山荘。
前は私立の小学校のあるクラスでら起きた事件を少年探偵が
Posted by ブクログ
怖いと面白いは両立する。でも、ちょっと夜眠れなくなりそう。
「ゼロ」「跫音(あしおと)」「死人に口あり」など全部で七編の短編集だった。すべてとは言えない気がするけど、いくつかの物語で『犯人と二人きり』という状況が待っている。しかも、そのうち三編が幽霊がらみ。
ホラーが苦手な私は、いつでも本を閉じられるような心構えで読んだのだが、閉じる暇が無かった。特に面白かったのは「跫音(あしおと)」。夜道で後ろを付いてくる足音に弱っている。そう打ち明ける友人の頼みで、それが幻聴ではないことを確かめることになる男の話。ホラーとミステリが混じり合った一作で、個人的にはめちゃくちゃ怖かったのに、何度も読み返してしまった。
意外な面白さだったのは「ハードボイルドな小学生」。若干九歳の探偵である。が、頭脳も小学生なので、飛躍しすぎた名探偵ぶりは無いし、言動のギャップがすごく可愛かった。しかし、地の文はちゃんとハードボイルド。ブリックパックのコーヒー牛乳や両手の指を組んだ『おまじない』が、あれほど哀愁を醸し出すとは。
怖いと面白いは両立する。やっぱりホラーにも挑戦するべきだろうか。悩む。
Posted by ブクログ
短編集。面白かった。オカルト的なものもいくつかあったけど、1番好きなのは「ハードボイルドな小学生」です。こういうのまた書いて欲しいです。シリーズにしても楽しそう。折原くん、いいキャラでした。
Posted by ブクログ
autumn522akiさん、一休さんの本棚から〜♪
うわっ!
高野和明さんの最新やん〜!!!
7つの怪事件
えっ!っというオチもあってなかなか!
「ゼロ」
えっ?
どういう事?
ひょっとして、無限地獄???
「跫音」
そら跫音に悩まされるわ〜!
それだけのことしたんやし。
「身近な人間が、陰で何をしているのか分からない。家族思いの父親が、ある日突然、殺人者に変貌する。そんな事例を、私はたくさん見てきました。それが、人の世ってもんですよ。おそらく、あの世よりも恐ろしい所でしょう」…はぁ…
「死人に口あり」
自分が殺した彼女が幽霊になって、追い込んでくる〜!
もう、色々細工したけど、これは自供して、彼女に謝ろう。罪も軽くなるかも?
ラストが!凄い!
別に犯人の肩持つつもりやないけど、その対応はやっとこうや…
「二つの銃口」
校舎をキレイにしていると連続殺人犯が!
誰が犯人、コイツ?
えっ?まともな人な気が…
誰が犯人か分からん恐怖!
「ハードボイルドな小学生」
ハイ!名探偵コナンのもう少し、現実版。
しっかり、ミステリーはしてた。自分の小学校の時どうしてたかな?
親には感謝!
「天城の山荘」
山奥にある幽霊屋敷…
探ると幽霊屋敷を自ら…
キャ〜!
研究者の執念半端ない!
「三人目の男」
生まれ変わりとか、輪廻転生とか、ほんまにあるかは分からんけど、こんな話やったら、ええな。
でも、自分なら、時間が経ってもなかったことにするかは分からん( *`ω´)
今度は、長編もお願い!!!
******【闇??散策(¬д¬。) ジーーーッ】******
一応、密教関連やから、闇???
平安京遷都時、
都の正門、羅城門から北へまっすぐに朱雀大路が伸び、その先に壮麗な大内裏(だいだいり)がありました。その羅城門を挟んで、両翼を広げたように建立されたのが、東寺と西寺。
今も残るのは、東寺のみ。
東寺のライトアップに行きました!
人めっちゃ多いし、拝観料高い!
キレイやけど、目玉が2箇所はなぁ…
一箇所なんか、係の人が記念撮影してくれるだけ…
(個人撮影になると進まんからっぽい)
昔、下鴨神社のライトアップは、もっと色々見所あったけど…
あそこ通るだけなら、無料やから余計に!
昔、親戚のおっちゃんは、弘法さんの時、店出してたみたい。また、普通の時、映画のついでに行こ!
関連の羅城門と西寺の跡も見といた方がよかったかな?
******【映画鑑賞 (⚭-⚭ )ジー】******
アカデミーノミネートしてるので、観てきた〜!
「マーティ・シュプリーム 世界をつかめ」
グズ・アベンジャーズの最高顧問にしたるわ!
めっちゃくちゃやん!
自分本位で、やりたい放題!
ほんまのクズやで。
これ、実在の人やからな…
最後は、日本で卓球の試合。
なんちゃて日本みたいな気はする(・・;)
貧乏ながら、卓球で成り上がるようなサクセスストーリーかと思いきや、なんか金策の話みたいな…
確かに大会出るのも、移動するのもお金必要やけど、もうちょっと金策の方法も考えなぁ…ゲスい!
Posted by ブクログ
いいじゃないですか
少しホラーチックな短編で
どれも設定が面白く引き込まれました。
それぞれの短編に一言コメントしましょう
▪️ゼロ
盛り上げるだけ盛り上げて、最後はややありがちな結末。
▪️跫音
タイトルの字面からしてすでに怖い。
▪️死人に口あり
幽霊をストレートに使う展開はどうかと思ったが、意外と面白い。
▪️二つの銃口
自分が想像していた結末とは違う方向に着地。
▪️ハードボイルドな小学生
タイトルからして惹かれるが、文章の渋さと小学生の行動のギャップが楽しい。
▪️天城の山荘
731部隊を思わせるような設定で興味をそそられる。
▪️三人目の男
本当に恐ろしいのは人間か、とドキッとさせられるが、最後はほんわか
前作から少しオカルトな世界にはまっているのか
と思わされましたが、楽しく読めました。
Posted by ブクログ
高野さんの短編集ということでワクワクしながら読み進め、1話目で「おおっ、SF路線?」と思ったら、以降はホラー多めで個人的には「天城の山荘」が一番怖かった。やはり一番怖いのは人間。そんな中でも「ハードボイルドな小学生」は良い箸休め的要素になっていて面白かった。
Posted by ブクログ
高野和明さんのミステリー短編集
目次
ゼロ
跫音
死人に口あり
二つの銃口
ハードボイルドな小学生
天城の山荘
三人目の男
短編集ということで気楽に読み進めようと思ったら、良い意味で裏切られた。
どの作品もしっかりと個性があって重い。笑
短編なのに、ストーリー性が高く、分かりやすい描写で一気に引き込まれた。
まず、初めの「ゼロ」でそのスケール感に圧倒された。いや、これ映画の世界観でしょ。ユアン・マクレガーの『アイランド』を思い出してしまった。笑
特に印象的だったのは「二つの銃口」と「天城の山荘」
どちらも、差し迫る緊迫感と臨場感が凄くて、高野和明さんの代表作「13階段」を彷彿とさせる。
ミステリーあり、ファンタジーあり、ホラーあり、
SFありと、一冊で何度も楽しめる特別感のある作品だった。
ラストは驚愕の真相!というオチもあれば、ウィットに富んだものもあり、センスの良さが光っていた。
味わい深い短編集なので、一話ずつ集中して読むことをオススメしたい作品。
Posted by ブクログ
「13階段」や「踏切の幽霊」が面白かった高野氏の7短編集。まあ普通の出来ではあるが、「ハードボイルドな小学生」と「三人目の男」が面白かったので評価4で。特に「ハードボイルドな小学生」は小学生探偵という枠組みでそれなりなのかと思って読んでいたら驚きのプロットで、かつ清々しさも感じる見事な終わり方。これには流石と思った。
Posted by ブクログ
高野和明の久しぶりの新作は短編7編構成の内容でした。
どの話もホラーチックなミステリー作品となっておりましたが、個人的には、どの話もコンパクトにまとまっており面白かったです。しかしながら高野和明作品では、長編作品のほうがより重厚感があって面白い作品が多いため次作は長編作品を期待したいですね!
Posted by ブクログ
SF、ホラー、サスペンスなどジャンルも作風もさまざまな短編集。
ネタ自体はそこまで奇抜ではないが、とにかく読みやすい。
特に『ハードボイルドな小学生』が印象に残った。ハードボイルドを気取る小学生と現実とのギャップに笑いながらも、最後は「がんばれ少年」と応援したくなる。
Posted by ブクログ
犯人と二人きりの状況を軸にした、それぞれが独立した7つの短編集。相変わらずの語りの妙で、それぞれに読まされるんだけど、惜しむらくはひねりのインパクト。吃驚まではいかず、納得どまりだからかな。
Posted by ブクログ
提示される謎が興味を惹く短篇集。
記憶を失くした男の正体、毎晩のように後をつけてくる謎の跫音、小学生探偵が受けた依頼の真相、来歴不明の山荘と霊の存在…と、どれも気になる謎ばかり。
あれこれ予想するけど、まあ当たりませんね。
個人的に『跫音』と『天城の山荘』が怖くて予想外で面白かった。
『ハードボイルドな小学生』は少し心臓がキュッとしたなあ。
やっぱり子供が中心となる話は切なくなってしまう。
Posted by ブクログ
7つの短編だが、タイトル通りどれも「犯人と二人きり」な状況が出てくる。
それぞれ独立したストーリーであり、どれも個性的な話ばかりだった。
SF風のものからホラー形までジャンルも様々。
心霊現象は信じていないけど、やっぱり文字で読むと怖さが…。
特に「天城の山荘」はゾッとした。
短編なのでさくっと読めて楽しめた。
⭐︎3.5
Posted by ブクログ
SF、ホラー、怪奇ミステリ、サスペンス、ハードボイルド?などテイストが違うものの、「犯人と二人きり」の状況に背筋がひんやりとする7つの短編。
読み終わって表紙を見ると、そこに描かれた物が全ての話を想起させて2度楽しめる。
好きなのは「ハードボイルドな小学生」。人が死なない平和な“事件”をこれだけ面白く読ませる作者の力量がすごい。
心霊現象的なものや幽霊も出てくるんだけど、やっぱりいちばん怖いのは生きてる人間だって改めて思う。ホラーって怖いけど、無念のうちに亡くなった人のことを思うと哀しい思いも。みんなきちんと成仏させてあげたい。
Posted by ブクログ
初めて読む作者さんだったので、どんな感じかと思いながら読み進めました。短編なのもあって、すぐに読み終えてしまった。
ホラーやSF、ファンタジーなどいろいろあったけど、驚愕の真実ってほどでもなかったかな。
どちらかといえば、ホラー寄りの話が多かった気がしたので、怖いのが苦手な私はハラハラしながら読み進めていた。予想したラストとだいたい合っていたけど、どの話もタイトル通り『犯人と二人きり』になる瞬間があったので、この人が犯人かな?と気づけた所もあった。
個人的には「死人に口あり」と「三人目の男」が好きだった。
「死人に口あり」のラストだけは、驚愕?だった。まさか、そうなるの!?って思わずツッコミを入れてしまった。
「三人目の男」は、こんな希望が持てるラストが最後の話で良かったぁ〜と思いながら、読み終えることができた。
高野先生の他の作品も読んでみたくなった。
Posted by ブクログ
はじめましての作家さん。ミステリーにホラー味やファンタジー味がミックスされていたのが特徴的だなと思いました。初出の年こそバラバラだけど、どの短編も安定してレベル高くて面白く読みました。
「ゼロ」一作目がSF なので意表を突かれた。オチは落語みたい。
「あし音」特定の足音だけが後を付けてくると訴える友人。本当に心霊現象なのか?
「死人に口あり」事件の真相はとてもミステリ的なんだけど、大オチにびっくり。初読書体験です。
「二つの銃声」(凶器を持った連続無差別殺人)犯人と2人きりで閉じ込められた状況から脱出しないといけない、ワンシチュエーションサスペンス。
「ハードボイルドな小学生」ドラマの探偵に憧れる「俺」(小4) が、クラスメイトを中傷したビラが撒かれた事件を捜査する。設定がもう面白いし、(作中の担当教諭が語る)子供でないと体験できない煌めきに満ちた作品。良かったです。
「天城の山荘」戦後、不動産業者の友人がきっかけで山奥の幽霊屋敷の来歴を取材することになった新聞記者。先代の屋敷の持ち主は失踪していた。
「三人目の男」細部まで鮮明な夢を見た主人公。果たして夢は前世の記憶なのか。タイトルがダブルミーニングになってる。
Posted by ブクログ
多分他のミステリアンソロジーでこの作家さんを拝読し、この本に辿り着いたんだけど。
わたしミステリ好きで、ホラー好きではなかった汗
タイトルからミステリかと思ったけどほぼホラーです。
Posted by ブクログ
申し訳ない!
いつも丁寧、親切なレビューがモットーなのに申し訳ない!
今回は雑でテキトーなレビューで申し訳ない!
こんな感じの短篇集でした
『ゼロ』
2064年10月26日砂丘の上で目を覚ました男
しかし、記憶がない!
記憶喪失者専門の機関に雇われる
ある日、雇われた理由を知ることになる
そして、最後は…(゚д゚)!
『跫音(あしおと)』
夜の無人の路上で跫音が追いかけてくる
そして、どんどん近づいてくる
その跫音の正体は…(゚A゚;)ゴクリ
『死人に口あり』
1Q84O1出演!?
生臭坊主がいらんことすな!( ゚д゚ )クワッ!!
『二つの銃口』
改装工事中の校舎に閉じ込められた男と通り魔事件の犯人
犯人は、、、((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
『ハードボイルドな小学生』
そのまんま!
タイトル通りハードボイルドな小学生
ハードでボイルドな小学4年生がクラスの事件を解決する( ー`дー´)キリッ
『天上の山荘』
これはちょっと覚えていませんw
なのでレビューは割愛させてもらいます
m(_ _)m
『三人目の男』
奇妙な夢から始まった出来事
その夢の記憶は前世の記憶なのか?
29年前の出来事が明らかになる!
最後は(*´ω`*)