あらすじ
夜のみ営業の定食屋で働く、元イケメン俳優の海里のもとに、ある女性がやってきた。獣医だという彼女は、なんと海里の兄・一憲の婚約者。しかし海里と一憲はケンカ別れをしたきりで……。
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突然現れた兄の婚約者。
海里と仲良くなりたいとお店に通うようになる。
その後なんやかんやあり、事故にあった兄の婚約者。
目覚めさせるには兄と仲良くなる必要があり…!?
今回も最後にはほっこりしました。
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ベタな展開ではあるけど、とても心が温まるハッピーエンドでよかった!
幼い頃食べたホットケーキで2人の心のわだかまりが解けつつあるシーンにほっこりしました。
ここにロイドがいたら号泣してたこと間違いなし(笑)
あと海里と夏神さんとの絆が深まったのも良かった。
自分だけが助かって後悔していた夏神さんに、「俺のこと助けるために生き残ったんだって思ったらちょっとだけ楽になれる?」と海里が言うシーンに深くにも涙が出そうになってしまった。
海里、あのとき夏神さんに出会えて本当に良かったね。
お兄ちゃん!
お兄ちゃんと、仲直り出来るとはビックリでした。まぁ、小説だから上手く行くよね、ウン。
にしても、仲直りの仕方も良かったね!海里くんからの気持ちを伝えたあとに、お兄ちゃんが「小さかった弟の、無邪気で温かい励ましが自分を根底で支えていたんだな」と思い出しつぶやきしたのが、すごい衝撃でした!!
とにかく良かったです🎵
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シリーズ3冊目。
奈津さんが海里くんとのデートに遅れてしまったり、夏神さんの抱えている事情が少しだけか今見えたり、小さな事件にもみんながお互いを思いあう気持ちがながれていて素敵だったけれど、2人とも、それぞれに頑張っているのに、なかなか理解しあえなかった2人が、共通の記憶から、支え合っていたことに気付いて、未来に向かって歩み寄りを始めていこうとしていく姿がとっても素敵でした。
もちろん、ロイド大好き♪
次回作が楽しみです。
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兄妹のお話。
どこにどう絡むの~?っておもって読み進めたら、
そういうことかーーー!とびっくりしました。
最後の兄弟の対話に涙が出てきちゃいました。
それから夏神さんのエピソードもちょっと。
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お兄ちゃんの晩ごはん。兄弟の数十年来に渡る確執と、夏神さんの【過去】。
突然現れた予想外のお客さんによって、海里と周囲の関係は展開していく……。
終盤の兄弟の思い出につい感動して、涙が出てきた。忘れていることって沢山あるけど、その中にはとても大切なこともあるんだな、と気付かせてくれた。だし巻き卵を読んでないので実質2冊目だけど、晩ごはんで1番感動した一冊。
家族っていいね。
欲を言えばもう少し奈津さんのことを掘り下げて欲しいなぁと思いました。
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今回は、海里の仲違いしている兄、一憲の婚約者が定食屋に現れ、兄弟の仲を取り持とうとする。
海里も一憲も、絶対無理!やめてくれ!と言うが…諦めない奈津。
途中、色々あって…
夏神のうなされる辛い過去も明らかになり…
奈津が事故に遭い生死を彷徨うが、兄弟が大昔を思い出し、お互いの接点を見つける心温まるストーリー。
今回の幽霊は、あまり存在感が無く、みんなで乾杯する楽しさを経験して成仏したのかな。
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三冊目
芦屋の深夜食堂を舞台にした物語
今回は主人公・カイリの兄の一憲と婚約者のお話に、師匠の夏神さんの過去が語られます。いずれも見事に感動のツボを押さえてて満足な一冊でした
神戸三宮の一貫楼の豚まんとホットケーキ食べたい
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シリーズ第3巻。
夏神さんの過去、海里とお兄さんの関係。
お兄さんの婚約者登場と盛り沢山。
人と人の絆、生きる意味など、心にドンと響く。
さらっと出てくる影の薄い幽霊も、じわっとくる。
今回は泣けます。
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お兄さんとホットケーキってどういう意味なんだろうと思いながら読み進めて、最後に「なるほどね!」と思った。シリーズ3作目ということでキャラクターの個性がはっきりしておもしろくなってきた感じ。眼鏡の付喪神ロイドが妖怪ウォッチのウィスパーとだぶってしかたない。でも妖怪ウォッチよりも家族間の確執や、師匠と弟子の関係、婚約中のカップルのいざこざなど内容はちょっと深い。相変わらずさらさらと読みやすい小説です。
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夏神の雪山での過去と、海里と兄の確執。直前の感情を引き摺ってお客に当たり掛けたり、兄からだけでなく、夏神からも強く当たられて自己嫌悪に陥ったりする海里が人間味があって憎めない。獣医の婚約者の存在を疑問に思うくらい威圧的な兄が酷かったけれど、落ち着くところに落ち着いて、微笑ましさにムズムズした。
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「ばんめし屋」に現れた海里の兄一憲の婚約者奈津。明らかになった夏神の過去。和解した海里と一憲。お互い気が付かなかった、目をそらしてきた相手の気持ちにやっと向き合えたのかな。奈津さんいいキャラ。一憲さんが彼女に惹かれた気持ちがわかる。
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最後の晩ごはん、3作目。
夏神さんの過去と、五十嵐兄弟の歩み寄り。カイリが巻を追うごとに成長していくのが嬉しい。カイリの兄の一憲は横暴すぎて奈津さんが心配になるレベルだけど、あの奈津さんだからちょうどいいバランスなのかな。
今回のテーマは「家族の絆」のように感じました。夏神さんとカイリとロイドももう立派な家族だと思う。ロイドがいい味出してます。自分の存在で救われる誰かがいる。人と人の絆って素敵だな。あったかくてちょっと泣ける、いいシリーズです。
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最後の晩ごはん第3巻。とうとうお店にまででちゃってロイドの存在感がハンパなくなってる笑。マスターの過去はなんとなく想像通り。生きてるからこそ分かり合える日が来るかもとか、大切さを感じれるかもってきっとある。椹野さんの、そんなメッセージが説教臭くなく溢れててほっこり。
でも表紙の海里はもちっとイケメンにしてほしー。
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ドラマティックに物語が動いて面白かった!
家族だからって、どうしてもそりが合わない人だっているよ。
マスターの過去は泣いた。
置いていかれた、自分だけ逃げたの罪の意識はつらいね。
消えないね。
それでも少しずつ救われていけばいいな。
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夏神さんの過去は、いろいろ伏線があったので、それとなく気付いていました。
その内容ではなくて、今の人間関係ですよね。
重い過去を分かち合える仲間が出来て…
救われたのはみんなお互い様、そんなのがいい感じ。
ロイドさん、執事っぽいなあと思っていたら、作品中で書かれてしまいました。
後半は、思い出のとき修理します風な…
いえ、思い出に修理されたんですね。
今回の幽霊さんは、ちょっと違う関わり方でした。
似ている作品があるなあ、とか、いろいろ読んでいると思う事もありますが、やはり感動は感動です。
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3巻目は主役のカイリ君が
人生見つめ直す感じのおはなし。
うん…私も
そんな兄貴と一緒に暮らしたくない(^ ^;)
ってくらい威圧的な人で
どうなるかと思ったけどね〜。
最初の巻からいい味出してる
付喪神のロイドさんが
ついに昼間も人間の姿を維持できるように♪
ちょい上から目線の執事っぷりが
大好きです!
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二人だけでは解決できなかった
兄弟だからこそ他人は入れずに
こじれるばかり
母親は罪悪感から無関心中立を保つ
じゃあ、新しい家族候補しか解決できないよね
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家族がテーマの今巻。こんなカタブツの塊のような兄と海里がどうなるのかと読み進めたら結構納得のいく形に収まって「なるほど」と思わされました。何気にロイドが金髪であることが判明したのも新情報じゃないですかね?
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客としてやってきた獣医の先生は、兄の婚約者。
彼女は何故か、兄と弟の仲たがいを
なくそうと必死になっていた。
兄との確執は、本人達が無理、というほどのもの。
自分の考えを押し付ける兄と、いらないと突っ走る弟。
意見を聞いてもらえないわ、否定ばかりだわ
それは嫌になって逃げ出すのは当たり前。
お前のためだ的な態度は、それこそ勘弁、です。
これを修復しようとしている婚約者は、勇者です。
今回、幽霊はお弁当のポテトサラダ的存在。
一応あるが、なくても大丈夫?
いやでもこれはさすがにないといけない物?
店主の過去も分かりましたが、呆然としていれば
ぽつっと出た言葉は、大概自分に向けた言葉です。
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仲たがいをしている兄弟を見るのが辛くて、目覚めない婚約者って!?
ちょっとファンタジー過ぎる
そんな極端な流れにしなくても、もう少し現実的な過程を踏んで
ホットケーキからの仲直りで良い気がするなぁ
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巻を重ねるごとに少しずつ登場人物たちが滑らかに行動するようになってきた印象。
作者と作品が一体化してきたのかな。
軽く読むにはいいと思います。
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最後の晩ごはん、3巻目。
夜だけ営業の定食屋「ばんめし屋」で働く五十嵐海里。
ある日やってきた獣医だという女性は兄の婚約者。
なんとか仲直りしてほしいと思う奈津だが
兄弟は派手にケンカをし…。
兄弟の仲はどうなる??
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兄との確執、夏神さんの過去など明らかになってきます。前巻をまだ読んでいないので常連さんのゆるいひとがよくわかりませんが、主に今回は上記がメイン。兄のわからずやと言いたくなりますが、彼は彼で青春を家族に全て侵食されているので、凝り固まっても仕方ないのかもしれません。婚約者とホットケーキのおかげで兄弟の中もこれからは少しぴりぴりした空気はやわらぎそうで一安心です。夏神さんも早くうなされる日々を少しでも解消されるといいのですが、こればかりは時間が経ちすぎているから幽霊で出てきてくれるとかは望み薄でしょうし、難しいですね。続きが気になるところです。