【感想・ネタバレ】恋はいつもなにげなく始まってなにげなく終わる。のレビュー

あらすじ

誰かを強く思った気持ちは、あの時たしかに存在したのに、いつか消えてしまう――。燃え上がった関係が次第に冷め、恋の秋がやってきたと嘆く女性。一年間だけと決めた不倫の恋。女優の卵を好きになった高校時代の届かない恋。学生時代はモテた女性の後悔。何も始まらないまま終わった恋。バーカウンターで語られる、切なさ溢れる恋物語。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

bar bossa行ってみたくなった!
私も今までもこれからもずーっと何かと死ぬまで恋してるんだろうなぁと思った。。

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2022年11月13日

Posted by ブクログ

バーで語られ生まれる、恋愛のオムニバスストーリー。
素朴で丁寧な文章を味わいながら、お酒や音楽を学部ことができる。
一つひとつの物語に癒やされ、励まされ、いつの間にか涙していた。人のいじらしさって美しいなって思ってしまう素敵な本だった。

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2021年12月31日

Posted by ブクログ

過去をいろいろ思い出す
わかる、と思う話といやそれはないな、と思う話と感情が揺れた 短編集は読み易くて好き

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2025年12月21日

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たくさんの恋が詰まった1冊。
過去も、大人になった今も恋愛は難しい。
みんなそれぞれ事情があるけど、分かっていても心が動くのが恋だと再認識。
きっと何回も読み返すだろうな。

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2025年05月15日

Posted by ブクログ

恋、愛の選択を迫られた時に読むとリアリティがあって、考えさせられた。恋の形もさまざま。きっと人は自分が思ってもみない数や形の恋をしているのだろう。

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2023年01月21日

Posted by ブクログ

ありきたりな恋愛小説家と思いきや、短編風の作りをしていながらしっかり時の流れを感じられて、一人一人の主人公に寄り添うようなバーのマスターの会話や音楽がとても良かったです。

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2022年03月02日

Posted by ブクログ

お酒と音楽と恋バナと。永遠の恋ってあるのでしょうか?恋って儚いものなのでしょうか?思い出があればそれでいいのでしょうか?足りないもの、満たされないものがあって苦しい。満たされたときからさめていく。愛に発展しても同じか?お酒の役割はさみしさを紛らわすものなのか?恋愛がうまくいっている時は、誰かに話す必要性は乏しい。何か伝えきれないものを誰かにわかってほしいのかもしれないですね。バーで口説くのは見っともない。そして女性は割り切りが総じて早いと思う。音楽を検索して聴きながら読んだ。美味しさは、その素材のうまさが3割、ブランドイメージ3割、その場の雰囲気4割とあった。ゲイリーオールドマンの不滅の恋が見たくなった。そして泣きたい気分

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2022年01月16日

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バーで飲むお酒と音楽と恋愛。実際のバーマスターが書いているからか、実話と思うくらいのリアリティ。大人だなぁとドキドキ。ショートストーリーが微妙に重なっているところや落とさず余韻を残すところが面白い(好みは分かれそう)
バーに行きたくなる1冊。どの話もいいけど、口紅の話と1年と決めた不倫の話が好き。何にもないものだけど魔法が使えると信じていれば、いざというときに自信を与えてくれたり、自分の実力以上のものを発揮できる。終わりを決めた恋愛は新しいけど、終わりが来れば引きずらずに気持ちを断つ強さもすごい(本当の強さかどうかは分からないけど)
音楽とお酒が彩りを与えてくれる。バーで最初の一杯をゆっくり飲むように、ゆっくり読みたい。

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2022年01月11日

Posted by ブクログ

「恋はたとえ実らなくても、十分に素敵だ。」
このmakicooさんの言葉の通り、
本には、バーの店主さんが聞いた、21人の男女の様々な恋の話が詰まっています。

その中でも好きだなと思ったのは、文庫p.145の斉藤さんの話です。
男ってこう、どうして気づけないんだろう。とか
ここぞというときに決断できるように心決めなきゃ。とか
自分の人生と照らし合わせて、色んな後悔と共感が生まれました。

本の中には、人生の先輩方の多様な恋の形の話もあり、今後の学びになりました。
恋愛で悩んでいる方にこそ、この本を読んでほしいです。

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2025年10月26日

Posted by ブクログ

この世界にはいろんな恋愛が溢れているんだなあと読み進めていたけど、
終わり方が良かった

音楽を知ってたらもっと面白かっただろうな!

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2025年02月28日

Posted by ブクログ

渋谷のとあるBarで、マスターが選んだ曲をBGMに客が紡ぐ恋の物語。どれも本当に短いお話で、さらっと読めてしまうんだけど、一話読み終わるごとに余韻に浸り、しばし恋する夢の世界へ誘ってくれます。いくつになっても恋をしていたいなって思う、そんな素敵な本でした。特に最初の話が一番心に響いた。恋の終わりは想像したくないけれど。私もそれらの曲をかけながら読んでみました。ナット・キング・コールの歌声、好きだなぁ。。。アニタ・オデイの『アーリー・オータム』も。

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2022年12月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

渋谷のバー「Bar Bossa」に行ってみたくなった。

帰省中の新幹線中で読んだけど、1つ短編読み切る度に、外見て自分の恋愛に思い馳せる的な感じでたそがれてた。

恋って不思議で、しょーじき叶わなければ生産性のないただの心労にもなりうる。でも、この本の一つ一つのお話は、叶わなかった恋だったとしても、誰も「恋なんてしなけれは良かった」とは思っていない。ひとつの思い出として、その人を形作るもので、それがあったから今の自分があるのだと思えてるのかなとおもった。

東京に2年後住むかもしれない。その時は、Bar Bossaに行って、レザムルーズ頼んで、マスターに話してみたい。

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2022年12月29日

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