ビリー・サマーズ 上

ビリー・サマーズ 上

小説・文芸
2,800円 (税込)

14pt

作家デビュー50周年に放つ、至高のクライム・ノヴェル

狙いは決して外さない凄腕の殺し屋、ビリー・サマーズ。依頼人たちには、銃撃しか能がないちょっと抜けた男を装っているが、真の顔はエミール・ゾラを愛読する思慮深い人間であり、標的が悪人である殺ししか請け負わない。
そんなビリーが、引退を決意して「最後の仕事」を受けた。収監されているターゲットを狙撃するには、やつが裁判所へ移送される一瞬を待つしかない。狙撃地点となる街に潜伏するための偽装身分は、なんと小説家。街に溶け込むべくご近所づきあいをし、事務所に通って執筆用パソコンに向かううち、ビリーは本当に小説を書き始めてしまう。
だが、この仕事は何かがおかしい……。ビリーは安全策として、依頼人にも知られぬようさらに別の身分を用意し、奇妙な三重生活をはじめた。そしてついに、運命の実行日が訪れる――。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 海外ホラー
  • 出版社
    :
    文藝春秋
  • 掲載誌・レーベル
    :
    文春e-book
  • タイトル
    :
    ビリー・サマーズ
  • タイトルID
    :
    1554794
  • ページ数
    :
    308ページ
  • 電子版発売日
    :
    2024年04月08日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

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1~2巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~2件目 / 2件
  • ビリー・サマーズ 上
    2,800円 (税込)
    作家デビュー50周年に放つ、至高のクライム・ノヴェル 狙いは決して外さない凄腕の殺し屋、ビリー・サマーズ。依頼人たちには、銃撃しか能がないちょっと抜けた男を装っているが、真の顔はエミール・ゾラを愛読する思慮深い人間であり、標的が悪人である殺ししか請け負わない。 そんなビリーが、引退を決意して「最後の仕事」を受けた。収監されているターゲットを狙撃するには、やつが裁判所へ移送される一瞬を待つしかない。狙撃地点となる街に潜伏するための偽装身分は、なんと小説家。街に溶け込むべくご近所づきあいをし、事務所に通って執筆用パソコンに向かううち、ビリーは本当に小説を書き始めてしまう。 だが、この仕事は何かがおかしい……。ビリーは安全策として、依頼人にも知られぬようさらに別の身分を用意し、奇妙な三重生活をはじめた。そしてついに、運命の実行日が訪れる――。
  • ビリー・サマーズ 下
    2,800円 (税込)
    作家デビュー50周年に放つ、物語愛に溢れる大傑作 キング史上最も美しいラストに涙せよ 狙撃を実行したが結局、司直からも依頼人たちからも身を隠す羽目になったビリー。しかもたまたま、潜伏する家に転がり込んできた若い女性アリスを助けることになってしまった。 いったい何が起きているのか。依頼人は何を狙っていたのか――。ビリーは殺しの仕事の真相に近づくべく、策を練りはじめる。しかし、追い出すに追い出せないままのアリスをどうすればいいのか。執筆途中の小説も気にかかる。物語は急転回から加速して、ビリーの運命は思わぬ方向に動き出す! 事件の真の目的と黒幕とは!? 先読み不能な展開の末に、キング史上最も美しい名場面が――。殺し屋史上最高にカッコいい男の罪と罰、贖罪と復讐。そして物語を読むことと紡ぐことへの愛。巨匠がついに生み出した最高のクライム・ノヴェルに、震撼せよ。

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ビリー・サマーズ 上 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    狙いを外さない殺し屋が、悪党だけを始末してきた自分に区切りをつけるため、最後の仕事は“作家”として潜伏する物語です。
    原稿用紙に向かううち、過去の戦場や殺しの記憶が物語になって立ち上がり、クライム小説がいつの間にか「書くことで生き直す話」へ変わっていくのがたまらなかったです。
    狙撃の緊張と、郊外での地味な生活、偶然出会う他者の痛みが同じ重さで描かれていて、乾いた暴力の匂いと、ふと差し込む優しさの温度差で何度も飲み込まれました。
    反面、道中は寄り道も多く、展開が都合よく転がる瞬間もあるし、著者特有の長尺には体力は要りましたし、上巻の前振りの長さに少し退屈さを覚えました。
    しかし、下巻での回収は素晴らしく、読む手が止まりませんでした。

    0
    2026年07月28日

    Posted by ブクログ

    スティーブン・キングは僕にとって安心感でしかない。新しい本を手に取るたびに、ちゃんとそこにキングがいる。「あ、いた」ってなる。昔の作品を読み返さなくても、変わらずそこにいてくれる作家って、なかなかいないと思う。この『ビリー・サマーズ』もそうで、日本にいながら知らないアメリカに連れて行ってくれる。日常っぽいのに、気づいたら絶対に日常じゃない場所にいる。この感覚、キング以外で味わったことない。読み終わって思ったのは、やっぱりキングは最高だな、と。ただ最高。それに尽きる。

    0
    2026年04月25日

    Posted by ブクログ

    最近はキング作品をよく読んでいる。
    これは殺し屋が依頼を受けて殺しの準備が整うまで小説家として二重生活をする話。
    キングが描くアメリカの田舎生活の解像度は本当に高い。自分は割りとそれ目当てで読んでいる。
    上下巻で構成されていて上巻だけでも話が大きく展開される。

    0
    2025年12月21日

    Posted by ブクログ

    全ページ面白いとはよく言ったもので、読む手が止まらなかった。
    あまり何も起こらない場面でさえ面白く描けるのは天才。

    0
    2025年12月09日

    Posted by ブクログ

    読書備忘録915号(上)。
    ★★★★★

    まあね。キングですから。
    しゃあないですよ。★の数は。

    凄腕のスナイパー。殺し屋。
    もう引退したい。最後の仕事。
    ターゲットは、逮捕された殺し屋。
    収監されているから殺せない。
    唯一のタイミングは裁判所に入るため、車から降りる一瞬。

    だけど、この物語は殺しの物語ではない!
    上巻は単なるプロローグ!
    本番は下巻だ!

    0
    2025年05月03日

    Posted by ブクログ

    さすがSキング!上巻は4時間程度で読破。状況がさまざま絡み合ってくるのだけれど、ビリーの考察もあり、また変化のスピード感がちょうどいいので、読み手の頭がこんがらがることはなく、状況転換に徐々に慣らされていく。(慣らされた、と気づくのは下巻を読み終えたあと)上巻の終わり方も素晴らしいと感じた。

    0
    2024年08月14日

    Posted by ブクログ

    (上下合わせた全編の感想です)

    ▼好みでした。分量あるのに、読み終わりたくないような。スティーブン・キング76歳、凄いです。エンタメ力が凄いのに、そこに皮肉と人間ドラマが濃厚。

    ▼ビリー・サマーズという名の、40代くらいの職業的殺し屋がいます。主にいわゆる犯罪組織の親玉などに雇われています。凄腕の射撃手であるらしい。そして、ぼちぼち引退を考えている。このビリーが巨額報酬の狙撃を依頼されるところから始まります。これを最後に引退したい。ラスト・ジョブ・ストーリー。冒頭からダレ場無し。

    ▼今回の仕事は、標的は犯罪者。逮捕され裁判を迎える犯罪者。だがとある大物にとって、法廷で言われたら困ることがある。なので、出廷時に狙撃して欲しい。ただ、それは1か月後か、3か月後か、分からない。

    ▼その法廷の出入り口が、ばっちり見える高層ビル。いわゆるオフィスビル。その中の、「最高の位置」の部屋をビリーは借りることになる。借りる名義は偽名で、「小説家デビューしようとしている作家が、出版エージェントに言われて、缶詰になって仕事するために数か月ここを借りた」という設定になる。

    ▼もともとビリーは、文学好きなのだ。ただ、裏社会では「文学好き」なことは隠している。ひょんなことから「小説家」の設定に身をやつした。ついつい、パソコンに、自伝的小説を書き始める・・・。

    ▼ビリーは貧しい家庭の出身。残酷な義父。孤児院行き。海兵隊志願。中東で狙撃兵・・・というキャリア。その精神的風景が描かれる。

    ▼そして、とうとう狙撃の日が来る。ビリーは、狙撃後に準備された「逃走ルート」に疑念を持っている。だが、仕事は仕事。狙撃・・・そして逃走・・・。



    と、ここまでで、前半が終わってないくらい。

    ここから後半、とある少女との出会い、触れ合いと交流が、急旋回主題になって来るんですが、決して無理に紡いだわけではなく。全体に「なるほど」と思わせる構成になっています。

    ▼特に、ビリーが少女に自作の小説を読まれる、読ませるくだり。そのどきどき感。高揚感。

    ▼読んでいくうちに、職業的暗殺者のビリーにどんどんどんどん、とめどなく感情移入してしまいます。この力業ったら、すごいですね。脱帽です。

    0
    2024年07月14日

    Posted by ブクログ

     今回読むキング先生はホラーではなくミステリー、というか殺し屋が主人公の犯罪小説。しかも、『ミザリー』を彷彿とさせるノベル・イン・ノベルでもある。主人公は、仕事のために「作家」という身分を偽装するが、もともと文学に造詣が深いこともあって、自身の半生をモデルにした小説執筆に没頭。『ミザリー』の時のように、地のパートと小説パートでは書体が変えてある。前半は地のパートより、小説パートの方が面白く、読むほうもアクセルを踏んでしまう。
     ところが、なにせ執筆中のことなので、いやおうなしに中断させられてしまう。もちろん、ビリーの仕事と「偽りの」日常の描写もそれなりの緊張感をはらんでいる。そんな、かりそめの日常も「決行」の瞬間から一転、キング先生の筆もギアを上げてくる。上巻を読み終えた直後、下巻を手に取ってしまったのは、言うまでもない。
    (下巻に続く)

    0
    2026年02月11日

    Posted by ブクログ

    前半は単調ながらも後半にかけて面白くなります。
    上巻は読むのに時間がかかりましたが、下巻は一気に読み進められました。

    0
    2025年10月21日

    Posted by ブクログ

    久々キング長編!
    商品固有名詞がいっぱい出てくるとキングだな〜と思う。それが作品にリアリティを出しているのかな。はらはら感はないけれどジリジリと何かがおかしい、どんな過去がと気になる感じからの上巻終わり!ですぐ下巻に手が出ます。

    0
    2025年08月21日

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 海外ホラー
  • 出版社
    :
    文藝春秋
  • 掲載誌・レーベル
    :
    文春e-book
  • タイトル
    :
    ビリー・サマーズ
  • タイトルID
    :
    1554794
  • ページ数
    :
    308ページ
  • 電子版発売日
    :
    2024年04月08日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

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