踊れ、愛より痛いほうへ

踊れ、愛より痛いほうへ

1,870円 (税込)

9pt

初小説にして芥川賞候補作となった『いなくなくならなくならないで』に続く、向坂くじらの小説第二弾! 幼い頃から納得できないことがあると「割れる」アンノは、愛に疑念を抱いていて――

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

踊れ、愛より痛いほうへ のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    小学校卒業近くまではバレエをやってて、中学は地元の学校へ、フリースクールにも週一回通い、高校卒業後は庭のテントでバイトしながらの生活。不機嫌でいびつで、神経質でろくでもなく、何者にもなれない、繊細で潔癖な子供の、誰も生まれないけど死ぬ人はいる物語。

    好き嫌いがすごくわかれる作品なのではないかと思う

    0
    2025年12月12日

    Posted by ブクログ

    友人に紹介してもらった芥川賞候補作品。
    輪郭はある、それもぼやけて見えるけどきっとしっかりある。そう感じたのは平仮名の多さ?
    頭が割れて噴き出す感覚に共感。

    0
    2025年12月05日

    Posted by ブクログ

    生きづらさと
    それを物ともせずに、貫く魅力を感じた。
    彼女の周りも彼女の魅力に気がついている。

    てすが

    やっぱり
    私なら楽に生きたい。

    そして彼女なりにこれからの生き様を

    踊りで表現して欲しい

    0
    2025年09月13日

    Posted by ブクログ

    芥川賞候補作品

    息を呑むような疾走感と
    愛へのアンチテーゼ。

    誰かを愛すこと、好きになることはすなわち、
    その人以外の誰かを愛せないこと。

    一見痛切な展開であり、期待を予見させたかと思えば、それは幻影でしかなく、本質は偏愛と過剰なまでの平等。

    主人公目線で描かれるこの作品は、
    その目まぐるし

    0
    2025年07月08日

    Posted by ブクログ

    面白い!!!

    傍から見たら何してるのかわかんないアンナだけど、所々考え方に共感する場面もあったり。
    踊りの描写は躍動感があって素敵だった

    0
    2025年07月06日

    Posted by ブクログ

    この一個前に読んだ本が面白すぎて危うく星を減らすところだったが、かなり面白かった。
    というか、読めたタイミングも良かった、一気読みできたから。
    読み終わって最初のページを読むと全然解釈違った。勘のいい人は最初から気づくのか?できて半信半疑か。

    0
    2025年06月26日

    Posted by ブクログ

    「怒る」とも「泣く」とも違ったから、自分でそれに「割れる」と名付けた。(中略)それがアンノが自分のお母さんに失望した、初めての経験だった。

    怒るでも泣くでもなく、自分が世界とうまくいかずに、頭の中を感情が駆け巡る。そんな気持ちに共感を覚えた。
    アンノは常々、一人だけを愛し、それ以外を切り捨てる愛し

    0
    2025年12月15日

    Posted by ブクログ

    淡々とした穏やかな文章で痛みの輪郭をくっきり浮き立たせられるみたいな本だった。私は彼女の踊りを見たことがないけど、彼女の踊りを知っているような気がした。

    【読んだ目的・理由】芥川賞の候補作が読みたかったから
    【入手経路】買った
    【詳細評価】☆4.2
    【一番好きな表現】流線形の犬のように走る体を、か

    0
    2025年11月03日

    Posted by ブクログ

    主人公が幼い頃はまだ大丈夫でも、成長するにつれてはみ出し、いられる場所が少なくなり、行き場を失う様子は悲しい。
    気持ちがたかぶり、自分が割れてしまう感覚。おさえようにも、どんどんと中身があふれ出す感じが伝わって苦しくなった。
    詩的で繊細な文章が良い。

    0
    2025年10月18日

    Posted by ブクログ

    矛盾の上に成り立つ営みに私は折り合いが付けられず頭が割れそうになる。瞬間の中に特有なモノが見えるからと言って先回り出来るような便利なモノじゃない。
    ここではないどこかへ行きたい。往きたい。愛より痛いほうへ。

    主演は當真あみさんがお似合いだと思う。

    0
    2025年09月10日

踊れ、愛より痛いほうへ の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

無料で読める 小説

小説 ランキング

向坂くじら のこれもおすすめ

踊れ、愛より痛いほうへ に関連する特集・キャンペーン

同じジャンルの本を探す