化学の授業をはじめます。

化学の授業をはじめます。

2,600円 (税込)

13pt

世界500万部、「2022年最も売れたデビュー小説」

60年代米国、未婚のシングルマザーの化学者・エリザベスは男社会で大奮闘するが――世界が共感した痛快エンパワー&エンタメ小説! Apple TV+『レッスン in ケミストリー』原作

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化学の授業をはじめます。 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    性差別の真っ只中に生きた女性の人生譚。

    彼女は真面目で、賢く、非の打ち所がない人だった。当時のアメリカの女性への無理解が、彼女にも無条件でのしかかった。それを耐え、現代では稀代の人気タレント兼化学者となった。

    決して愚痴らず、人の陰口も言わず、真っ直ぐに前だけを見つめるように。調理中の彼女からす

    0
    2024年11月17日

    Posted by ブクログ

    主人公やその周りの境遇は結構ヘビーなのだが、主人公のおかげでそれを感じさせずに物語が進んでいく。彼女は大真面目なのだろうが、それがかえって読者に癒しを与えてくれるのだ。
    最後もさわやかに、彼女らしい決断を見届けることができて満足。女性ならもっと共感できるのではなかろうか。

    0
    2024年07月06日

    Posted by ブクログ

    1960年代のアメリカで、才能ある化学者だが女性ゆえ保守的な科学界で苦悩するエリザベス。

    女性の地位が下の下であった頃、男は女を管理したがり、触りたがり、支配したがり、黙らせたがり、矯正したがり、指図したがる。
    なぜこうも下に見ることしかできないのか…
    女のくせにとか、女だったら大人しく相手に合わ

    0
    2024年06月19日

    Posted by ブクログ

    60年代のアメリカを舞台に優秀な化学者でありながら保守的な研究所で性差別と闘うエリザベスが主人公。
    唯一気の合う化学者仲間の彼と暮らすが、彼の急死で残された娘と、2人と一匹の犬で社会の因習や様々な差別を乗り越えて行く。
    マッドの可愛らしさやシックス=サーティの忠実ぶり、悪役達の最低の悪人ぶりも含めて

    0
    2024年06月08日

    Posted by ブクログ

    つい最近迄、アメリカに性差別があったとは。日本でも、なかなか女性が管理職にはなれない。自分達が首になっても女性進出を促そうという政治家は、現れない。残念ながら。

    0
    2024年05月06日

    Posted by ブクログ

    エリザベスは取材を受けて語る。

    「彼女はふたりの恋愛を〝膨張〟や〝密度〟や〝熱〟といった言葉で説明し、その情熱の基盤にあったのはたがいの能力に対する敬意だったと、力をこめて話した。「それがどんなに特別なことかわかりますか? 男性が女性の仕事を自分の仕事と同じくらい大事なものと認めていることが」」

    0
    2024年05月03日

    Posted by ブクログ

    アメリカって自由の国って思ってたけど、女性の置かれた立場は日本と変わらないんだということに驚いた。
    女性の目を覚ますエリザベスの言動が爽快だった。
    男性がエリザベスを困らせようとする時に、エリザベスが返す言葉には思わず笑ってしまった。
    読んでよかった。

    0
    2024年04月27日

    Posted by ブクログ

    昨年、観るつもりのなかった「Barbie」を猛烈に薦められて観て、猛烈に心動いた以上に、超猛烈な感動です!おもしろく、痛く、深く心揺さぶられました…1986年男女雇用機会均等法第一世代の女性が部署に入ってきて、3年後、彼女が結婚するという報告を受けた時に「おめでとう!で、いつ会社辞めるの?」と発言し

    0
    2024年04月16日

    Posted by ブクログ

    いいっ!

    ゾットの強さに憧れつつ、逆境を乗り越えていくのを全力で応援したくなる。とってもスカッとする作品。

    こういう人が世界に勇気を与えていく。なんとなくの当たり前に疑問を呈していく。女性の幸せは結婚であると周りの合意がある世の中で育った私にはドンピシャでした。こういうロールモデルが欲しかった。

    0
    2024年04月14日

    Posted by ブクログ

    男尊女卑で女性の化学者なんてもってのほかの時代に、化学者として突き進む女性の話。
    主人公エリザベスが困難に立ち向かいながら自分の信念を貫く姿がいい。後半、料理番組のスターになった彼女が、観客達の質問に自分の考えを話す場面が1番好きだ。私の心にも響いた。

    0
    2024年10月25日

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