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Posted by ブクログ 2024年04月19日
1冊の本が生まれる前から始まり生まれた後読者がどう受け止め関わっていくかを5編であらわされてました。 配置転換を余儀なくされた編集者が心を救われた本の作者に 本を書いてもらえるように必死にお願いする。そこからの作者の反応。ここがどうしても”ムカつく”1編でしたが残りの3編は誰かを大切に思う気持ちが書...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年03月25日
一冊の本が紡いだ5つの、5人の物語。編集者の津山奈穂、作者の鈴元マサミ、ブックデザイナーの青山哲也、書店員アルバイトの白山心美、読者の唐田一成と息子の健太郎。一つの軸で繋がってるけど、主人公(語り手)が変わっていく構成は、「自分の人生の中では、誰もがみな主人公」な感じが好き。
虹の岬の喫茶店の登場人...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年04月09日
大好きな森沢さんの作品ということで読み出したら止まらない。一冊の本の制作をめぐる連作短編集。何だけど本自体より関わる人達のドラマに重点が置かれているように感じた。
その悩み一つ一つが重く、本の事忘れてしまいそうになった。でも森沢作品らしく暗いままでなく、暖かい気持ちにしてくれる。この安心感が好き。
...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年03月19日
1つの物語が引き起こす奇跡の物語。
物語の始まりは追い詰められた編集者。配置換え寸前まで追い詰められていたが、自分の心を救ってくれた1冊の小説を書いた恩人である小説家に、小説を依頼する。その小説家は筆を折ることも考えていたが、その熱意に押され物語を紡ぎ出す――
そして、この物語が様々な人の手にわた...続きを読む
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