お待ちしてます 下町和菓子 栗丸堂4

お待ちしてます 下町和菓子 栗丸堂4

583円 (税込)

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三社祭の活気にまぎれて忍び寄る不穏な影。葵の笑顔の裏に秘められた過去を、栗田は垣間見てしまう。それは何人もの人生を狂わせた、重苦しいものだった。 栗田は思い悩む。葵との出会いはひょんなことから。それは和菓子がとりもつ乙な縁。だが、いまやかけがえのないものになっている。願わくはともに歩んでいきたい。それには囚われた過去から彼女を救わなければいけないと。 決意を新たにする栗田だが、まわりは放っておいてくれないようで。店には和菓子にまつわる奇妙な依頼が変わらず舞い込んでくる。はてさて今日の騒動は?

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お待ちしてます 下町和菓子 栗丸堂 のシリーズ作品

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  • お待ちしてます 下町和菓子 栗丸堂
    605円 (税込)
    浅草の一角で、町並みに溶け込むかのように佇む栗丸堂。若い主人は最近店を継いだばかりらしく、栗田仁という。精悍にすぎる容貌で、どこか危なっかしいが腕は確か。 店を応援しようと顔馴染みが紹介したのが、和菓子のお嬢様こと葵だった。可憐な容姿だが、怪しすぎる通り名に警戒する栗田。出会いはいまいちだったが、彼女との出会いが栗田の和菓子を大きく変えることになる。 思いもよらぬ珍客も訪れるこの店では、いつも何かが起こる。和菓子がもたらす、今日の騒動は? ここでは変わらぬ温かい下町の風景が残っている。
  • お待ちしてます 下町和菓子 栗丸堂2
    583円 (税込)
    浅草の仲見世通りから少し外れると、懐かしい雰囲気の和菓子屋が見えてくる。店主の栗田は気風のよい青年で、まだ若いが腕も確か。昔馴染みにも支えられ、それなりにやっていけているようだ。 最近、栗田がそわつくことがあるらしい。どうも、可憐な女性がよく店に訪れるからとか。葵はたいそう和菓子に詳しく、栗田すらその知識に驚くことがあるという。 下町の当たり前の毎日でも、悲喜こもごもはある。この店はそういうことに縁があるようで。二人はなんだかんだで関わることになってしまう。和菓子の優しい味わいがもたらす、今日の騒動は?
  • お待ちしてます 下町和菓子 栗丸堂3
    583円 (税込)
    春めく浅草は、今日も多くの人でにぎわう。そんな陽気につられてか、甘味処栗丸堂はどこか落ち着かない。それもそのはず、若主人の栗田に悩みの種が増えたのだ。悪友の浅羽が調べた葵の正体は、栗田の心を揺るがすことに。自分は葵をどう思っているのか──決断を迫られていた。 そんな栗田の気持ちも知らず、店には次々と面倒事が舞い込んでくる。お調子者の由加のあんみつ取材は、思いもしない方向へ。志保のいとことのいさかいに、みたらし団子が関わってきて。 和菓子が育む縁は異なもの味なもの。やさしい味わいがもたらすそのてんまつはいかに?
  • お待ちしてます 下町和菓子 栗丸堂4
    583円 (税込)
    三社祭の活気にまぎれて忍び寄る不穏な影。葵の笑顔の裏に秘められた過去を、栗田は垣間見てしまう。それは何人もの人生を狂わせた、重苦しいものだった。 栗田は思い悩む。葵との出会いはひょんなことから。それは和菓子がとりもつ乙な縁。だが、いまやかけがえのないものになっている。願わくはともに歩んでいきたい。それには囚われた過去から彼女を救わなければいけないと。 決意を新たにする栗田だが、まわりは放っておいてくれないようで。店には和菓子にまつわる奇妙な依頼が変わらず舞い込んでくる。はてさて今日の騒動は?
  • お待ちしてます 下町和菓子 栗丸堂5
    605円 (税込)
    浅草に夏がやってきた。和菓子は涼を求められる季節である。水無月、氷室、若鮎。そのうちのひとつ、清流の美を表現する若鮎を作ることになった栗田。これが富樫との思いもよらぬ邂逅をもたらす。はたして、彼の真意とは? いっぽう、若者の季節の到来に、それぞれの想いが交錯する。栗田は彼女らの想いを受けとめ、応えていくために奮闘するのだった。葵に影のようにまとわりつく過去の亡霊、富樫と決着をつけるべく。かけがえのない時をともに歩んできた由加が、新たな一歩を笑顔で踏み出せるように。物語はいよいよ佳境へ。

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お待ちしてます 下町和菓子 栗丸堂4 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    富樫と真澄の葵を巡る過去が、小さいというか引き伸ばした割にはさほど重要じゃないように感じるなぁ。もう少し掘り下げがあるのだろうか。

    0
    2022年09月19日

    Posted by ブクログ

    くどいようだが、美味しんぼである(^ ^;
    慣れると、まぁ心地よい(^ ^;

    この巻の最後で、葵さんの抱えていた「過去の秘密」が
    明かされるわけですが...大したことはない(^ ^;

    いや、もちろん当人にとっては大変なことでしょうが、
    国と国との諜報合戦みたいなスケール感はなく(当然)、
    ほぼ予

    0
    2018年11月08日

    Posted by ブクログ

    今回も和菓子に纏わる様々な出来事に向き合う二人。ようやく葵の過去も明らかになりスッキリしました。水羊羹、水饅頭など夏らしい和菓子の蘊蓄も面白かった。

    0
    2023年10月10日

    Posted by ブクログ

    ついに葵の過去が!と思ったら、茶道の家元のお家事情に巻き込まれながらも「きんつば」の謎をとく葵。すごいなぁ。水饅頭もおいしそうだった。
    白鷺家の大変さ。結局は家族のつながりの強さ、かな。
    さて、栗田はこの後どうするのか・・

    0
    2023年06月02日

    Posted by ブクログ

    水羊羹、水饅頭
    どちらもたべたことないのですが、ぜひたべてみたくなるお話。
    下町の人情、いいですねぇ。こんな世界ちょっと憧れてしまう。

    0
    2022年05月09日

    Posted by ブクログ

    シリーズ4作目
    今回のお菓子は、水羊羹、きんつば、水まんじゅう

    水羊羹は子供の頃に食べた思い出
    多分、お中元か何かでもらった缶のやつなんだけど、普通の羊羹よりも食感も味もがさらりとしてて美味しかった気がする
    お店で出されるやるはそれよりもっと美味しいんでしょうねぇ


    きんつばは外側の砂糖がガリガ

    0
    2020年04月01日

    Posted by ブクログ

    水羊羹、きんつば、今川焼きに水饅頭が、むっちりしていたり涼しげだったりで物語ともとても馴染んでいて心地好い。葵の手首の怪我の具体的な事情もこれまで引っ張っていたけれどしっくり来た。和菓子の美味しそうで華やかな描写や蘊蓄が楽しくてすきなシリーズ。

    0
    2018年10月09日

    Posted by ブクログ

    今回は、初夏の和菓子をテーマとしたお話。葵さんの過去も大分明らかになりました。白鷺敦が栗田になつく様子が面白い。巻数を重ねる度に和菓子の表現がパワーアップしている気が…。大袈裟のようで、こちらもその和菓子を味わっているかのように想像できます。次は富樫がどのように絡んでくるのか、みんなが幸せになって終

    0
    2017年02月04日

    Posted by ブクログ

    やっと、栗田と葵さんの仲が進展して、次は、嬉し恥ずかしの展開かしら(笑)
    白鷺さんは、新レギュラーになるのかな。
    お坊ちゃま~。
    そして、最後にある掌編に、ものすごく救われた気がする。
    ほっとした~。悲劇ではあるのだけれど。。。

    そういえば、うちでもお正月に必ず、水ようかんを作っていたことを思いだ

    0
    2016年06月11日

    Posted by ブクログ

    シリーズのストーリーが佳境に入ってきてどんどん面白くなってきた。
    栗田は依頼された和菓子を成功させた後、それを商品化したりはしないのだろうか?今回だって苦心して作り上げた老舗鳳凰堂より美味しい水羊羹、かっぱ橋でわざわざ道具を買って作った今川焼。自分の技術の向上にはつながってるんだろうけどそれを依頼さ

    0
    2016年03月21日

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