あらすじ
陸上部の名物顧問が異動となり、代わりにやってきたのは頼りない美術教師。部長の桝井は、中学最後の駅伝大会に向けてメンバーを募り練習をはじめるが……。元いじめられっ子の設楽、不良の大田、頼みを断れないジロー、プライドの高い渡部、後輩の俊介。寄せ集めの6人は県大会出場を目指して、襷をつなぐ。あと少し、もう少し、みんなと走りたい。涙が止まらない、傑作青春小説。
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Posted by ブクログ
爽やかに駆け抜けるような読後感と、中学生駅伝メンバーの夏の成長物語。
自分が中学生の頃は、登場人物のように、自分の内面を分析したり素直に受け止めたりできてたかなーと思うと、絶対そういう事はなかったと思う。
でも、私が覚えていないだけで、当時の私は私なりに色々考えていたのかもしれない。
というふうに、自分の過去を振り返りながら読んでしまった。
このお話の面白いのは、章の構成と、話の進め方だと思う。
区の走者毎に話が進んで、その襷が次の区の走者に渡ると、また話し手が変わる。
駅伝本番の走り抜ける感じと、話し手の回想が同時に進み、最後には六区のゴールで締めくくる。
そして、同じ回想の場面でも、それぞれの視点や意図が違う角度であてられると、メンバー同士の関係性や印象が深掘りされて、第一印象と全く違った色味を帯びてくる。
私が好きな小説の「カラフル」という作品では、「誰もが何かを勘違いしたまま生きていて、それが悪いこともあるし、良いこともある」というような文が出てくる。
そんな言葉が、この「あと少し、もう少し」という作品にもしっくり来るような気がした。
この作品も「カラフル」も、中学生の話。
まだ子どもだけど、確実に大人になっていく、社会のシステム的に、無理にでも大人になってしまう年頃。
人生に1度しかやって来ない瞬間だけど、その貴重さに気付くのは大分後になってから。
それを教えてくれる、中学生が主人公のお話が私は大好きです。
Posted by ブクログ
⸻
どの登場人物の話も心が揺れて、何度もじんわり涙が出た。
駅伝を通して、それぞれが自分自身と向き合い、悩み、成長していく。
誰もが何かを抱えながら一生懸命前に進もうとしていて、その心の揺れがとても印象に残った。それぞれの置かれてる状況や立場から、それぞれの思いに共感して涙して、心に響いた。
襷を繋ぐだけでなく、想いや努力も繋がっていくようで胸が熱くなる印象深い作品だった。
Posted by ブクログ
するする読める青春小説。
駅伝形式で1区から6区まで順番に書かれているので、次の区が気になって次々読んでしまった。
中学生ならではの未熟さとか不安定さもありつつ、みんな色んな事情がありながらも考えて過ごしてるんだなと、自分もそうだったっけ?と振り返りたくなった。
Posted by ブクログ
6人の中学生だけでなく、彼らと関わる全ての人の想いを、ジンワリと涙が滲んでくるのを感じながら読みました。子供、大人、関係なくみんなにあとがきも含めて読んで欲しいです。
Posted by ブクログ
まさに「傑作」と呼ぶのにふさわしい作品!!
青春をもう一度味わうことができた!
登場人物の視点が見事に描かれていて、みんなキャラがたっててどんどん引き込まれていく!!
襷をつないでいく、って物理的な意味以上のものがあるんだなって感じた
Posted by ブクログ
中学生の駅伝の物語。
新しく顧問になった上原先生、
部長の桝井君をはじめ個性溢れるメンバー
それぞれの区間を走る子の目線で描かれていて
どっぷりのめり込んでしまった。。
中学生ってこんなにしっかりしてたっけなぁ〜
ってみんな自分の事だけじゃなく仲間の事も思いやってみんなの襷にかける思いに泣けます!
Posted by ブクログ
最初はよくある「駅伝」を舞台にした走ることが大好きな若者の青春群像劇のようなキラキラとした物語を想像していたが、ひとりひとり走る背景や理由もそれぞれで決してポジティブだけではない、思春期ならではの悩みやその人の価値観などが色濃くじっくりと丁寧に描かれていて、ふとした瞬間に「あぁ、あの頃に戻りたいな」と思わずにはいられなかった。とても眩しい。
設楽、太田、ジロー、渡部、俊介、桝井
この6人が"走ること"を通じて繋ぐ物語をもっと見ていたい。
上原先生にイライラしたり、恐れたり、時に救われたり色んな感情を抱いた。とても不思議な魅力のある先生でこの人がいなかったらこの物語は成立していなかったと思う。
何かに挫けそうになった時、素直になれない時、自分を認められなくなった時、また読み返そう。
Posted by ブクログ
とても面白かった。
久々の一気読みで読み終わりました。
襷でつなぐ描き方がよかったですね。
巻末の読み進めるごとに情景の深みがましていく感じ。
それぞれが感じている心境がとてもよく伝わりました。
最後はなかなか読み応えありました。
良かったです。おすすめです。
Posted by ブクログ
すごく面白いし、読み終わって清々しい気持ちになりました!
読んでいくにつれて物語に厚みが出てくるし、中学生ならではの葛藤が描かれているけど、大人になっても話の規模が大きくなるだけで本質的なことは変わらないなと感じました。
心理描写が丁寧なので、スラスラ読める場面もあれば、ゆっくり読んでその時間を楽しみたくなる場面もあって(笑)
読書があまり得意ではない方や長時間集中して読むことが苦手な方でもわりと読みやすいのかなと思います。
Posted by ブクログ
2021.8.27
★5.0
物語の舞台は、中学校の駅伝大会。名物顧問が異動となり、次に来たのは頼りない美術教師。そして寄せ集めの6人。そんな7人が県大会出場を目指して、襷を繋ぐ。あと少し、もう少し、みんなと走りたい。そんな思いを胸に。
学生の時に読んでおきたかったーー
青春小説。
リレー形式で、一人ひとりの視点から語られる構成が、走順と一緒で臨場感も味わえて好き。
瀬尾さんらしい優しい視点で生徒たちの揺れる心情が、丁寧に繊細に描かれていて魅力的。
駅伝っていう、走ってる時はひとりだけど自分一人では頑張れなくても、前の走者の思いや、次に待つ仲間の存在があるからこそ、あと一歩踏み出せるのが、ただ襷をつなぐのではなく思いを繋ぐっていうのに胸が熱くなった。
色々なことを抱えながらも、駅伝にひたむきな6人+1人すごくかっこよかった。
#さとの本棚
大田くんにもう一度会いたくて
「君が夏を走らせる」で大田くんのファンになりました。中学生だった彼は悪い生徒のレッテルを貼られていたけれど、信じてくれていた人がいて良かったなって思いました。あの頃から料理が上手だったと知れて嬉しくなりました。顧問の上原先生は陸上の知識がなく頼りないけど、あの抜けた感じ好きだなあ!私が上原先生の立場だったら、どう振る舞うかなって考えさせられました。私も教員として、揺る~く楽しくやっていくのが理想です。
Posted by ブクログ
主人公の担当区間を決めた場面での顧問の上原先生の言葉が一番好き。「私が望んでるのはそんなことじゃないから。」グッときます。
駅伝の区間順に登場人物が回想していく構成について、ああ、君はこう思ってたのか!という発見があり、物語に深みが増していく感じも良かった。
文庫版の解説が、三浦しをんさんで、一つ前に「風が強く吹いている」を読んでいたので、おお!と思った。
Posted by ブクログ
寄せ集めのメンバーがぶつかり合いながら挑む中学最後の駅伝大会
6人の区間順。
章のタイトルは、「1区」〜「6区」となり、それぞれのランナーの視点を中心に各章は進んでいく。
やっぱり、チームに桝井がいたのが大きいだろう。
物語を読み進めながら、アンカーは桝井以外はありえない!と思っていたくらいだから。
私自信、走るのは嫌いだが。
駅伝を見るのは好きなんだよなぁ。
やっぱり、駅伝って素晴らしいな!
ほんと、胸が熱くなる1冊!
こういう青春小説はたまらなく大好きなんだよなぁ。
本作のスピンオフである
『君が夏を走らせる』(大田)
『その扉をたたく音』(渡部)が出るらしいから、是非、そちらも読んでみたい!
Posted by ブクログ
君が夏を走らせるを読み、とても良かったので太田くんが出ているというこちらを手に取りました。
(時系列的には、本作→君が夏を走らせるの順です)
瀬尾さんの小説はどの登場人物も魅力的で、文体も柔らかく、あっという間に読み終わりました。
ジローを待つ渡部の描写がとても良かったです。
Posted by ブクログ
駅伝とか陸上なんて無縁な人生だったけど、「走者たちの思いを乗せて襷を繋ぐ」っていうところにやっぱり日本人は美を感じてしまうな。
もはや駅伝は桜とか富士山とかと同義。
しかもそれを一回り以上も下の多感な14,5の男の子たちがやってるから余計心打たれるものがある( i꒳i )ワカル
Posted by ブクログ
再読☆
中学生駅伝の物語〜青春だなぁ〜と思いながら読んでいた。
「渡部先輩、親友っていますか?」
「まさか。俺にいると思う?」
親友どころか、俺には友達だと言い切れるやつもいない。ずっと自分をつくろっているんだから、当たり前だ。
⇧自分のことを俯瞰してみれている少年の心情にビックリした。心の成長は自分だけにしか分からない。
俺たちの上にある空は、重い雲で覆われている。地上の水分を全部吸い取ったような灰色の雲は、少しつつけば水が溢れだしそうだ。
⇧本を読めば読むほど、物の例え方の奥深さに気がつく‼︎何気なく今まで見ていた雨雲なのに…
Posted by ブクログ
本人のコンプレックスは他人にはこんなポジティブに映るのかと、章ごとに視点のバトンが繋がるたび面白く読み進めることができた。
誰かが誰かの原動力になっている、すごく青春を感じられる作品。
Posted by ブクログ
駅伝をテーマにした小説
登場するキャラクターの個性も出ていて読みやすかった
スポーツものの小説は色々あるが、走る区によって物語の見方を変えていて全体を通してまとまっていて何かに熱中する気持ちを思い出させてくれる
Posted by ブクログ
一つの小説で6人分の視点を追体験しても良いのだろうか。そんな贅沢な小説だった。
毎年、県大会に出場している中学の陸上部は今年も県大会出場を目指す。しかし、陸上部の熱血顧問は異動となり、新たにやってきた顧問は美術部。更に、出場メンバーがなかなか定まらない。追い討ちをかけるように、主力の不調。
そんな不協和音な状態でもなんとか、もがき苦しみ這いあがろうとする青春小説。
当たり前だが、一人一人が別のバッググラウンドを持ち、異なる価値観を持つ。そんなまだまだ成長段階の彼らの思考や見方の変化が丁寧に描写されている。
中学の部活がもたらす人間的成長。これが大会出場が叶おうが叶わなかろうが、1番大事なことではないか。個々が目標を持ちながら、セレンディピティに愛され、巡り合う奇跡。一期一会の奇跡は、名状しがたいものがある。出会う人間を大切にするとそれは自分にも跳ね返ってくる。
チームプレーっていいな。絆っていいな。って思えた小説であった。、
Posted by ブクログ
私が大好きなランニング小説です。
中学生6人と顧問の先生との心温まる作品です。私も足が故障するまで走っていました。だから、ランナーの気持ちは分かるつもりでいます。一つの目標に向かいひたすらに努力する姿や、相手を思いやる気持ち、誰にも打ち明けられず葛藤する姿など、複雑な展開の先に全員で目標に向かう姿に感動します。
ランニングものの小説に、また、出会いたいです。
最後に、あとがきに三浦しをんさんが『思いと言葉は襷のように』との標題で書かれています。素晴らしい内容です。
Posted by ブクログ
中学生の陸上部のお話。中学校最後の駅伝大会、陸上部の顧問は、新しく代わり、どんくさそうでとろそうでひよろひろよろの先生に。そして6区のそれぞれのメンバーも寄せ集め。メンバー6人のそれぞれの物語が、襷をつなぐように、描かれていて、悩みも境遇もさまざま。読んだ後、力をもらえる青春小説。
Posted by ブクログ
中学生の駅伝をテーマにした物語で、1区から6区まで6人それぞれの視点で描かれているのが印象的。それぞれ同じ出来事でも受け取り方が違っていて、「こう見えてたんだ」と気づかされる場面が多かった。一つの行動や会話にも、それぞれの思いや背景があるんだと改めて考えさせられる内容。
現実でも、自分の気持ちや受け止め方だけで完結しがちだけど、その裏には必ず相手の考えや思いがあるんだなと感じた。読後に「もう少し相手の立場で考えてみよう」と思わせてくれる、そんな一冊だった。
Posted by ブクログ
中学生最後の駅伝大会を目指す中と、駅伝大会自体を舞台に、登場人物達の人間模様を描く本作は、それぞれ別の登場人物で同じ場面を描くことでその時の人物同士の感情がわかり、ページを進めるごとにその場面場面のレイヤーが増えていき、物語自体も、そして登場人物たちの思いや背景も深くなっていく。伏線ではないがその時の誰かのセリフや行動は、本人はどういった思いで行ったのか、それが読み進めるたびに分かっていくのはある種ミステリーに似たような感覚にも思えた。
Posted by ブクログ
寄せ集めのメンバー6人と新しく顧問になった頼りない先生が、中学最後の駅伝にのぞむ青春小説。
同じ時系列を1区から6区を走る生徒の視点で語られ、それぞれが「襷を繋いで走る」想いを受け取り次の走者へと引き継いでいきます。
メンバーは中学生らしく、物事を斜に構えている子、グレている子、いじめられっ子など様々。
それをまとめる部長の桝井くんも、掴みどころのない子に見えていちばん闇があったり…。
わたしは特に渡部と俊介が一緒にお弁当を食べるシーンがすきです。
駅伝がなければ関わることがなかった2人が、お互いに誰にも打ち明けられなかった心にほんの少し触れる。一緒に過ごすうちに目に見えない友情や信頼が築かれていくのは、部活の醍醐味だなあと感じました。
中学生という難しい年頃に「自分ではなくチームのために走りたい」、「誰かのために何かすることは、自分でも知らない力になる」と気付けるのは真剣に向き合ったからこそ。
月並みだけどこの青春と呼ばれる経験が、大人になってからも価値ある財産になるのだと遠い中学時代を思い出して眩しくなりました。
最後まで捉えどころのなかった顧問の上原先生目線で一章、またはプロローグが読みたかったですが生徒がメインだし…蛇足なんですかね…。
物語は県大会出場をかけた地域のブロック大会が舞台なので、その先の大会や今後の競技生活のことは分かりません。
それでも一夏の襷が繋がる瞬間を見届けて、ひとりひとりが愛おしくなる爽やかな読後感でした。
Posted by ブクログ
中学の陸上部を描いた傑作!
大きな事件が起こるわけでもなく淡々と物語が進んでいくが、それが妙にリアルな青春時代を感じさせられました。懐かしくも苦しい、誰しも感じたことのある気持ちがくすぐられるような思いになります。
それぞれの視点で繰り返し同じシーンが描かれるところがとても良く、後半になるにつれて登場人物にどんどん入り込めます。陸上というスポーツに打ち込むことで見えてくる人間味というか人生観みたいなものがとても味わい深いです。読後感も爽やか!
Posted by ブクログ
6人の中学生の物語。
普通に読み進めてて、普通に面白かった。
部長の桝井はとても速いランナーで、とても責任感の強い子だ。
しかし、そんな桝井に立ちはだかるのは顧問の転校だった。怖いけど強い顧問である満田先生から去年の美術部の顧問である上原先生に変わったのである。
上原先生はなんと陸上どころかスポーツをしていない人だった!!
そこから県大会に行くことはできるのか。
そんなスタートから始まる物語です。
1人1人選手の視点が走る区間ごとに移り変わっていき、上原先生のサポート、陸上部の子達の成長が見どころの小説だと思いました。
とにかくすごくみんなかっこいいのでぜひ見てください。
Posted by ブクログ
昨年「新潮文庫の100冊」で購入した作品。
「風が強く吹いている」は大学駅伝でしたが、こちらは中学駅伝です。
陸上部の名物顧問が異動となり、代わりにやってきたのは頼りない美術教師。部長の桝井は、中学最後の駅伝大会に向けてメンバーを募り練習をはじめるが…。
読み進めると見えてくるのは、メンバーの人間模様。
駅伝という同じ出来事、同じ時間を経験しているのに、見えている景色や抱えている不安、期待と劣等感の重さが一人一人全然違っていたことが印象的だった。
中学生ならではの繊細さをあちこちに感じられて、かつて私が経験したような思いも描かれていて、懐かしい気持ちになった。
誰かの正しさが、別の誰かのしんどさになる場面が多々あったけれど、しんどかった側には必ず味方がいてくれたことが救いであり、瀬尾まいこさんの優しさだな、と感じた。
人は人に救われる瞬間が必ずあるんですよね。
上原先生を始めとする先生方がメンバーを支配するのではなく、彼らに伴走していたこと、上原先生の暗躍ぶりもとてもよかった。
最初は寄せ集めだった駅伝メンバーが、大会までの日々を思い返しながら、襷を繋いでいく姿が胸にグッときた。
メンバーの普段の姿を知っているからこそ、裏切りたくない気持ちが重くなる。
それがプレッシャーにもなるし、同時に、走る理由にもなる。
だから苦しいのに、一人で走っている感じがしない。
孤独じゃないからこそ、しんどい。
でも孤独じゃないからこそ、前に出られる。
ラストは思わず涙が出た( ・ ・̥ )
彼らはきっと結果以上に大切なものを手に入れたような気がする。
彼らの走りをあと少し、もう少し、見届けたくなりました(*´-`)
この流れで読んだからこそ、解説が三浦しをんさんなのが最高すぎた!!!
君が夏を走らせる
の、中学生時代のお話
メンバー個人の事情も襷渡しされていく
これからの駅伝シーズン前に完読
目に見える感動も、目には見えない感動も
駅伝にあることに気づく小説
中学生の駅伝小説
最近よく見かける、駅伝小説です。6区間毎の走者の視点に切り替わり、駅伝参加の経緯や仲間とのやり取りを回想しつつ、与えられた区間を走り抜ける様が描かれています。視点が変われば、それぞれの想いが違っていることが明らかになる構成が上手く、非常に読みやすい作品です。
Posted by ブクログ
もっと若い時に読みたかったな〜!優しい文体のなかに、登場人物一人一人の苦悩や葛藤、想いが詰まっている。全く違った6人がそれぞれの想いを持ちながらも、襷を繋いでいく姿に心が動かされた。
Posted by ブクログ
大人になって読む中学生が主人公の小説っていいなと思った。
6人の中学生と上原先生が、駅伝チーム結成から大会本番まで、色んな部分で補い合ってやってきたことが、6人それぞれの目線で少しずつ語られることで明らかになって行って、月並みだけどやっぱり何かを一生懸命やることってすごく素敵で羨ましいなと思った。