あらすじ
看護学科に通う高校3年生のアオイは、夏休みに産婦人科医院で看護助手のアルバイトを始めた。中絶の現場やその後処置を目の当たりにし、初めは戸惑いながらも、出産に立ち合い、次第に命の重みや輝きを感じ始める。
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Posted by ブクログ
何年も前に漫画で見てから、楽しみに拝読。
先日までドラマを放映していましたが、やっぱり面白かった。
産まれてくる命・産まれても長く生きられない命・生まれる前になくなる命。
どの命にもドラマがあって感慨深い。
未熟な見習い看護師さんの視点で描かれる命の話。下巻が気になる。
Posted by ブクログ
静かな時間が流れる空気感のある本だった。産科の現場の話だけでなく、主人公の抱えている苦しみや成長していく様子が伝わって、一緒に考えていける本だった。
Posted by ブクログ
ドラマを原案として、書き下ろされた小説。
読みやすい。だけど、命の大切さ、命のはかなさ、妊娠や出産にかかわるいろいろな選択があることが描かれている。
今生きていることは、当たり前じゃないことを改めて考える。
ぜひ、中学生、高校生たちに読んでもらいたい。
Posted by ブクログ
ドラマの原作か漫画を小説にしたのかは、情報不足でわからないけど、読みやすかったです。漫画は読んでないけど、小説だからこそ読める部分もあるのかなと思う。読みやすかった。
Posted by ブクログ
とにかく簡単に人が死んでしまう。
そういう話を凝縮している感じ。
でも現実ってこういうものかも。
漫画原作の小説だからと
あんまり期待してなかったけど
それなりに良かった。
妊婦たちのエピソードもだけど
主人公の生い立ちが気になった。
Posted by ブクログ
高校生の主人公が初バイト先の産婦人科で奮闘する物語。
人工中絶、母体死亡、流産、持病を抱えての出産、14歳での出産などなど、命について考えることがたくさん詰め込まれている。テーマは重いけど全体的な雰囲気は軽めで読みやすいように感じた。
p.76
出産は、あなたの存在意義を確かめるためにするものではありません
という言葉が響いた。
多様な価値観があるとはいえ、まだまだ固定観念から抜け出せない現状もある。母になるからこそステップアップできる面もあるし、母にならないからこそできることもある。どちらを選ぶか、というか選べない場合だってあるから、どちらであってもどう生きていきたいかを考えないとなと思った。