お待ちしてます 下町和菓子 栗丸堂3

お待ちしてます 下町和菓子 栗丸堂3

583円 (税込)

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春めく浅草は、今日も多くの人でにぎわう。そんな陽気につられてか、甘味処栗丸堂はどこか落ち着かない。それもそのはず、若主人の栗田に悩みの種が増えたのだ。悪友の浅羽が調べた葵の正体は、栗田の心を揺るがすことに。自分は葵をどう思っているのか──決断を迫られていた。 そんな栗田の気持ちも知らず、店には次々と面倒事が舞い込んでくる。お調子者の由加のあんみつ取材は、思いもしない方向へ。志保のいとことのいさかいに、みたらし団子が関わってきて。 和菓子が育む縁は異なもの味なもの。やさしい味わいがもたらすそのてんまつはいかに?

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お待ちしてます 下町和菓子 栗丸堂 のシリーズ作品

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1~5件目 / 5件
  • お待ちしてます 下町和菓子 栗丸堂
    605円 (税込)
    浅草の一角で、町並みに溶け込むかのように佇む栗丸堂。若い主人は最近店を継いだばかりらしく、栗田仁という。精悍にすぎる容貌で、どこか危なっかしいが腕は確か。 店を応援しようと顔馴染みが紹介したのが、和菓子のお嬢様こと葵だった。可憐な容姿だが、怪しすぎる通り名に警戒する栗田。出会いはいまいちだったが、彼女との出会いが栗田の和菓子を大きく変えることになる。 思いもよらぬ珍客も訪れるこの店では、いつも何かが起こる。和菓子がもたらす、今日の騒動は? ここでは変わらぬ温かい下町の風景が残っている。
  • お待ちしてます 下町和菓子 栗丸堂2
    583円 (税込)
    浅草の仲見世通りから少し外れると、懐かしい雰囲気の和菓子屋が見えてくる。店主の栗田は気風のよい青年で、まだ若いが腕も確か。昔馴染みにも支えられ、それなりにやっていけているようだ。 最近、栗田がそわつくことがあるらしい。どうも、可憐な女性がよく店に訪れるからとか。葵はたいそう和菓子に詳しく、栗田すらその知識に驚くことがあるという。 下町の当たり前の毎日でも、悲喜こもごもはある。この店はそういうことに縁があるようで。二人はなんだかんだで関わることになってしまう。和菓子の優しい味わいがもたらす、今日の騒動は?
  • お待ちしてます 下町和菓子 栗丸堂3
    583円 (税込)
    春めく浅草は、今日も多くの人でにぎわう。そんな陽気につられてか、甘味処栗丸堂はどこか落ち着かない。それもそのはず、若主人の栗田に悩みの種が増えたのだ。悪友の浅羽が調べた葵の正体は、栗田の心を揺るがすことに。自分は葵をどう思っているのか──決断を迫られていた。 そんな栗田の気持ちも知らず、店には次々と面倒事が舞い込んでくる。お調子者の由加のあんみつ取材は、思いもしない方向へ。志保のいとことのいさかいに、みたらし団子が関わってきて。 和菓子が育む縁は異なもの味なもの。やさしい味わいがもたらすそのてんまつはいかに?
  • お待ちしてます 下町和菓子 栗丸堂4
    583円 (税込)
    三社祭の活気にまぎれて忍び寄る不穏な影。葵の笑顔の裏に秘められた過去を、栗田は垣間見てしまう。それは何人もの人生を狂わせた、重苦しいものだった。 栗田は思い悩む。葵との出会いはひょんなことから。それは和菓子がとりもつ乙な縁。だが、いまやかけがえのないものになっている。願わくはともに歩んでいきたい。それには囚われた過去から彼女を救わなければいけないと。 決意を新たにする栗田だが、まわりは放っておいてくれないようで。店には和菓子にまつわる奇妙な依頼が変わらず舞い込んでくる。はてさて今日の騒動は?
  • お待ちしてます 下町和菓子 栗丸堂5
    605円 (税込)
    浅草に夏がやってきた。和菓子は涼を求められる季節である。水無月、氷室、若鮎。そのうちのひとつ、清流の美を表現する若鮎を作ることになった栗田。これが富樫との思いもよらぬ邂逅をもたらす。はたして、彼の真意とは? いっぽう、若者の季節の到来に、それぞれの想いが交錯する。栗田は彼女らの想いを受けとめ、応えていくために奮闘するのだった。葵に影のようにまとわりつく過去の亡霊、富樫と決着をつけるべく。かけがえのない時をともに歩んできた由加が、新たな一歩を笑顔で踏み出せるように。物語はいよいよ佳境へ。

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お待ちしてます 下町和菓子 栗丸堂3 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    和菓子の描写が細かくて、頭の中で味や香りを想像してしまいました。口に入れたときの舌触りや、咀嚼したときの歯ごたえ…どれも丁寧に表現して文字を連ねているから、まるで自分がまさにそうしているかのような感覚になりました。お腹が空いている時に読むべきではなかったです…あんなに美味しそうな描写をされたら、誰だ

    0
    2021年10月01日

    Posted by ブクログ

    やはり、美味しんぼである(^ ^;
    が、もう慣れると心地よい世界(^ ^;

    ちょっとした事件が起きて、
    それを「甘味をフックに」解決していく、
    というパターンは変わらず。

    その裏で「葵さんの正体」という謎が
    少しずつ明らかになってくる(^ ^
    これがあるから、続きが気になって、
    つい続けて読んじ

    0
    2018年11月07日

    Posted by ブクログ

    同シリーズの3巻目。
    少々設定に凝り過ぎて、返って不自然なのでは?と感じながら読み進めた部分もありますが、やはり大変に面白いことに変わりなく。
    恋模様も進展しつつ、同時に暗雲が立ち込めるという、いかにも次を読まずにいられなくなる巻末。

    0
    2016年06月07日

    Posted by ブクログ

    シリーズ3作目。今回はあんみつ、みたらし団子、金平糖に纏わる話。どの和菓子も美味しそうでその味を極めるとともに物事も解決してしまう。善意の人々の話なのでホッとする。葵の過去も含めて今後も気になる。

    0
    2023年09月19日

    Posted by ブクログ

    和菓子に拘った内容にとても好感が持てます。
    あんみつをこれまであまり意識して味わったことが無かったので、色々な味のバランスを確認しながら食べてみようと思いました。
    みたらし団子の発祥と言われている下鴨神社前の店には行ったことがありますが、表面がサクサクした作りたてのみたらし団子も食べたいなぁ。

    0
    2023年06月30日

    Posted by ブクログ

    栗田の腹が決まった?なんだか元不良の栗田に似合わない恋愛事情。勝手な思い込みだけれど。
    あんみつの謎探しは楽しそうだった。当事者には辛い日々だったかもしれないが、誤解が解けて?真相がわかってよかった。
    金平糖の工場での親子愛。お互い、それぞれのことを思ったすれ違い。

    0
    2023年05月30日

    Posted by ブクログ

    シリーズ3作目
    今回のお菓子は、あんみつ、みたらし団子、金平糖

    そう言えば、あんみつって食べたことないなぁ
    店でしか食べられないものだし、お店で食べるなら他のもの頼むだろうしね
    でも、甘味好きにはたまらないっていうよね~

    あと、あんみつ姫についてのツッコミ
    江戸時代にはあんみつはなかったから、み

    0
    2020年03月31日

    Posted by ブクログ

    やっぱり題材が大すきなシリーズ。今回もあんみつ、みたらし団子、金平糖と和菓子がとにかく美味しそうで、作る過程も華やかで楽しかった。一話のずっと年上の人に教えて「あげる」感には、理屈ではわからなくもないものの、登場人物か著者の若さみたいなものが透けて見えるような気もして抵抗があった。これまでの巻に続き

    0
    2018年10月19日

    Posted by ブクログ

    今回も、家族の絆の物語だったなー
    またもや見事に幸せな終わり。
    そして、少しずつ明らかになる葵さんの過去。
    今月中に5まで読みたいー!

    0
    2018年09月09日

    Posted by ブクログ

    志保の「かけるタレで別物に変わるんだ」「あんたには他の可能性が沢山あるんだから」といった言葉に胸を打たれました。一度誤解しまい、すれちがった関係は面と向かって話し合ってみたら修復できることもある。それにしても、本シリーズに出てくる和菓子の描写が上手くて、あまり好きではないあんみつや金平糖も美味しそう

    0
    2017年02月04日

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