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Posted by ブクログ
めちゃくちゃ面白かったので何度でも読みたいが、怖すぎてもう一度読む勇気がない。幼少期から怪談やホラーは数えきれないほど読んだけど、さすが金字塔と言われてるだけあってダントツで怖い
あとアルコール依存症をきちんと「病気」として描いてるのが良いなと思った。そういった日常の些細な事象にも目を背けず、ホラー小説でそこまでするかというほど繊細に描き切るのがキングにしかない良さだし、それによって逆にホラー要素をより身近に感じさせて恐怖を煽っているのかなって。もうこの分野ではキングの右に出る者は現れないだろうな
この本だったか忘れたけど、昔キングの本の後書きで「子供の頃、電気を消すと天井の木目が人の顔に見えたり、ハンガーにかけた服が人影に見えたりした。そういった日常に潜む純粋な恐怖心を描きたい」みたいなことを言ってた気がして。どの本もそれを体現しているところに物書き魂を感じるし、だからこそ読んでいる間も読み終わった後も「誰かに見られてるのでは」なんてつい振り返ってしまうほど背筋が凍る恐怖心を植え付けることができるのかなと思った。小説でここまでできるのは感服だし、文章の力を感じた
Posted by ブクログ
聞きしに勝る大傑作。面白さ半端なし。エンタメなのに文学。(文学が何なのかはよくわかってません)いや〜読後の余韻と興奮が納まらない。ホラーを舐めてた。モダンホラーの帝王の名は、あながち間違いではない。
癇癪持ちの酒癖が悪い父、ジャック。
離婚を考えるが踏み切れない母、ウェンディ。
そんな父母を心配する、特殊能力「かがやき」を持つ5歳の息子ダニー。
オーバールックホテルの冬の管理の仕事の為に家族で移り住むが、そこは長年の怨念が積み重なった血塗られた呪いのホテルであった。
家族三人三様の過去、人物像、心理描写が徹底的に描かれるので、共感し没入してしまう。
上巻はほぼ、それにページが割かれる。
もう息子ダニーが聡明で愛おしい。(幽霊と子どもで怖さ倍増。ホラーの鉄板)父として再起を計ろうと奮起するジャックは、オーバールックホテルの幽霊に弱みをつけ込まれ、変貌していく。そうなるよね〜って感じで読者は納得してしまう。
ウェンディもやり直そうとホテルに来たものの、ジャックの不可解な行動に不安が募り…。
しかし、ホテルの霊が狙っていたのは、かがやきを持つ子どもダニーだった。
雪に閉ざされたホテルは外部と遮断され、絶望感極まりない。
ホテルの霊達が暗躍する様子が不気味すぎる。恐怖と狂気がヒタヒタと迫り、もうやめて〜、行っちゃダメ〜、ギャー、怖っ、の連続。ラストは手に汗握る展開で、本を読んでる事を忘れるぐらいの臨場感だ。文章でこれほど書ける筆力に圧倒される。(ちなみにこれも映画は観ていない。)
もう、止められず読み耽ってしまった。はい、寝不足です。
エロ、グロ、ホラー、スリル、アクションそして愛。私はこういうのが好きなんだと気づきました。面白さてんこ盛りで、読み応えたっぷり、今年のNo.1本になりそうです。(まだ4月だけど)スティーブン・キング恐るべし。
Posted by ブクログ
さあ皆様、お立ち会い。
ここに描かれるのはあるホテルでひと冬を過ごす事になった親子三人の物語だ。
何? そんなのつまらん? そんな事言わないで。ほら、頁を開いて読んでごらん……。
キングがキューブリック版をこき下ろしたのは有名だが、わからなくもない。ここにある親子の絆は欠片も出てこないし、ジャックはただの危ない親父で、次第に精神を狂わせていく怖さが出ていないからだ(個人的にあれはあれで悪くないし、面白いのだが)。
ここで目を惹くのはエンターテインメントとしての構成の上手さだ。何度読んでもドキドキ、ワクワク、同じところで怖がってしまう。
オーバールックホテルにようこそ! 入る時はニコニコ、出ていく時はどうなっているかわかりません。当ホテルでは永遠に遊べる楽しい仕掛けがたくさんございます。皆様にご愛顧頂ければ幸いです……。
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