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どうかあなたに、希望の光がさしますように。
「太ったら、食べちゃダメなの」。幼いころに聞いた母の言葉をずっと忘れられないでいる早織。
早織は小学校6年生ごろから体重が増えはじめ、体型を何よりも重視する母は彼女の食事量を厳しく制限した。お菓子はダメ、お代わりはダメ。でも、もっと食べたい、もっと痩せたい。
早織は食べて吐くを繰り返すようになり、吐くための食料を手に入れるため、食べ物を万引きするようになってしまう。結婚をして夫と娘と仲良く暮らしながらも、彼女は万引きをやめられないでいた。
そんなある日、早織は妹からの電話を受ける。それはずっと避けていた母の命が、もう長くないと告げるものだった――。
母の呪縛。痩せたいという願い。間違いだとは分かっているのに、今日も彼女は正解を選べない。
既刊続々実写ドラマ化、『殺した夫が帰ってきました』『塀の中の美容室』で大注目の著者が描く新境地の傑作小説。
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Posted by ブクログ
インスタで流れてきたオススメ。
接触障害がテーマのお話。
1回目発覚してもう絶対やらない、となった時や、執行猶予中にまた万引きしてしまった時など、直前まで希望のある展開がこれから来る…?と思わせておいて、急に再びやってしまうことが事実ベースに淡々と語られる描写がとても印象的。
本人はやめたい、と思っているのに一度そういう気になってしまうとほぼ無意識のうちにやってしまう…というが表現されていて、もう意志じゃどうしようもない、これが病気というやつなんだろうなと思った。
接触障害のことは知っていたけど窃盗症のことは知らなかったので勉強になった。
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小説・文芸
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