お待ちしてます 下町和菓子 栗丸堂

お待ちしてます 下町和菓子 栗丸堂

605円 (税込)

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浅草の一角で、町並みに溶け込むかのように佇む栗丸堂。若い主人は最近店を継いだばかりらしく、栗田仁という。精悍にすぎる容貌で、どこか危なっかしいが腕は確か。 店を応援しようと顔馴染みが紹介したのが、和菓子のお嬢様こと葵だった。可憐な容姿だが、怪しすぎる通り名に警戒する栗田。出会いはいまいちだったが、彼女との出会いが栗田の和菓子を大きく変えることになる。 思いもよらぬ珍客も訪れるこの店では、いつも何かが起こる。和菓子がもたらす、今日の騒動は? ここでは変わらぬ温かい下町の風景が残っている。

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お待ちしてます 下町和菓子 栗丸堂 のシリーズ作品

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  • お待ちしてます 下町和菓子 栗丸堂
    605円 (税込)
    浅草の一角で、町並みに溶け込むかのように佇む栗丸堂。若い主人は最近店を継いだばかりらしく、栗田仁という。精悍にすぎる容貌で、どこか危なっかしいが腕は確か。 店を応援しようと顔馴染みが紹介したのが、和菓子のお嬢様こと葵だった。可憐な容姿だが、怪しすぎる通り名に警戒する栗田。出会いはいまいちだったが、彼女との出会いが栗田の和菓子を大きく変えることになる。 思いもよらぬ珍客も訪れるこの店では、いつも何かが起こる。和菓子がもたらす、今日の騒動は? ここでは変わらぬ温かい下町の風景が残っている。
  • お待ちしてます 下町和菓子 栗丸堂2
    583円 (税込)
    浅草の仲見世通りから少し外れると、懐かしい雰囲気の和菓子屋が見えてくる。店主の栗田は気風のよい青年で、まだ若いが腕も確か。昔馴染みにも支えられ、それなりにやっていけているようだ。 最近、栗田がそわつくことがあるらしい。どうも、可憐な女性がよく店に訪れるからとか。葵はたいそう和菓子に詳しく、栗田すらその知識に驚くことがあるという。 下町の当たり前の毎日でも、悲喜こもごもはある。この店はそういうことに縁があるようで。二人はなんだかんだで関わることになってしまう。和菓子の優しい味わいがもたらす、今日の騒動は?
  • お待ちしてます 下町和菓子 栗丸堂3
    583円 (税込)
    春めく浅草は、今日も多くの人でにぎわう。そんな陽気につられてか、甘味処栗丸堂はどこか落ち着かない。それもそのはず、若主人の栗田に悩みの種が増えたのだ。悪友の浅羽が調べた葵の正体は、栗田の心を揺るがすことに。自分は葵をどう思っているのか──決断を迫られていた。 そんな栗田の気持ちも知らず、店には次々と面倒事が舞い込んでくる。お調子者の由加のあんみつ取材は、思いもしない方向へ。志保のいとことのいさかいに、みたらし団子が関わってきて。 和菓子が育む縁は異なもの味なもの。やさしい味わいがもたらすそのてんまつはいかに?
  • お待ちしてます 下町和菓子 栗丸堂4
    583円 (税込)
    三社祭の活気にまぎれて忍び寄る不穏な影。葵の笑顔の裏に秘められた過去を、栗田は垣間見てしまう。それは何人もの人生を狂わせた、重苦しいものだった。 栗田は思い悩む。葵との出会いはひょんなことから。それは和菓子がとりもつ乙な縁。だが、いまやかけがえのないものになっている。願わくはともに歩んでいきたい。それには囚われた過去から彼女を救わなければいけないと。 決意を新たにする栗田だが、まわりは放っておいてくれないようで。店には和菓子にまつわる奇妙な依頼が変わらず舞い込んでくる。はてさて今日の騒動は?
  • お待ちしてます 下町和菓子 栗丸堂5
    605円 (税込)
    浅草に夏がやってきた。和菓子は涼を求められる季節である。水無月、氷室、若鮎。そのうちのひとつ、清流の美を表現する若鮎を作ることになった栗田。これが富樫との思いもよらぬ邂逅をもたらす。はたして、彼の真意とは? いっぽう、若者の季節の到来に、それぞれの想いが交錯する。栗田は彼女らの想いを受けとめ、応えていくために奮闘するのだった。葵に影のようにまとわりつく過去の亡霊、富樫と決着をつけるべく。かけがえのない時をともに歩んできた由加が、新たな一歩を笑顔で踏み出せるように。物語はいよいよ佳境へ。

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お待ちしてます 下町和菓子 栗丸堂 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2018年10月12日

    不器用な店主、栗ちゃんと不思議なお嬢様葵さん、喫茶店の店主などが登場して、和菓子の薀蓄ありで、下町でのちょっとした事件を解決していくのは何とも楽しい。
    登場する和菓子たちも、「食べたい♪」と思えるものが多かったし、人同士のかかわりもあったかくていい感じ。

    続編出たら、また読みたいな。

    0

    Posted by ブクログ 2016年07月13日

    浅草の和菓子屋さんの話です。
    「豆大福」「どら焼き」「干菓子」の3篇から
    なっています。登場人物の「和菓子」に
    まつわる話は、どれも後味が良いので、おすすめです。
    読み終えたら、和菓子屋さんにGoです。

    0

    Posted by ブクログ 2023年08月25日

    食べ物系のシリーズ物が好きなのでこの本を選んでみました。舞台は浅草の和菓子屋さん。葵という正体不明の女性が今後どう関わってくるのか楽しみ。続けて読んでみようと思います。

    0

    Posted by ブクログ 2023年01月17日

    ちょっと不思議なお話。いや、誰かが魔法が使えるとかそういうのではないけれど彼女は何者?
    主人公の栗田は、若いころはやんちゃしていたが、実家の和菓子屋を継いだ。地元浅草の喫茶店でであったのは若い女性、葵。葵と関わることで珍騒動が解決し、なんだかんだとことがうまくいく、のは定番。なんかほっこりしていて、...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2022年09月10日

    和菓子の知識0なので、そうなんだー!
    が隠れていてよかったです。
    和菓子屋さんに買いにいきたくなります。

    0

    Posted by ブクログ 2022年08月17日

    最高でした
    和菓子好きな自分からしたらいい題材でしたし
    ちょくちょく和菓子の豆知識が出てくるのも
    よかった
    物語としても和菓子を通して人の問題を
    解決する王道もの
    見やすくてよかったです
    最後のこれからすこしずつわかっていくであろう
    問題も気になる書き方で最高でした

    0

    Posted by ブクログ 2020年03月28日

    和菓子に関する日常の謎のお話
    浅草の和菓子屋の四代目の栗田と和菓子に詳しいお嬢さんの葵

    僕の和菓子に関しての知識は「和菓子のアン」とドリアン助川の「あん」を読んだくらい
    それでもまぁ結構出てくるネタが被ってるなぁ
    あんこの作り方とか、ぼた餅とお萩の別名とか、和菓子の定義とかね


    先代の豆大福の味...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2018年10月25日

    一言で言えば、「美味しんぼ」である(- -

    舞台は和菓子屋で、山岡父はいないが、
    和菓子を通して凝り固まった人の心をほぐし、
    和解へと導くという構図は、まんま美味しんぼ(^ ^;
    主人公の和菓子屋の四代目が「栗田」というのも、
    もしやわざとか?(^ ^;

    ちょいとミステリ要素があったり、
    主役を...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2018年05月27日

    また、こういう系の本を選んでしまい、どうかなあ?と思っていたけど、おもしろかった。
    干菓子は思わず涙ぐんでしまった…
    ちなみに、今回の和菓子のなかでは、和三盆が一番好き!ベビーカステラも捨てがたいけど。

    葵さんの本当の姿も気になるし、仁との行方も気になるし、続けて読んでみようと思います。

    0

    Posted by ブクログ 2017年12月24日

    広義のご近所ミステリ感があり好きなタイプだ
    主人公のめんどくさい江戸っ子感がヨシ
    それでいて若いけど腕はシッカリなのもいい

    0

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