あらすじ
芝居の面白さには果てがない。一生かけても味わい尽くせない。華やかなオーラを身にまとい、天才の名をほしいままにする響子。大学で芝居を始めたばかりの華奢で地味な少女、飛鳥。二人の女優が挑んだのは、伝説の映画プロデューサー・芹澤が開く異色のオーディションだった。これは戦いなのだ。知りたい、あの舞台の暗がりの向こうに何があるのかを──。少女たちの才能が、熱となってぶつかりあう! 興奮と感動の演劇ロマン。
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
再読
以前読んだ時にすごく良い!と思って、今回読書会に参加するにあたり再度読み直し。
内容を全く覚えていない自分にびっくり!しながらも、読み進める手が止まらない。
読み終えてやはりこの本を推したいと思った。
あぁ、『ダンデライオン』『チェリーブロッサム』は読めないのか⁈
Posted by ブクログ
ガラスの仮面を思い出させるストーリー。芸能一家に生まれた若手女優東響子と素人天才女優の飛鳥がオーディションを通して女優としての道に目覚める。
久しぶりに夜更かしして読み切った没入できる作品。
Posted by ブクログ
おもしろかった!!500ページ超えなのに一気読みしてしまった。次どうなるの?どう演じるの?がずっとあってわくわくした。
響子みたいな恵まれた天才がそのままうまくいく感じの話めっちゃすきなのでそこもよかった
Posted by ブクログ
演劇のオーディション小説
素人の天才少女の演技には毎回驚課される。
ラストの東響子と飛鳥の演技は息する事を忘れそうになるほど、没入感があった。
Posted by ブクログ
活字だけで天才的な演技をここまで明瞭に表現できるものなのか。気づけば飛鳥の演技が待ち遠しくなっている自分がいた。読んでいて映像が浮かんでくるような本だった。
Posted by ブクログ
題名の意味が全く分からず読み進めました。舞台のオーディションの緊迫した様子が生き生きと表現されていて、さすがだなと思いました。続編がまだとのこと。残念です。
Posted by ブクログ
舞台の緊張感、迫力、鬼気迫る感じが文章から、文章の間から伝わってきた。演者の声の圧、視線、沈黙、空気の密度、俳優の舞台上の支配力そういったものがひしひしと伝わってきて、すごい本を読んだ!と思わせられる。
神は細部に宿るというけど、俳優たちはそういうことをしているのかも、と思うと演技をじっくり観察したい思いにかられた。
Posted by ブクログ
結構分厚い本なのに、特に後半は熱が上がって一気に読み終わった。
恵まれすぎている響子に最初は共感出来なかったけど、そんな自分を俯瞰で分析する賢さと、吹っ切れていくかっこよさが、まさに憧れのスターという感じですごく魅力的で、何人かいるメインキャラの中でも特に印象的だった。
Posted by ブクログ
圧巻!
女優、脚本家、大学の演劇サークルなど、世間的には華やかな世界の登場人物たち。彼らが自分の答えを見つけるためにもがき、考え、体当たり。天才少女の危うさにヒヤヒヤさせられ、オーディションの熱気には手に汗握り…。
ざらっとした後味の残る、ビターチョコレートのような物語だった。
続編のダンデライオン、まだ刊行されていないらしい。出たら絶対読みたい。
Posted by ブクログ
え〜圧倒的。読みやすくそして迫力の演技が目の前にあるかのようなそんなシーンが終盤連続する。読書下手な私でもついページが進み、洗濯機が鳴ってるのにめくる手が止まらず…ちょっと洗濯物生乾き気味になっちゃったかも…笑
Posted by ブクログ
頁を捲る手が止まらなくて、本当に一瞬で読み切っちゃった
こんなに引き込まれた本久しぶり
登場人物がそれぞれ本当に魅力的で、ある意味主人公が何人もいるかのような、面白い本になってる
そして伏線と視点の切り替わりも絶妙で、展開も遅くもなく早くもなく非常に読みやすい
ちょうど先日、欲望という名の電車を観に行ったので、最後のオーディションのシーンがすごく想像しやすくて、観ててよかったと思えた
本を読むのも好きだし、映画を見るのも好きだからどっちも続けていきたいなと思える素敵な作品でした
にしても、恩田陸って才能のある人間の描き方が瑞々しくて多彩で、本当にすごい
Posted by ブクログ
最初から最後まで読む手が止まらない興奮を久しぶりに味わいました。目の前の舞台の興奮
が感じられる素晴らしい表現力はさすが恩田陸さん。
響子と飛鳥の最後のオーデションのパートは演者の声まで聞こえてきました。必ずまた読むであろう素晴らしい一冊。続きが読みたいけど、なかなか販売されないのが残念。
頑張ってイメージしたわけでもないのに響子は松たか子さんが重なりましたが、飛鳥はオリジナルの早大演劇部員の顔が浮かんでいました。自然に映像が頭に浮かぶ作品は蜜蜂と遠雷に続き2冊目です。
恩田陸さんは本当にすごいと改めて感じた作品になり恩田作品を読み返すきっかけになりました。
Posted by ブクログ
とっても面白かったです!
役者の世界を垣間見ることができますした。
オーディションという名のバトルもの。途中からこっちまで手に汗握ってました。
中盤あたりの響子の気持ちがダイレクトに伝わってきて苦しかった。
芹澤さんの「役者は、人間をやるんだよ。」と言う言葉。
AI技術が台頭してきたこの時代に、この台詞は胸に沁みた。
あとがきにあった続編の構想などをみて、早く読みたいと思いました。
たくさんの方が待ち続けていることかと思いますが、そのうちの1人になりたいと思います。
Posted by ブクログ
蜜蜂と遠雷が好きな人は99%と好き。ガラスの仮面が好きな人は80%好き。そんな作品。
恩田陸の作品は表現が瑞々しく、平易な言葉で世界を鮮明に書き上げる手法は圧巻としか言いようがない。
超面白いです!
Posted by ブクログ
恩田陸さんの小説は、蜜蜂と遠雷に続き2冊目でした。
やはり恩田さんは大御所小説家さんだなと改めてひしひし感じる一冊でした。
何というか、ある人物像やひとつの事柄、ひとつの出来事を、複数の登場人物の視点で描く際に、その緩急がとても上手な方だと感じました。
特に今回のような、お芝居/演劇を扱うとなると、芝居の場面か否か・それを男性か女性から見るかで、読み手側は一気に緊張したり弛緩したりの繰り返しで、本当に劇を観たと感じられるほどリアルな物語でした。
文体としても改行もとても多くてあっという間に読むことができました。
どうやら続編を今か今かとずっと待ち続けていらっしゃる方々が大勢いると、SNSをみて知りました。
恩田さんは次はspring、夜のピクニックを、読みたいです。
Posted by ブクログ
ガラスの仮面!!!
演劇モノって過酷な身体訓練や精神修行などスポ根要素強いイメージだけど、この話は天才の才能と観察力でいくパターン。
続きが絶対読みたいのに続編ないのもまさにガラスの仮面。
すごい世界!!!
演劇って元々すごい好きなんだけど、天才たちの共演(競演かも…)のすさまじさ。観て演じて楽しいとか、そういう話じゃなく、ひとつのセカイって感じで哲学みたい。
こんな人生、素敵だな。大変だろうけど、憧れます✨
Posted by ブクログ
演劇のオーディションもの。オーディション参加者を見つけ出すまでがちょっと長いけど、オーディション当たりからは特に面白い。コミックのガラスの仮面的。個人的には、オーディションものは、やはり蜂蜜と遠来の方が面白いかなー。
Posted by ブクログ
登場人物の色が濃くておもしろかった。
佐々木飛鳥はなんでもすぐにできてしまう人に見えるけど、「恐怖」を知らなくて、よくも悪くも人間味が薄いタイプの人はどこかで芝居に行き詰まると書かれていて、たしかになと思った。
人間の役をやるのに、知らない感情を演じるのは難しそう。
一方で、アイドルのあおいが一瞬だけ勝ち誇った顔を見せたのに対し、東響子が血相変えて大阪を出た場面は、すごく人間らしく、女らしい場面だった。
平常を取り繕って感情が滲み出してしまう女の生々しさがでていた。
わたしは演技の世界をよく知らないし、生で舞台を見たことがないから、情景を想像するのが少し難しかったけど、この作品を呼んで何かの舞台を観行ってみたくなった。
演者がどんな気持ちで舞台に立っているのか、想像するのが楽しそうだ。
自分が神谷になったつもりで舞台を観てみたい。
Posted by ブクログ
前半何度も離脱しそうになったけど、ここのみんなの感想を見てがんばって読みました。
100ページ超えたくらいからどんどん面白くなってきて後半はあっという間に読み終えました
読んでよかった
Posted by ブクログ
演劇がテーマの話。ある少女を中心として、脚本家、大学の劇団サークル、女優の視点で物語が進んでいく。
長編だが、先が気になって(というより飛鳥の演技か気になって)どんどん読み進めてしまった。
話の趣旨とはずれるけど、天才っていいなぁ、天才になりたかったなぁと思った。
Posted by ブクログ
小説なんだけど、何か違う物語や違う視点で話を読んでるみたいな、不思議な感覚になる。
「そろそろこの辺りで、佐々木飛鳥なる少女が一体どんな人間なのか、彼女側から語っておく必要があるだろう。」
ナレーションのような説明が小説に入る事はあるけど、読書に語りかける説明を小説で読んだのは初めてかも。
また、役者の話だから小説の中で役者が演じる違う物語が出てくる。これを演じてる場面や心情を丁寧に説明してわかりやすい文章で読者を引き込む。
最後は小説を読んだような芝居を見終わったような不思議な感覚になる、すごい小説!
Posted by ブクログ
・大学の劇団に突如現れた不思議な天才少女(佐々木飛鳥)、ステップアップを狙うサラリーマンあがりの中堅脚本家(神谷)、演劇進出を狙うアイドル(安積あおい)、芸能一家出身で圧倒的地位を獲得しつつある女優(東響子)など・・・が伝説のプロデューサー芹澤泰治郎による舞台への出演を掛けたオーディションに臨んでいく群像劇
・面白かった!!!!! ゾクゾクした!!!!! というのが読後の率直な感想
・演劇の世界の深さや、登場人物の心理描写やスピード感が圧巻
オーディション場面は、「演劇サークル入部の為のエチュード」「2人3役の脚本」「舞台主演が演じる傍らでその影を演じる」などいくつかあるが、夫々違った方法で想像を超えてくる
・オーディション描写の性質上、「同じ脚本を異なる登場人物が順番に演じる」ことになるが、登場人物による演じ方の違いを、ここまで生き生きと文章で表現出来ることに驚くしかない
・コンパクトな人物・背景説明で読者に事前知識を与えつつ、改行等も上手く使って臨場感・スピード感でぐいぐい引っ張っていく様な書き方など、プロの技が光っている気がする
・個人的には、東響子からの学びが多かった。これだけ恵まれた環境にいて強い自我・プライドを持ちながら、客観的にも自分を分析し、自分に足りないもの、知らないことを積極的に吸収しに行こうとする姿勢、時には恥をかくことも覚悟で飛び込む姿勢など、素敵過ぎる、、、
・俳優が常に自分自身を問われ続ける苦しさに対して、自分がビジネスで問われる苦しさは何だろうか
・続編『ダンデライオン』『チェリーブロッサム』はいつ出るだろうか、、、
Posted by ブクログ
恩田陸さんの作品は長編が多く、チョコレートコスモスも比較的ページ数は多かったものの、他の作品同様すぐに読み終わってしまいました。舞台の作品の一部分だけでも詳細に情景が書かれているため、演者が感じている景色が鮮明に浮かび上がってきました。複数人の視点から語られる物語は混乱しやすいですが、チョコレートコスモスは一度もわからなくなる場面がありませんでした。終わり方も綺麗でした。あとがきに書かれていた続編もいつか発売された際には購入したいと思っております。
Posted by ブクログ
東響子というキャラクターに惹かれた。圧倒的な才能を持ち、自分がどう見られているか分析するバランス感覚があるのに、器用貧乏で贅沢な悩みに苦しんでいて、応援したくなる人物だった。佐々木飛鳥と東響子は風間塵と栄伝亜夜に重なる。蜜蜂と遠雷と大まかなストーリーは似ているが個人的には蜜蜂と遠雷派かなぁ。クラシックの描写が緻密で、感動が段違い。 舞台にはプレイヤーの意思とは離れたなにかが存在しているのだな〜と思った。相変わらず恩田陸はハズレなしで有難い。
Posted by ブクログ
この本を読み終えて、まず感じたのは強い没入感だった。舞台や芝居に特別な関心があるわけではない私でも、物語に引き込まれ、芝居の世界を少し覗き見たような感覚を味わえたのが印象的だった。
一方で、オーディションでの演技シーンはやや難しく感じた。作中で演じられている芝居そのもののストーリーを知らないため、断片的な描写だけでは完全に理解しきれず、少し置いていかれるような感覚もあった。しかし、響子の感情に焦点を当てて読むことで、物語の流れや緊張感は十分に伝わってきた。
この作品で特に印象に残ったのは、飛鳥という存在の描かれ方である。周囲の人物たちの視点から見た飛鳥は、天才的で異質、どこか恐ろしさすら感じさせる存在として浮かび上がる。一方で、飛鳥自身の内面には特別な自覚はなく、ただ自然に体が動き、イメージが湧き、好奇心のままに行動しているだけに見える。この「周囲の評価」と「本人の感覚」の大きな乖離が、飛鳥の凄みをより際立たせていた。
また、私は飛鳥に対して「羨ましい」や「なりたくない」といった感情を抱くことはなかった。それは、飛鳥があまりにも自分とかけ離れた存在であり、同じ土俵で比較すること自体ができないと感じたからである。むしろ、現実の世界で飛鳥のような人に出会ったとしても、その才能に気づけず、「少し変わった人」として距離を取ってしまうのではないかと思った。
だからこそ、飛鳥の魅力に気づけないまま通り過ぎてしまうかもしれない自分に対して、悔しさのような感情が残った。この作品は、天才の存在そのものよりも、それを見抜けるかどうかという「受け手側の視点」を問うているのではないかと感じた。
飛鳥には俳優として成功してほしいという思いがある一方で、もし芝居以上に惹かれるものに出会ったときには、自分に正直にその道へ進んでほしいとも思う。彼女は一つの分野に縛られる存在というよりも、どこにいても何かを変えてしまうような力を持った存在のように感じられた。
『チョコレートコスモス』は、芝居というテーマを通して、才能とは何か、そしてそれをどう受け取るのかという問いを静かに投げかけてくる作品だった。
Posted by ブクログ
YouTubeでめっちゃおすすめされてるのを見て読んでみました。面白いけど…うーん。自分はそこまで没入出来なかった。どうしてもガラスの仮面がちらついてしまう。でも続きがもし出たら読みたい!
Posted by ブクログ
なんだか最後まで入り込めずに終わってしまった。
ここまでの長編を読むのが久々で忍耐力が必要だった。無意識に大きな展開やわかりやすい結末を求めてしまってる感じ。
300頁を超えても本題に入った感がなくてじれったかった。出てくる作品の原作を知らないのと、芝居や演劇にあまり触れたことがないのとで読むのがつらい部分もあった。疲れた。
続編もあるみたいだけど読むかは微妙かな。
〜〜〜
と思ったら続編は未刊行らしい。三部作の予定だったそうだけど、、、
中盤まで俺TUEE系
中盤で飽きて最後まで読めませんでした
序盤の男性の部分は好きだったのですが、途中からはずっと主人公の少女の天才エピソードばかりで飽きてしまいました
もしかしたらその先は別な展開があったのでしょうけど、自分には合わなかったようです