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Posted by ブクログ 2024年02月24日
『Schoolgirl』も良かったが、『悪い音楽』に登場する音楽教師ソナタのズレが印象的だった。
保護者を呼んで生徒指導する場面で、その内容をネタにしたラップを考え、教師や保護者から問い詰められたり、合唱コンクールな学級指導で音痴な男子をカバーするために声量をあげることを指導し伴奏者の生徒から反...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年01月08日
わーお。この作者の文章好きだなー。
作者の感性がドバドバドバーっと私の中に入ってくる感覚。(こんな素晴らしい文章を読んだ後の自分の語彙力に泣けますが。)
School girlを読んで、あーもうちょっとこの世界観読んでたかったーと思っていたら、悪い音楽が超えてきた。おもしろかったー。三井先生やばい...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年10月18日
とても興味深く面白かった。
作者の感性の素晴らしさが伝わって来た。
これを読みながら、「女生徒」を2度読み直してしまった。
太宰の凄さと九段さんの素晴らしさが、身に滲みて来た。
「女生徒」が、「お母さん」なら「School girl」は、「Mother」であろう。とにかく、ここに登場する「お母さん」...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年04月03日
第166回芥川賞候補作である表題作を含めた中編2編収録。
表題作は太宰治の「女生徒」の本歌取り的作品だそうだ。太宰は好きではないけど、「女生徒」は読んでみようと思った。
それより、もう一編収録された九段さんのデビュー作で第126回文學界新人賞受賞作の「悪い音楽」!。
女性のとんでもない中学音楽教...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年03月26日
芥川賞は逃したものの、平野氏らが一押ししたと聞いて借りました。
いやあ、すごい。とんでもない新人が出てきたと思いましたよ。現代に生きていながら同時通訳的に現代を描いているっていうか。初めはお母さんと同年代ぐらいの人かと思いましたが、1990年生まれ?なんということでしょう。
太宰の「女生徒」も読...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年03月15日
「School girl」では、14歳の娘をもつお母さんの想いと映像で語っているyoutuberの娘の想いを交差しながら読むことが不思議な感覚でした。
さらにそこに太宰治「女生徒」の話しが出てきて、時間軸的にも面白く描かれていました。
まだ「女生徒」読んだことないので、読んでからまたこの本を読み返し...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年02月03日
すべての元・14歳女子たちへ。
さきほど『東京都同情塔』で芥川賞を受賞された九段理江さんの前著。こちらも同賞(第166回)の候補作になっている。
令和を生きる少女の実存的不安と、母娘の葛藤を描く。
その鮮やかさに、こちらは眩暈のような錯覚を覚える。
タワ...続きを読む
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