お待ちしてます 下町和菓子 栗丸堂5
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お待ちしてます 下町和菓子 栗丸堂5

605円 (税込)

3pt

浅草に夏がやってきた。和菓子は涼を求められる季節である。水無月、氷室、若鮎。そのうちのひとつ、清流の美を表現する若鮎を作ることになった栗田。これが富樫との思いもよらぬ邂逅をもたらす。はたして、彼の真意とは? いっぽう、若者の季節の到来に、それぞれの想いが交錯する。栗田は彼女らの想いを受けとめ、応えていくために奮闘するのだった。葵に影のようにまとわりつく過去の亡霊、富樫と決着をつけるべく。かけがえのない時をともに歩んできた由加が、新たな一歩を笑顔で踏み出せるように。物語はいよいよ佳境へ。

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お待ちしてます 下町和菓子 栗丸堂 のシリーズ作品

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  • お待ちしてます 下町和菓子 栗丸堂
    605円 (税込)
    浅草の一角で、町並みに溶け込むかのように佇む栗丸堂。若い主人は最近店を継いだばかりらしく、栗田仁という。精悍にすぎる容貌で、どこか危なっかしいが腕は確か。 店を応援しようと顔馴染みが紹介したのが、和菓子のお嬢様こと葵だった。可憐な容姿だが、怪しすぎる通り名に警戒する栗田。出会いはいまいちだったが、彼女との出会いが栗田の和菓子を大きく変えることになる。 思いもよらぬ珍客も訪れるこの店では、いつも何かが起こる。和菓子がもたらす、今日の騒動は? ここでは変わらぬ温かい下町の風景が残っている。
  • お待ちしてます 下町和菓子 栗丸堂2
    583円 (税込)
    浅草の仲見世通りから少し外れると、懐かしい雰囲気の和菓子屋が見えてくる。店主の栗田は気風のよい青年で、まだ若いが腕も確か。昔馴染みにも支えられ、それなりにやっていけているようだ。 最近、栗田がそわつくことがあるらしい。どうも、可憐な女性がよく店に訪れるからとか。葵はたいそう和菓子に詳しく、栗田すらその知識に驚くことがあるという。 下町の当たり前の毎日でも、悲喜こもごもはある。この店はそういうことに縁があるようで。二人はなんだかんだで関わることになってしまう。和菓子の優しい味わいがもたらす、今日の騒動は?
  • お待ちしてます 下町和菓子 栗丸堂3
    583円 (税込)
    春めく浅草は、今日も多くの人でにぎわう。そんな陽気につられてか、甘味処栗丸堂はどこか落ち着かない。それもそのはず、若主人の栗田に悩みの種が増えたのだ。悪友の浅羽が調べた葵の正体は、栗田の心を揺るがすことに。自分は葵をどう思っているのか──決断を迫られていた。 そんな栗田の気持ちも知らず、店には次々と面倒事が舞い込んでくる。お調子者の由加のあんみつ取材は、思いもしない方向へ。志保のいとことのいさかいに、みたらし団子が関わってきて。 和菓子が育む縁は異なもの味なもの。やさしい味わいがもたらすそのてんまつはいかに?
  • お待ちしてます 下町和菓子 栗丸堂4
    583円 (税込)
    三社祭の活気にまぎれて忍び寄る不穏な影。葵の笑顔の裏に秘められた過去を、栗田は垣間見てしまう。それは何人もの人生を狂わせた、重苦しいものだった。 栗田は思い悩む。葵との出会いはひょんなことから。それは和菓子がとりもつ乙な縁。だが、いまやかけがえのないものになっている。願わくはともに歩んでいきたい。それには囚われた過去から彼女を救わなければいけないと。 決意を新たにする栗田だが、まわりは放っておいてくれないようで。店には和菓子にまつわる奇妙な依頼が変わらず舞い込んでくる。はてさて今日の騒動は?
  • お待ちしてます 下町和菓子 栗丸堂5
    605円 (税込)
    浅草に夏がやってきた。和菓子は涼を求められる季節である。水無月、氷室、若鮎。そのうちのひとつ、清流の美を表現する若鮎を作ることになった栗田。これが富樫との思いもよらぬ邂逅をもたらす。はたして、彼の真意とは? いっぽう、若者の季節の到来に、それぞれの想いが交錯する。栗田は彼女らの想いを受けとめ、応えていくために奮闘するのだった。葵に影のようにまとわりつく過去の亡霊、富樫と決着をつけるべく。かけがえのない時をともに歩んできた由加が、新たな一歩を笑顔で踏み出せるように。物語はいよいよ佳境へ。

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お待ちしてます 下町和菓子 栗丸堂5 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    お待ちしていますシリーズ完結。5巻まであったが、季節は1周だけだったんだ。
    前回、葵の過去が明らかになり、葵にけがをさせた人物を探す仁。一方の富樫にも思うところがあって・・何を企んでいるのか?富樫の過去、幻は自分が生み出したもの?悲しみは消えないが、落ち着くところに落ち着いてよかった。

    0
    2023年08月24日

    Posted by ブクログ

    あ~読み終わってしまった。良かったな~
    いろんな難題を解決して、栗田と葵さんは想いを伝えあった。
    う~~本当に良かった。

    いつも葵さんが表現する和菓子の美味しさの数々。
    今回も栗大福が凄く食べたくなりました。

    0
    2019年09月17日

    Posted by ブクログ

    何だかんだ言いつつ、シリーズ読破(^ ^;
    いや、わし別に美味しんぼ嫌いじゃないし(^ ^;

    ざっくりと粗筋だけ言ってしまうと、
    「皆、落ち着くとこに落ち着きましたとさ」
    となってしまいますが(^ ^;
    中に込められた細やかな機微は、
    読んだ人にしか味わえない贅沢な幸せ(^ ^

    読後の副産物とし

    0
    2018年11月12日

    Posted by ブクログ

    遂に完結‼(^o^)大好きな若鮎から始まる今回のお話(*^^*)由香の気持ちの決着、葵さんの過去の決着まで読んで、富樫の話でもう胸がいっぱい(T-T)からの告白タイム!(何度も読んだ(^^;)ゞ)最後まで美味しくいただきました(^人^)栗丸堂の皆様ともう一度再会できる日を願う!\(^o^)/

    0
    2016年04月19日

    Posted by ブクログ

    シリーズの最終作。毎回美味しそうな和菓子と蘊蓄、それに纏わるお話で面白かったです。全ての出来事も一応完結してスッキリしました。栗田と葵の今後の話もシリーズ化されているようなのでまた読んでみたいです。

    0
    2023年10月21日

    Posted by ブクログ

    由加の片思いと、富樫が渡したかったもの。色々と繋がる部分がありましたが、少し脇が甘い作品でもあったかなと。自殺だと思われていたけれど、真澄は子供を助けようとしたからっていうのが誰にも伝わっていないのは如何なものなのかなーと。
    また、富樫は真澄の遺族から木型を貰っていたなら、職人として精を出しているべ

    0
    2022年09月20日

    Posted by ブクログ

    葵さん怪我の顛末が分かり収まるところに収まって、美味しそうな栗大福をいただく大団円。良かった良かった。

    0
    2022年03月16日

    Posted by ブクログ

    シリーズ5作目で一区切りの完結?
    今回のお菓子は若鮎、かき氷、大福

    若鮎はあの時期のお茶会には欠かせないよなぁ
    茶道はなぜかお茶っぽくない名前のお菓子が定番だったりするよね
    若鮎もそうだけど、初鰹とかね
    季節を感じるって事なんだろうけど、直球すぎる名前過ぎて、もっと風流なネーミングでもいいんじゃな

    0
    2020年04月02日

    Posted by ブクログ

    いやーすっきり!
    由加の告白とか、恋愛の要素も強かったので、久々にときめきも楽しめました!

    最後に出てきた栗入りの大福がおいしそうで、食べたくなったなー

    とりあえずシリーズ完結ですが、その後の読みたいです。
    シリーズにしなくてもいいので、続編を期待してます。

    0
    2019年02月03日

    Posted by ブクログ

    本作で、若鮎や調布といった和菓子を初めて知りました。求肥が好きなので食べてみたいです。とうとうシリーズ最終巻。切なさもありましたが、すべての人が前を向いて歩き出そうとしている様子に心打たれました。シリーズが大福で始まり大福で終わるのがいいなと思った。

    0
    2017年02月04日

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