いなくなくならなくならないで

いなくなくならなくならないで

1,760円 (税込)

8pt

死んだはずの親友・朝日からかかってきた一本の電話。時子はずっと会いたかった彼女からの連絡に喜ぶが、「住所ない」と話す朝日が家に住み着き――。デビュー作にして第171回芥川賞候補作。

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

いなくなくならなくならないで のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    Twitterで誰かがおすすめして読んだ気がする
    他の人のレビューを見ていると、米津玄師がお勧めしていたということで…なんかそれはめっちゃ納得 米津玄師ならこの本をまた見事楽曲化してくれたりするんだろうか笑

    事情があり1時間で読み切らないと行けなくてウオオオっと読んだけど結果としてこの読み方が正解

    1
    2025年11月12日

    Posted by ブクログ

    上質な「ホラー映画」を見終わったかのような読後感のある小説だった。

    さまざまなレビューを見てみてもそんな感想はまったく見当たらず、自分自身に残された感覚を問い返してみたけれど、やっぱりそれは「ホラー」作品を観たあとの何かなのであり、「恐怖」という感情であることは間違いがない。

    もっともホラー的だ

    1
    2025年05月15日

    Posted by ブクログ

    米津玄師さんが2度もおすすめしていた本
    タイトル通りの内容がめちゃくちゃ良かった
    いなくならないでほしいのか、いなくなってほしいのか、あんなに希求していたのに忌避してしまう自分でもよくわからない感情を言語化してくれてる感じ
    終わり方も個人的にはすごく好きだった
    主人公の家族の絶妙な不穏さも良き
    他の

    0
    2025年10月31日

    Posted by ブクログ

    17歳の時に自殺をしたという親友。社会人になった時子に再び電話がかかってくる所から始まる。かつて、助けられなかったという自負から朝日を壊れ物のように扱う時子。大好きな親友で、死んだと思っていたから尚更大切にしたい。試供品のチョコレートを多めに持って帰ったり、洋服や、タブレットを貸してあげたり、まさに

    0
    2025年01月22日

    Posted by ブクログ

    時子→朝日への煮え切らない心理描写がタイトルとリンクしてるところは好き。ただ全て時子目線で語られるために、他の登場人物の芯には絶対に届かない、わからないところにもやもやした。

    1
    2025年11月05日

    Posted by ブクログ

    答えのでない問題をずっと考え続けているような物語だった。
    人間は不完全だから、感情があっちこっち行ったり来たりして好きだから嫌いのように相反する気持ちが両立するのを再認識した。

    あの時のあの人に会いたい、自分が作り出した過去や傷は深くうつくしいものであってほしいという時子の気持ちはよく分かった。

    1
    2025年04月27日

    Posted by ブクログ

    時子と朝日の関係がしんどくて、最後まで読んだら報われるのかなとか思って読んでたけど全然報われなくて、むしろ悪い方向に進んで行って、汗をかくタイプの悪夢みたいに長く感じた。文章が個性的で、理解するのに時間がかかるから同じとこを何度も読むことになり、その文読み応えがあった。

    1
    2025年01月23日

    Posted by ブクログ

    タイトルに"?"となって読み始めた本。

    17歳の時に、突然親友が姿を消してしまったら、自分だったらどう思うのだろうと考えた。

    時子にとって唯一無二の存在だった朝日。

    時子は、初めは朝日が再びいなくならないように懸命に自分のもとに繋ごうとしていたけれど、就職を機に実家で朝日も

    1
    2024年12月24日

    Posted by ブクログ

    居場所を求める朝日と、
    失うことに臆病者な時子。
    ただずっと若いと思った。
    今の変わってしまった朝日より、
    17歳の頃の朝日と会いたいだとか
    身勝手なことを言っている主人公に
    心底共感してしまう。
    死にたい死にたい言いながら
    君が居なくなったら死ぬとかを言いながら
    いざ居なくなっても死ねない絶望にも

    0
    2025年12月07日

    Posted by ブクログ

    4.0/5.0

    タイトル通り、主人公時子の、朝日に対する一口には表現出来ない微妙で細かく揺れ動く心情の変化が繊細に描かれている。

    中盤の若干レズっぽいシーンは必要だったのかな?と思った。

    0
    2025年09月24日

いなくなくならなくならないで の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

無料で読める 小説

小説 ランキング

向坂くじら のこれもおすすめ

いなくなくならなくならないで に関連する特集・キャンペーン

同じジャンルの本を探す