【感想・ネタバレ】麦の海に沈む果実のレビュー

あらすじ

三月以外の転入生は破滅をもたらすといわれる全寮制の学園。2月最後の日に来た理瀬の心は揺らめく。閉ざされたコンサート会場や湿原から失踪した生徒たち。生徒を集め交霊会を開く校長。図書館から消えたいわくつきの本。理瀬が迷いこんだ「三月の国」の秘密とは?この世の「不思議」でいっぱいの物語。

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ネタバレ

導入がなんやら難しい言葉が連なっていて1ページ目で、これ初心者には向いてないわ!ってなりしばらく閉じていたのだが、時間ができなんとか読み進めているとめちゃくちゃ面白くてキャラクターと世界観が刺さりまくった。導入の意味も最後まで読むとわかる。小説っておもしれ〜!この学園の世界観と登場人物の特徴、中学生の時に読んでいたら相当拗らせた人間になってたww 不幸な生い立ちだけど血筋と能力は優秀な女...とかいって妄想にハマり悦に浸ってそうだわ。最終章までは色んな事件が起りながらも憧れ学園生活楽しそう♩くらいの気持ちで見ていたら最後...何だこの気持ちは。全ての人間に裏切られた気持ちだった。つらい。私の純粋なヒロイン理瀬を返して!ww理瀬シリーズであるということをあとから知った。次の「黄昏の百合の骨」を読もうと思う!「三月は深き紅の淵を」もすごく気になるけど...というか次作では理瀬はあの性格なんだもんな...私はまともな精神で読み切れるのかしらw
てか黎二ってまじで父親あの人だったの?ちょっとみんな黒か白か入れて教えてもらっていい?

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2026年07月06日

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ネタバレ

再読。暗い感じの学園で華やかなイベントや食事があり、普通の学校のような学生同士の会話や授業がある、ちぐはぐな場所で主人公の理瀬が翻弄される話です。殺人、自殺?失踪と色々おこるけど、怖いというより不気味な感じがしました。ミステリーでは無いので、事件に対しては完全な答えが無いものもありますが、それが気にならないほど雰囲気やキャラクターが良かった。

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2026年05月18日

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ずっと気にはなっていたけれど、読めていなかった作品。恩田陸おすすめで必ず上位にくる作品で、もちろん面白い。まず舞台設定。日本でありながら他国を思わせる情緒、でも懐かしさも感じる空気感。そして、根底に流れる不気味な雰囲気。謎が謎を呼び、どんどん物語世界に引き込まれていく。こんな読書体験は幸せでしかない。やはり恩田陸は天才だ。

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2026年04月07日

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ファンタジックだけどどこか現実にもありそうなこの世界観めちゃよかった!
ラストも結構予想外で最後まで楽しめた

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2026年03月30日

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怖すぎる……ゴシック・ロマンというか、ゴシック・ホラーじゃないか!!

恩田陸先生は子供の頃から愛していた念願のゴシック・ロマンという世界観を、本作で表現したとのこと。

隔絶された寄宿学校に編入してきた主人公理瀬。
生徒はみな美少年・美少女で、生い立ちも謎めいている。そして、キーパーソンとなる怪しい校長の正体は?続々と起こる殺人事件の真相は?!と盛りだくさんの内容。

非現実に浸りたい方には特にオススメ。
1回読んだだけでは、物語のうまみを味わいきれていないと感じるので、時間のある時に再読したい。

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2026年03月17日

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幻想的で靄がかかった湿原に囲まれた学園が舞台。登場人物が多いのでメモを取りながら読んでいた。ある人物の二面性の落としどころは都合が良いと個人的に感じるし終盤の種明かしは駆け足な気がする。とはいえ非常に楽しめた。 私はあたしの理瀬が気に入ってたみたい。学園舞台の蠱毒である。化物が誕生し鳥肌が立った。

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2026年02月05日

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世界観もお話も好みすぎて、ページを捲る手が止まらなかった!自分も湿原にいるかのような読書体験が出来た。黎二とヨハンが特に好きなキャラクター
他の理瀬シリーズも読んでみたい!!

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2026年01月20日

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職場の人がこの本を読んでると聞き、懐かしくなって再読。 やはりこの本は好きだ。 閉ざされた空間で進む物語。春や夏のはずなのに頭で浮かぶ映像はずっと暗い感じ。どの登場人物も腹のなかでなにを考えてるか全然わからん感じ。たまらない。 それでいて理瀬と黎二とヨハンの関係性も妄想が捗る。 そして最後の覚醒。 前回読んだときはショックだと感じたのに今回はとても魅力的に感じた。続編を読んだからこそだろう。 本格ミステリでもなくザ青春でもない。 それがこの本の好きなところ。

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2026年01月07日

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ネタバレ

様々な事件の犯人に仕立て上げられそうになったり、冷静だった理瀬が自分さえ分からなくなった時など、ハラハラが沢山あった。とにかく恩田さんの言葉には情景をリアルに想像させる力がある。黎二が麗子に刺された瞬間は、痛々しくも綺麗だった。

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2025年12月13日

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“三月以外の転入生は破滅をもたらす”と言われる湿原に囲まれた全寮制の学園が舞台の、なんとも幻想的な学園ミステリ。

第四章で『三月は深き紅の淵を』が登場しそこから物語が一気に動き出す。散りばめられた伏線がもれなく回収されたとき緻密に作り上げられた構成にうなった。

----光の色を忘れそう

こういう表現が情景に深みを出していてとても好き。ページをめくるごとにじわじわと『三月の国』の世界に引きずり込まれる感覚が心地よく、物語の中に身を置いて、実際に体感しているかのような少し重たい湿度をまとって味わい尽くした。

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2025年11月30日

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小学生の時から変わらず人生で1番好きな本
閉鎖的な世界の中でミステリアスな主人公と浮世離れした登場人物たちが素敵
謎がいくつもあり何度読んでものめり込む

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2025年09月27日

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人生で一番好きな小説。小学生のときに背伸びして読んで、果たして当時理解していたのか定かではないけれど、それでも没入感を初めて体感した小説。美しくて不穏で唯一無二の世界観。

メモ 再読2026.3.10

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2025年09月18日

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久しぶりにわくわくする小説に出会いました☺️

ダークでミステリーで学園もの。
理瀬は2月の終わりに、湿原に佇む奇妙な学園に転校することとなる。しかしここは【3月の国】と呼ばれ、3月に転校生がくるもの。2月の終わりにくる転校生は破滅をもたらすと言われている。

この学園では生徒が消えたりと不可解なことが続いていた。そして理瀬が転校してから次々と生徒が殺される。
皆何かを隠している。そしてこの既視感は?
理瀬は友人達と謎を追っていく。

ぞくぞくするけどワクワクもする。とくに降霊術は怖かったし、カードゲームも震えた。理瀬は一体何者なの?これから何が起こるの?引き込まれる展開の数々。

そしてなんと言ってもキャラがステキ。

同室の頼もしい優里、
クールで友達思いの黎二、
天使でファンの多い腹黒ヨハン、
頭の切れる観察者な聖、
男なの?女なの?絶対王者の校長先生、
そしてミステリアスな主人公、理瀬。

ただ、黎二と理瀬の最後が切ない。

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2025年04月16日

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基本的に作品の評価というものは、『訴えかける感情の数』×『深さ』の総数で決まると考えてます。例えば、単純に恐怖だけを描いた作品よりは、謎解き要素を加えて探求心を唆られる方が、作品としての奥行きがあり読者層も広がります。結果的に作品として評価されやすい。
ただし、『深さ』は読者の力量に委ねられる部分が大きいため、『訴えかける感情の数』が少なく『深さ』に特化している、いわゆる指向性が強い作品ほど評価はされにくい傾向にある。
本作品は様々な感情が複雑に絡み合っているにも関わらず、指向性が強い作品にも思われる稀有な例な気がします。

えー、とにかく好きな作品です。

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2025年11月09日

購入済み

不思議の国。

恩田先生のおすすめ本としてよく取り上げられている作品だったので、読んでみました。とても面白かったです!
最初から最後まで、不思議の国に迷い込んでしまったような気分で読めます。こんな学校、本当にあったら入りたくないけど見学はしてみたい。そんな気持ちを満たしてくれます。
理瀬シリーズは最新作以外全て読みましたが、この一作目が一番好きです。ファンタジー度も一番な気がします。早く最新作も読まなければ!

#ドキドキハラハラ #怖い

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2022年09月29日

mac

ネタバレ 購入済み

鏡のない宮殿

一部ご紹介します。
・『鏡のない宮殿』:昔々、ある国で、王家に一人の娘が生まれた。娘は生まれた時から非常に抜きんでて美しかった。
王は娘が自分の容姿に傲慢になるのではないかと恐れた。
それ故、娘が自分の顔を見て自惚れることのないように、宮殿の中から鏡を全部取り去り、顔が映りそうな銀の食器も撤去し、池も潰してしまう。
娘は大きくなるにつれ、自分の顔を見たいと周囲にせがむのだが、
みんな『あなたは醜いのだから見なくていい』と言って誰も見せてくれない。
娘もだんだん、自分があまりにも醜いから顔を見せてもらえないのだと考えるようになる。
ところがある日、行商人に化けた魔女がやってきて、宮殿に入り込むと、姫にいろいろなものをプレゼントした。
暖かい火のドレスを作る靴、涼しい噴水に包まれる扇。そして、最後に袖の中に隠していた鏡を姫に見せてしまう。
魔女は姫に対して、王たちは姫を騙して彼女を不幸にしようとしていると唆し、
姫を外に連れ出して、ろくに外に出たことのない彼女を山の奥に置き去りにしてしまう。
日が暮れて辺りは暗く、寒くなってくる。
姫は魔女がくれた靴を履いて、火のドレスを出そうとする。
すると、靴は荒々しい火を吐き出して、周囲の草に火をつけてしまう。
姫は慌てて噴水の扇を出す。
しかし、今度は強い風と大雨が起きて、姫をびしょぬれにしてしまう。
あちこち逃げまどった彼女は、最後に鏡を出して自分の顔をゆっくり見ようとする。
けれど、その時魔女の笑い声がして、鏡は粉々に割れてしまう。
鏡を割られて山の中で絶望に泣いていた彼女の前に、
一人の漁師の青年が現れた。『なんで泣いているの?』。
『鏡が割れてしまったの』。
『じゃあ、僕が君の鏡になってあげよう』。
二人は一緒になって幸せに暮らす。二人が暮らした森の中の小さな家の柱には、小さな鏡が掛けてあった。
けれど、お姫様は子供たちの世話に夢中だったので、めったにその鏡をのぞいてみようとは思わなかったのだ。

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2022年09月30日

購入済み

とても

良い

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2020年04月24日

購入済み

恩田陸の小説で一番好きです。かつて女子だった人、学園に憧れた人は、胸キュンの要素がいっぱいだと思います。不思議で空虚な世界観がさすがです。

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2020年02月14日

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最後になってホラーかな?と思った。
あるSNSで一生この学園生活に浸っていたいと書いていたが、
私は一歩たりともこの場に足を踏み入れたくない。
人ってそれぞれだなぁ。

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2026年07月31日

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あれ⋯?

終章までは、思ったより暗い世界観だなと思いながらも割と面白くて読みやすかったのに、結末で納得させてもらえなかった。

降霊会は結局何だったの?犯人ってそれだけのこと?序章でなぜ麻理衣が出てきたの?施設の入口を見つけたのになぜ入らなかったの?

物事がただ起こっただけで、解決感がない。なんだか煮え切らないなあ。

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2026年05月14日

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「黄昏の海の骨」を先に読んでしまいました。高校生だった理瀬がこの頃は中学生で、まだタバコは吸っていません(笑)。婚約者とか父親の話題とかいろいろ繋がりました。全体的にふわっとした物語です。

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2026年05月01日

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ネタバレ

読後はなんだか言いようのない喪失感を味わいました。
ラスト2章は急展開で感情が追いつかず、黎二の死と、主人公の変貌と、主人公の黎二への扱いにショックを受けました。
特にラストに黎二への思いが書かれていますが特別な人というより踏み台の一部、ちょっとした私物をを無くしたくらいの痛み程度に書かれていて、「本当にもう、、」とやるせなくなりました。
色々なんだかんだあったけどハッピーエンドになることを想像していただけに、、
でも面白いですね

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2026年04月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

すごく良かったです。『冷たい校舎の時はとまる』が好きな方におすすめと聞いて購入しましたが、こちらの方が好きかも。終盤でも謎は解けないまま、少ない残りページでどのような真相が提示されるのかと思いきや。まさかの真実に唖然。校長の妄想のように理瀬は演じていたのか否か。黎二の存在が、冷静な理瀬の心に少しの影響を与えただろうことを救いに思いました。恩田さんの作品は初読みでしたが、あらすじに心惹かれたのか積本の中に他の作品が数冊あることを発見。楽しみに読んでいきたいです。

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2026年03月23日

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ラストに向けて、やや?な感じになったが、世界観は好きな感じ。理瀬シリーズというのも納得。きっとシリーズを読み進めるうちに、さらに理解が高まっていくのであろう。さ、次読まなくちゃ!

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2026年02月25日

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初めて本を1日で読み終えた!ずっとグレーの世界にいるのに、本を閉じてまた開く時にはなぜかワクワクしている不思議。世界観に没頭できて時間経つのがあっという間!情景を想像するのが少し難しかった。嶺二の最後の描写が切ない。

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2026年02月03日

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すごくおもしろかった。恩田陸さんの作品はどれもこれも言葉が綺麗でスイスイ頭に入ってくる。常に不気味な空気が漂っていて、学校から消えていく生徒はどこへ行くのか、2月にきたりせは本当に学校を壊してしまうのかどきどきしながら読み切った。私としては少し悲しい結末だったな… 生徒から愛されている子と教師や大人から愛される子でわかれていて非常におもしろかった。

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2026年01月20日

Posted by ブクログ

妻からの薦めで、初めて読んだ恩田陸作品。
作品に登場する学園の世界観や登場人物達の個性溢れるキャラクター、主人公 理瀬の人物像が明らかになっていくストーリーは面白かった。特に後半、畳み掛けるような展開に読む手が止まらない…!

この不気味で不思議な世界観にハマったので、他の作品も是非読みたいと感じた

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2026年01月12日

Posted by ブクログ

文章は美しかった。けど、描写難しくて情景を想像するのに頭使った。最後のハロウィンの時の展開が早すぎて追いつけなかったし、理瀬のキャラクターが最後まで掴みきれなかった。それを狙って、最後で回収させたいのはわかったけど、急にキャラ変わりすぎて追いつくの難しい

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2025年09月23日

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空気感が好き 全体的に漂うミステリアスな雰囲気が良いだけに、ラストが急にリアルになって、まとまった感があるところに違和感はありつつ、それでも文章の美しさや惹き込まれる書きぶりに圧倒された。

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2026年01月12日

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3月に入学するのが一般的で2月に入学した生徒は不吉とされる学園
周りを湿原に囲まれた閉ざされた空間で殺人事件や10代の少年少女の葛藤が描かれている
主人公の理瀬はなぜ2月に入学したのか
男女どちらの扮装もするミステリアスな校長など魅力的な登場人物が多彩

私にとって恩田陸さんは面白いか面白くないかの2種類しかない
まぁまぁはない
読み始めはハズレだったかぁ…と思った
が、読み進めるうちにどんどん不思議な魅力に吸い込まれていった
ハリポタの世界観にも似てる印象だった

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2026年07月29日

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《ここは三月の国。三月の王国なのよ。》p.149
【説明】賢く美しい少年少女たちが集う幻想的な寄宿学校〈青の丘〉に理瀬は転校してくる。
【感想】竹宮惠子さんか萩尾望都さんあたりが漫画化すると似合いそうです。
【内容】>3月以外に来た子供が学校に崩壊をもたらすという噂。>殺人事件が発生するも学校はそれを飲み込んでしまう。>麗子という名の少女。>理瀬とはなにものか?>ひとつひとつの章は短く各章の扉にイラスト。

■理瀬についての簡単な単語集

【青の丘】中高一貫制の学校。イメージ的には釧路湿原のただ中に屹立するモンサンミッシェル。内部には通路が多く道がつかめない。わざとそうしているのかもしれない。理瀬は地図を作ってみたいと思った。《こんなところで暮らしていたら、自分の作り出したイメージに溺れてしまうのではないだろうか。》麦の海p.35。《これは、あたしが小さな頃から探していたもう一つの国、もう一つの世界だ。》麦の海p.37。憂理《ここは変だわ。どこかが歪んでる。何かが間違った世界なのよ。》麦の海p.68。校長《ここは三月の国。三月の王国なのよ。》p.149。《何もなかったふりをするのは、ここの生徒たちの最も得意とする演技である。》p.324。
【彰彦】室田利枝子と旅(安楽椅子探偵紀行)をしていた?
【圷比呂央:あくつ・ひろお】金子さんちを建てた建築家。故人。極度の活字中毒。特に推理小説が好きだったらしい。全ての金を本に費やしたということだが、その割に超巨大な屋敷(今は金子さんち)を持っていた。ダイイング・メッセージとして「ザクロの実」という語を残した。それが広い館のなかにあるとある本へのヒントになるらしい。
【アングラ】水越《今はアングラというものがなくなってしまった。》三月はp.34
【功】行方不明になった生徒らしい。
【一色】金子さんちのお客さん。ひょろ長い男。大学教授。英国文学。教え子だったNという学生から本を借りた。
【稲垣史朗】篠田美佐緒と林祥子の実父。
【江藤朱音:えとう・あかね】編集者。堂垣隆子とは同僚ではない。キャラクタで作家を摑む。酒は別腹という飲んべえ。自己表現の手段として物語を書いてますという作家は嫌い。
【海老沢】鮫島巧一が勤める会社の秘書課の人。
【おたく】金子さんちに呼ばれた誰かによるとおたくというのはマスターベーションでありそれを互いに見せ合おうとしてるところが気持ち悪いらしい。
【女】水越《女はフィリップ・マーロウになった気持ちでハードボイルドを書こうなんて絶対に思わないわよ。ジゴロやチンピラの気持ちで女を見てみたいと思うことはあってもね》三月はp.64
【女の子】《女の子は作られるのだ。》麦の海p.226
【学校】→青の丘
【金子慎平】鮫島巧一が勤める会社の会長さん。読書好きの社員を呼んでだますのが趣味らしい? 超巨大な屋敷の持ち主。
【鴨志田】金子さんちのお客さん。巨大な男。銀座の天ぷら屋の三男坊で料理人。
【神崎】篠田美佐緒と付き合うことになった男子高校生。そのために廣田啓輔はフラれた。金持ちのお坊ちゃんできれいな顔をしており男子生徒からはバカにされ気味だが、性格はよく努力家。
【校長】とても大柄。そのときどきの気分によって男だったり女だったりする。両性具有ではと考える生徒もいる。《あたしは頭の悪い子が嫌いなのよ。》麦の海p.43。《あたしは自分勝手な子と向上心のない子が嫌いなの。》麦の海p.44。うーん、向上心のある人は自分勝手なものだという気もするけど? 頭が悪い云々は要領よいという意味か、思考能力があるという意味かによって違ってくるけど。
【小泉】謎の男。『三月は深き紅の淵を』の関わるところに出没する? いつもなんとなく焦っている。
【斉藤玄一郎】文芸評論家。堂垣が考える『三月は深き紅の淵を』の著者候補の一人。
【佐伯嗣瑛:さえき・しえい】純文学の大家。堂垣が考える『三月は深き紅の淵を』の著者候補の一人。雰囲気的にはモデルというかイメージは福永武彦さんあたりで。ミステリ好きやし柳川やし。
【烏山響一】画家。江藤朱音が嫌いな「畏れ」という絵を描いた。
【ザクロ】『三月は深き紅の淵を』でキーワードになっているらしい語。
【鮫島巧一】会長の家に呼ばれて困惑しているサラリーマン。
【3月】学校は基本的に3月に入学し3月に出ていく。それ以外にも入ってきた子供が学園を崩壊させるという言い伝えというか噂がある。理瀬は2月末日に入学した。
【三月は深き紅の淵を】謎の本の書名。昔、圷比呂央が友人の金子さんに貸したことのある本。著名な作家が匿名で書いたという噂の、異なる作品をモザイクのように散りばめた、ミステリと言えなくもないような作品らしい。他者への譲渡は不可、たった一人に一晩だけ貸すのは可。鮫島が金子に呼ばれたのはその本を探すゲームに参加させるため。一部屋ずつ虫干しするとかいう無粋な方法は不可なんだとか。全ての金を本に費やしたという圷比呂央が超巨大な屋敷を持っていたというのはちょっと怪しい気もするのでどこまで本当か不明。第一部の題名は「黒と茶の幻想」てサブタイトルは「風の話」。第二部は「冬の湖」サブタイトルは「夜の話」。第三部は「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」、サブタイトルは「血の話」。第四部は「鳩笛」、サブタイトルは「時の話」。
【篠田美佐緒】高台の公園の展望台から林祥子とともに落ちて死亡した公立高校二年生。母子家庭で母親は大学教授で地質学者。林祥子とは異母姉妹。一冊の小説を書くのが夢。四部作構成で読んだ人が情けなくなって死んでしまうような本。
【修司】体格のいい少年。黎二と仲が悪そう。
【俊一と薫】いとこ同士。プロテニスプレイヤーを目指していて試合のため不在が多い。
【性別】水越《作品を読むという次元で見れば、作者の性別なんて関係ないはずなのに、やっぱり本を読む時、どこかで作者の性を気にしている。意識されていないようでいて、実は作者の性別というのは重大な問題なのよね》三月はp.67
【堂垣隆子】編集者。江藤朱音とは同僚ではない。ビジネスライクなタイプ。
【野上奈央子】篠田美佐緒の親戚? 大学を卒業し、出版社の編集者になる予定。
【ノスタルジア】《彼女にとって、重要な、極めて個人的なテーマはずぼり、『ノスタルジア』である。あらゆる意味での懐かしさ。それは心地好く切ないものであると同時に、同じくらいの忌まわしさにも満ちている。》p.343。
【早坂詠子:はやさか・えいこ】篠田美佐緒の美術部での後輩。野上奈央子と知り合う。
【林祥子】高台の公園の展望台から篠田美佐緒とともに落ちて死亡した私立のお嬢様高校、志村女子高の二年生。篠田美佐緒とは異母姉妹。一年生のとき廣田啓輔とつきあったことがある。
【白夜】堂垣隆子の父が学生時代に参加していた同人誌。その中に『三月は深き紅の淵を』の著者がいるのではないかと堂垣は考えた。候補は作風から、自分の父と、佐伯嗣瑛(さえき・しえい)、両角満生(もろずみ・みつお)、斉藤玄一郎の四人に絞った。父以外はプロの作家になっているようだ。
【聖】理瀬と同じファミリーのメンバー。M工科大学に留学することが決まっている。
【評論】江藤朱音《評論というのは実は完璧な創造なんだけどね。》三月はp.158。それは僕もずっとそう考えてました。評論家って、結局自分のこと書いてるんやから私小説みたいなもんやなあと。
【寛】理瀬と同じファミリー。5年生。指揮者志望。
【廣田啓輔】篠田美佐緒と付き合っていたらしい男子高校生。美佐緒が神崎啓輔に鞍替えしフラれたらしい。林祥子とも付き合っていたらしい。吉田秋生さんの『カリフォルニア物語』のヒースをイメージした。
【ファミリー】理瀬の属するファミリーは理瀬を入れて7人。本当は12人必要だが余った者を集めただけなので半端になっている。理瀬と同じファミリーのメンバーは5年生の光湖。6年生で数字に強いの聖。3年生の俊市と2年生の薫は茶目っ気たっぷりのいとこ同士。大柄でがっしりしていて豪放磊落な5年生の寛。攻撃的に見える4年生の黎二。
【穗積槙子】林祥子は篠田美佐緒に殺されたと考えている女子高生。
【麻理衣】転校早々の理瀬に麗子を見なかったかと聞いてきた。繊細な1年生。
【水越】金子さんちの女性のお客さん。ボクっ娘小説は嫌い。実家はホテル経営。
【水野理瀬】→理瀬
【光湖:みつこ】理瀬と同じファミリーのメンバー。1年上。
【室田利枝子】旅(安楽椅子探偵紀行)をしていた?
【森】《森の中には、生者と死者が混在している。》三月はp.430。
【両角満生:もろずみ・みつお】作家。アクの強い、耽美的な作風。堂垣が考える『三月は深き紅の淵を』の著者候補の一人。
【役立たず】鴨志田の相棒。大きな白い犬。
【屋敷】金子さんの超巨大な家。4つの巨大な屋敷林を囲んでいる。鮫島くんが行ったのは冬の家。
【憂理:ゆうり】理瀬のルームメイト。4年生。
【ヨハン】理瀬の1日後に入学した。クラシック系の作曲家志望。
【理瀬】水野理瀬。とある学院に来てただの理瀬になった。入学時2年生。《大丈夫、気は弱いけど芯は強いつもりだから》麦の海p.65
【麗子】理瀬と同じ学院の生徒。行方不明にならなければ同じファミリーになった。
【黎二:れいじ】理瀬と同じファミリーのメンバー。4年生。周囲を拒絶しているような攻撃的な雰囲気。
【ワープロ】《ワープロは嘘をつくのである。ワープロは、そういう意味では虚構にふさわしい。》三月はp.337

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2026年07月18日

Posted by ブクログ

いや怖いーーーーー!!!夜寝る前読むから寝れなくなる日たまにありけり系で途中から昼間に読むようにしたけどこんな人死ぬと思わんじゃん!?
でもミステリー?系全然読まないからえ!?え!?みたいな感じで読んでて面白かった
本とか映画とかあるあるだけど1番最初に伏線回収のものを入れることあると思うんだけど、私は予想せずに読み進めちゃうタイプだから最初まじ何言ってんのか全然わかんなかった
まあ初ミステリー系としては良きでは!
しかも主人公が多分死ぬほど美人でモテまくっててどんだけ美人やねーんとは思ったね

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2026年03月19日

Posted by ブクログ

あの『三月は深き紅の淵を』の続編。まあ、続編というよりは、その一部と世界を共有しているといったほうが正確ですかね。全寮制の学校という閉鎖された空間は、やはり物語世界として魅力的といってよいでしょう。「これは、私が古い革のトランクを取り戻すまでの物語である」という書き出しも、なにやら耽美で好みです。
物語的には前作よりミステリに傾いているのですが、うーむ、どうなのでしょう?謎を追うことよりもやはり「世界」に酔いながら楽しみたい作品だと思います。道具立てのひとつひとつ、また登場人物のひとりひとりが、妖しい世界を構成する見事な要素になっていると思いました。

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2026年02月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

空島空想ファンタジーみたいな作品だった。
二面生が出てくると1.2のどっちの世界でやってるか頭悪いから分からなくなる。

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2026年02月07日

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