あらすじ
誰かを強く思った気持ちは、あの時たしかに存在したのに、いつか消えてしまう――。燃え上がった関係が次第に冷め、恋の秋がやってきたと嘆く女性。一年間だけと決めた不倫の恋。女優の卵を好きになった高校時代の届かない恋。学生時代はモテた女性の後悔。何も始まらないまま終わった恋。バーカウンターで語られる、切なさ溢れる恋物語。
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Posted by ブクログ
バーで語られ生まれる、恋愛のオムニバスストーリー。
素朴で丁寧な文章を味わいながら、お酒や音楽を学部ことができる。
一つひとつの物語に癒やされ、励まされ、いつの間にか涙していた。人のいじらしさって美しいなって思ってしまう素敵な本だった。
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たくさんの恋が詰まった1冊。
過去も、大人になった今も恋愛は難しい。
みんなそれぞれ事情があるけど、分かっていても心が動くのが恋だと再認識。
きっと何回も読み返すだろうな。
Posted by ブクログ
恋、愛の選択を迫られた時に読むとリアリティがあって、考えさせられた。恋の形もさまざま。きっと人は自分が思ってもみない数や形の恋をしているのだろう。
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ありきたりな恋愛小説家と思いきや、短編風の作りをしていながらしっかり時の流れを感じられて、一人一人の主人公に寄り添うようなバーのマスターの会話や音楽がとても良かったです。
Posted by ブクログ
お酒と音楽と恋バナと。永遠の恋ってあるのでしょうか?恋って儚いものなのでしょうか?思い出があればそれでいいのでしょうか?足りないもの、満たされないものがあって苦しい。満たされたときからさめていく。愛に発展しても同じか?お酒の役割はさみしさを紛らわすものなのか?恋愛がうまくいっている時は、誰かに話す必要性は乏しい。何か伝えきれないものを誰かにわかってほしいのかもしれないですね。バーで口説くのは見っともない。そして女性は割り切りが総じて早いと思う。音楽を検索して聴きながら読んだ。美味しさは、その素材のうまさが3割、ブランドイメージ3割、その場の雰囲気4割とあった。ゲイリーオールドマンの不滅の恋が見たくなった。そして泣きたい気分
Posted by ブクログ
バーで飲むお酒と音楽と恋愛。実際のバーマスターが書いているからか、実話と思うくらいのリアリティ。大人だなぁとドキドキ。ショートストーリーが微妙に重なっているところや落とさず余韻を残すところが面白い(好みは分かれそう)
バーに行きたくなる1冊。どの話もいいけど、口紅の話と1年と決めた不倫の話が好き。何にもないものだけど魔法が使えると信じていれば、いざというときに自信を与えてくれたり、自分の実力以上のものを発揮できる。終わりを決めた恋愛は新しいけど、終わりが来れば引きずらずに気持ちを断つ強さもすごい(本当の強さかどうかは分からないけど)
音楽とお酒が彩りを与えてくれる。バーで最初の一杯をゆっくり飲むように、ゆっくり読みたい。
Posted by ブクログ
なんとなく手に取った1冊なのだけれど
夢中になって数時間で読み終えてしまった。
BARのマスターがお客の恋愛話を聞くという割とありきたりな話なのだが
色んな恋愛話が出てくるものの
くどさを感じさせない文章だからなのか
スルスルと読めた。
話の中に出てくるBARで流れている音楽を、私も実際に流しながら読んだのだけれど
私が作中のBARで、マスターと客が話している恋愛話をこっそり盗み聞きしているような気分になった。
作者の方は本当にお店をやっているらしく、
出てくるお酒やカクテルの描写がものすごく美味しそうに描かれていた事にも納得。
実らない恋も、終わった恋も、それはそれで尊いかなとひっそりと思った。
Posted by ブクログ
なんとなく尾形真理子さんを彷彿とさせるようなタイトルに惹かれた。
奥渋にあるBar Bossaのマスターが描く、いろんな恋の物語。
出てくる音楽も素敵で、ついプレイリストを作ってしまった。笑
Posted by ブクログ
「恋はたとえ実らなくても、十分に素敵だ。」
このmakicooさんの言葉の通り、
本には、バーの店主さんが聞いた、21人の男女の様々な恋の話が詰まっています。
その中でも好きだなと思ったのは、文庫p.145の斉藤さんの話です。
男ってこう、どうして気づけないんだろう。とか
ここぞというときに決断できるように心決めなきゃ。とか
自分の人生と照らし合わせて、色んな後悔と共感が生まれました。
本の中には、人生の先輩方の多様な恋の形の話もあり、今後の学びになりました。
恋愛で悩んでいる方にこそ、この本を読んでほしいです。
Posted by ブクログ
渋谷のとあるBarで、マスターが選んだ曲をBGMに客が紡ぐ恋の物語。どれも本当に短いお話で、さらっと読めてしまうんだけど、一話読み終わるごとに余韻に浸り、しばし恋する夢の世界へ誘ってくれます。いくつになっても恋をしていたいなって思う、そんな素敵な本でした。特に最初の話が一番心に響いた。恋の終わりは想像したくないけれど。私もそれらの曲をかけながら読んでみました。ナット・キング・コールの歌声、好きだなぁ。。。アニタ・オデイの『アーリー・オータム』も。
Posted by ブクログ
渋谷のバー「Bar Bossa」に行ってみたくなった。
帰省中の新幹線中で読んだけど、1つ短編読み切る度に、外見て自分の恋愛に思い馳せる的な感じでたそがれてた。
恋って不思議で、しょーじき叶わなければ生産性のないただの心労にもなりうる。でも、この本の一つ一つのお話は、叶わなかった恋だったとしても、誰も「恋なんてしなけれは良かった」とは思っていない。ひとつの思い出として、その人を形作るもので、それがあったから今の自分があるのだと思えてるのかなとおもった。
東京に2年後住むかもしれない。その時は、Bar Bossaに行って、レザムルーズ頼んで、マスターに話してみたい。