骨を喰む真珠

骨を喰む真珠

小説・文芸
1,925円 (税込)

9pt

「僕はこの家から逃げられへん身にさせられてしもうた」

大正十四年、大阪。病弱だが勝ち気な女性記者・苑子は、担当する身上相談欄への奇妙な投書を受け取る。
大手製薬会社・丹邨製薬の社長令息からの手紙であり、不審を覚えた苑子は、身分を偽り丹邨家に潜入することに。
調査を進めるうち、その異様さが明らかになっていく。苑子を苦しめていた咳をただちに止める、真珠のような丸薬。
一家の不可解な振る舞い。丸薬を怪しんだ苑子は、薬の成分分析を漢方医に頼む。
返ってきた結果には、漢方医も知らない「骨」が含まれていた――。

もう逃げられない。気付いてからが、本当の地獄の始まりだった。
「丹邨家に巣くう災厄をあなたが払えることを祈ります」

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

骨を喰む真珠 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    残酷でありながら美しく、苦味があるのに最後には涙が溢れるようなファンタジックなホラー。
    北沢陶作品は3作目ですが、また大正時代というのがいいんですよね。
    私にはドンピシャなのです。

    途中、息苦しくてどうにも読み進めるのが苦痛なキャラクターが居たのですが、
    前半活躍した人物を捨てることなく、活かすストーリーに救われました。
    苑子が託す未来に、
    栄依が願う未来に、
    譲や光将、操が、孝太郎が、歩んでいければいいな、




    0
    2026年09月08日

    Posted by ブクログ

     新聞社に届けられた奇妙な投書、大手製薬会社の社長一家と家族を支配する長女、真珠のような正体不明の丸薬と成分に含まれた「何か」の骨から想像もつかないホラー×サスペンスに仕上がっていて、大正時代の情景描写や"ある要素"と相まって唯一無二の面白さだった。これは前情報無しで読むべき傑作だった。

    0
    2026年02月10日

    Posted by ブクログ

    北沢陶先生の作品は「をんごく」「お家さん」を他に読みました。
    をんごくに比べると、今回は登場人物が多め。
    (文章量自体が多いのだし当然といえば当然ですが)
    でも全員属性がはっきりしてるので混乱することはないと思います。

    ストーリー展開もとっても面白いけれど、北沢先生の作品は登場人物がみんな信念を持って動いてるんだということを感じられるのが好きです。
    感情移入してお話しを読む人にはぜひ読んでもらいたい!

    0
    2025年11月22日

    Posted by ブクログ

    面白かった
    微妙に先が読めるような展開なのがうまい
    それでも先が気になって読みすすめてしまう

    最後の手紙が気になる〜笑

    0
    2025年10月17日

    Posted by ブクログ

    あらすじとか情報入れずに読んだのでこういう話か!とどんどん分かってくるのが面白い。前半と後半でホラー感が変わるのも良かった。お姉さんが悲しいけれど、終わりの爽やかさも好みだった。

    0
    2026年05月09日

    Posted by ブクログ

    面白かった!大正時代の大阪が舞台のホラー。ラストの描写の猟奇的なえげつなさ、救いのない残酷すぎる展開に、主人公たちと同じく絶望したけど、綺麗に終着して安心した。先の気になる展開で一気に読み進めました。まさかの主人公交代も面白い。素直で実直な栄衣と冷静で頭の切れる操のコンビも良くて、謎に近づいていくのがワクワクした。女性が奮闘するのも良いな!読み応えがありました。をんごくに続き、面白かった。

    0
    2026年04月12日

    Posted by ブクログ

    大正時代の大阪が舞台ということで、読みにくそうだなぁという先入観がありました。この先入観から、本作のみならず、古い時代設定の作品をこれまで避けてきた者としては、読み始めるまでのハードルが高く感じていました。
    しかし、朝宮運河氏の「ベストホラー2025」の国内部門第二位にランクインしていた本作、これがモチベーションとなり重い腰を上げて読みました。
    結果、懸念は杞憂でした。
    多少、大正時代特有の単語などがありますが、読めないほどではありませんでした。ただ、意味を理解できた方が良いことには変わりありませんので、知らない単語が出てくる都度調べながら読みました。

    ストーリーはもちろん面白かったです。あらすじとか第1章とかを読んだ時点では見当も付かない方向に進みます。
    ある真相が判明した時、「そうきたか」と感心し、俄然読書スピードが上がりました。
    メインの題材も中盤の転換も好印象です。
    終わり方も、好きでした。ちょっとだけですが、想像の余地を残されているのが良かったです。

    ホラー小説としての恐怖度としては低い方だと思います。なので、ホラー小説苦手な人にもおすすめです。

    0
    2026年03月26日

    Posted by ブクログ

    直近で似たような舞台の小説を読んだなと思ったら、"をんごく"だった。少しのエグみと独特の情緒があり、改めて氏の作品は好みだと感じた。

    0
    2026年03月13日

    Posted by ブクログ

    大正時代を舞台に繰り広げられる。
    ミステリー&ホラー小説
    新聞社に届いた一通の奇妙な手紙から、物語は始まる。
    手紙に異変を気づいた女性記者が、深く関心をもっていき、やがて闇に引き込まれる。
    個人的には化け込みという言葉が印象的。
    闇が少しずつ、明るくなるにつれ、すべての黒幕は?
    もはや人ではない
    最近読んだ中では、新しい感覚で作品にひきこまれていき、ほんとに一気に読んでしまった。
    最後まで願った思いは叶わなかったけれど、作品としてはおもしろかった。

    0
    2026年03月12日

    Posted by ブクログ

    エンタメに振り切った感じでよかった!でもホラー小説とエンタメをどう考えたらいいのかよくわからない。
    舞台、構成、キャラやストーリー設定どれをとっても映像映えしそうだしアニメになることも想像できる。そうなるとなんとなくまだわたしのなかでは「エンタメ感」が強いものに感じる。
    じゃあ現代で現実的で堅実ならエンタメじゃないのかと言われると違う。
    映画なら大味、ご都合無視のアクションや展開に喜ぶとか、そういう見方ができるんだけど

    0
    2025年12月01日

骨を喰む真珠 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

角川書店単行本 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

北沢陶 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す