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幸せってどういう感じなの? 人の心の中にはどれだけの宝が眠っているのだろうか――。時が流れても忘れ得ぬ、かけがえのない一瞬を鮮やかに描いた傑作短篇集
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「デッドエンドの思い出」
2019年2月16日公開 出演:チェ・スヨン、田中俊介
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
数日前から体調が悪く、病院にかかったらやはりインフル。高熱がでるわ頭は痛いわ咳が止まらないわで死にかけになって本も読めず。ようやく回復してきて手に取ったのがデッドエンドの思い出。体調は良くてもメンタルが追いついていなかったのか、2話目の「おかあさーん!」は私にクリティカルヒット。自分がいったん決めた...続きを読むことを変えるのが、頑なまでにできない主人公が柔軟さや優しさ、深い愛に触れ自分をあるべき場所に戻していく話。ボロ泣き。自分が弱っている時に、優しい話に触れるとてんでダメ。p.120のゆうちゃんが、せっかくとった休みで結婚したり新婚旅行に行ったりしようかと優しく声をかけてくれた所は、主人公と同じくそんな簡単に予定を曲げてもいいんだとハッとして辛かった心がスっと軽くなったのと、p.127の主人公がおかあさーんと泣きつき胸に抱き寄せてくれる所、もうだめ。もう、だめ。 人間は大きい川の中でいきている。大枠の中で生きている。だからだれかが欠けたりしても流れが滞ることがない。それをポジティブに捉えるのが2話目。それをネガティブというか寂しさと思い捉えたのが3話目。 自分ももう世界がひっくり返るような天変地異のような恋愛をして失恋をして、何もかも変わってしまったと思ったけど次の日は何事もなく流れているのであっけらかんとした思い出がある。それは気が楽でもあれば寂しいことでもある。 ただ、その漠然とした有象無象の中で積み上げた自分の行動や選択は、誰かに干渉されずともそれが報われようともそうでなくとも、綺麗で透明ななにかがしっかりを見ていてくれているしひとりぼっちではないという救いの考え方。 それがいなくても、自分が自分を見ているから、大丈夫だよ。 ともちゃんの生き方はとても素敵だ。父親の不倫相手に「それって誰のための人生なんですか。」と問えるような強い心を持って、大切にしているものをしっかりと自分で守れて、「大切にしているものがきれいな輪になって周りに存在していることが、ともちゃんに とっての人生だった」(p.171)なんて。
個人的に妙に惹かれたのは 幽霊の家、デッドエンドの思い出。 辛いお話もあるはずなのに なんだか、心が温まる不思議な1冊だったな
吉本ばななさんの作品に対して、高嶺の花みたいなイメージがあって読んでいなかったんだけど、なんということでしょう、めちゃくちゃ読みやすい!!けど軽くない!そして、短編集なのに、一つ一つのお話が全然物足りなくない!! グッとくる文章がたくさんで、私の宝物の一冊になった。
素敵な言葉の表現が… ばななさんだなぁ 少女時代のスヨンさん主演だってので 映画の方も見てみました… カリグラフィーをやってみたくなりました〜♡ 本は黄金色の銀杏の季節でしたが、 映画では桜の季節でした。
きらきらした夏が終わって、少し涼しくなってちょっと切ない秋にぴったりな作品だった。 言い回しが素敵なところがたくさんあった。
BKBがおすすめしてたから読んだ! やっぱり最高! すごい壮絶な主人公たちなんだけど 優しい言葉と文体で癒される。 ばな姉節最高 短編集って当たり外れ多少あるのに 今回全てのお話最高でした 特によかったのは幽霊の家かな 最高のラブストーリーって感じ
2006年ということは今から20年前くらいに書かれた本。 なのに、まったく違和感がない。 いつの日か読んでものすごく好きだった本だったことを思い出した。 アリス・マンローの短編集のよう。
色んな傷が抉られながら優しく包まれる感じ。人間関係において、終わりのない地獄はないと希望を持たせてくれたような気がする作品。示唆に富む表現が多くて、とても学びが多かった。
もう、大好きですこの作品。 ふとよしもとばななの作品が読みたくなって、近くにあった書店にふらっと寄ってたまたま手に取った作品。 帰宅後に読んで驚くほど面白かったです。私はサクサクと内容が入ってきました。 短編。全部話は繋がってないですが、タイトルの通りデッドエンド=行き止まり、袋小路 な人生を...続きを読む送った人たちが切り取られていました。 1度どん底に落ちたからこそ出会うしあわせの形を見ることの出来るユニークな作品だと思います。 そしてこの本を読んで自分自身を振り返るきっかけにもなりました。
「おかあさーん!」なんか今の心情とリンクしてぼろぼろ泣いちゃった。私を失った世界でも幸せに生きる私の好きな人のことを考えて、とてつもなく寂しくなって、ここで生きていたいと思った。
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デッドエンドの思い出
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