あらすじ
芝居の面白さには果てがない。一生かけても味わい尽くせない。華やかなオーラを身にまとい、天才の名をほしいままにする響子。大学で芝居を始めたばかりの華奢で地味な少女、飛鳥。二人の女優が挑んだのは、伝説の映画プロデューサー・芹澤が開く異色のオーディションだった。これは戦いなのだ。知りたい、あの舞台の暗がりの向こうに何があるのかを──。少女たちの才能が、熱となってぶつかりあう! 興奮と感動の演劇ロマン。
感情タグBEST3
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夢中になって読んだ。
始めは小さい頃から芝居をしている響子目線の部分もあったからか、自分とはかけ離れすぎた人たちの話のように思えて、読む手を止めたり再開したりしていた。
けれど中盤から大学生の集まりで芝居をしている巽や芝居を始めたばかりの飛鳥が出てきて、グッと自分に近い世界の話になったからか、どんどん惹き込まれていった。異様な雰囲気の天才・飛鳥に目が離せなかったのもある。
演劇や戯曲というとあまり関わりがなく難しく感じるが、最終オーディションの描写はどれも鳥肌が立った。読んでいる私までヒナギクに触れられたような気がしてドキッとした。
あとがきに書かれている続編についてはまだ刊行されていないようなので、ぜひとも書いてほしい…!飛鳥と響子がどんなふうに芝居の世界を歩んでいくのか気になりすぎる。
Posted by ブクログ
普段演劇をよく観に行くのでこの作品を読んでみた。登場人物が演技をする際の描写が達筆で映像化しやすい。自分がオーディションを見てるような感覚になれる。
伏線の張り方も綺麗でそれぞれの登場人物の交わり方も綺麗で読んだ後に戦慄が走った。
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大好きな恩田先生の作品!三宅香帆さんもとんでもなくおすすめしていたので読みました!
私の中で忘れられない読書体験になりました!そして、人生で特別な本になりました!
演劇オーディションのお話。
サラブレッドの響子と大学で芝居を始めたばかりだから異才を放つ飛鳥が中心となって話が進みます。
舞台で芝居をするシーンが何度もあるのですが、その没入感がすごい!!!もう時間を忘れて読みました!
『六番目の小夜子』の呼びかけのシーンや『中庭の出来事』の芝居のシーンで夢中になって読んだ思い出がよみがえりました!
舞台を観劇しているかのように情景が頭の中で浮かびました!臨場感のある心情描写もよかったです
響子や飛鳥だけでなく、周りの巽や神谷の視点もあることで二人の女優のすごさが際立っていた気がします。
『ダンデライオン』と『チェリーブロッサム』をどうかどうか書いてくださいという気持ちでいっぱいです。
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俺は演劇やったことないし、見たこともほとんどない。
でも目の前で幕が上がって演劇が始まる。本当はオーディションだけど。でも手に汗握って舞台見て、女優の血が滾ってるのを感じて、巽たちと一緒に忘れられない瞬間を目撃する。
俺に演劇が降りてくる。俺の理解できる感情と言葉で演劇がわからない俺に降りてくる。文章でここまで出来る。本当にすごい。
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再読
以前読んだ時にすごく良い!と思って、今回読書会に参加するにあたり再度読み直し。
内容を全く覚えていない自分にびっくり!しながらも、読み進める手が止まらない。
読み終えてやはりこの本を推したいと思った。
あぁ、『ダンデライオン』『チェリーブロッサム』は読めないのか⁈
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ガラスの仮面を思い出させるストーリー。芸能一家に生まれた若手女優東響子と素人天才女優の飛鳥がオーディションを通して女優としての道に目覚める。
久しぶりに夜更かしして読み切った没入できる作品。
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おもしろかった!!500ページ超えなのに一気読みしてしまった。次どうなるの?どう演じるの?がずっとあってわくわくした。
響子みたいな恵まれた天才がそのままうまくいく感じの話めっちゃすきなのでそこもよかった
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演劇のオーディション小説
素人の天才少女の演技には毎回驚かされる。
ラストの東響子と飛鳥の演技は息する事を忘れそうになるほど、没入感があった。
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活字だけで天才的な演技をここまで明瞭に表現できるものなのか。気づけば飛鳥の演技が待ち遠しくなっている自分がいた。読んでいて映像が浮かんでくるような本だった。
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題名の意味が全く分からず読み進めました。舞台のオーディションの緊迫した様子が生き生きと表現されていて、さすがだなと思いました。続編がまだとのこと。残念です。
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舞台の緊張感、迫力、鬼気迫る感じが文章から、文章の間から伝わってきた。演者の声の圧、視線、沈黙、空気の密度、俳優の舞台上の支配力そういったものがひしひしと伝わってきて、すごい本を読んだ!と思わせられる。
神は細部に宿るというけど、俳優たちはそういうことをしているのかも、と思うと演技をじっくり観察したい思いにかられた。
Posted by ブクログ
結構分厚い本なのに、特に後半は熱が上がって一気に読み終わった。
恵まれすぎている響子に最初は共感出来なかったけど、そんな自分を俯瞰で分析する賢さと、吹っ切れていくかっこよさが、まさに憧れのスターという感じですごく魅力的で、何人かいるメインキャラの中でも特に印象的だった。
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圧巻!
女優、脚本家、大学の演劇サークルなど、世間的には華やかな世界の登場人物たち。彼らが自分の答えを見つけるためにもがき、考え、体当たり。天才少女の危うさにヒヤヒヤさせられ、オーディションの熱気には手に汗握り…。
ざらっとした後味の残る、ビターチョコレートのような物語だった。
続編のダンデライオン、まだ刊行されていないらしい。出たら絶対読みたい。
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え〜圧倒的。読みやすくそして迫力の演技が目の前にあるかのようなそんなシーンが終盤連続する。読書下手な私でもついページが進み、洗濯機が鳴ってるのにめくる手が止まらず…ちょっと洗濯物生乾き気味になっちゃったかも…笑
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こんなにも面白い作品に出会えた感動と、続編の刊行が止まったままである事実の衝撃。
ガラスの仮面の新刊と同じくらい、「ダンデライオン」「チェリーブロッサム」を永遠に待ってます。本当にお願いです。先生、見てますか?
すごい世界!!!
演劇って元々すごい好きなんだけど、天才たちの共演(競演かも…)のすさまじさ。観て演じて楽しいとか、そういう話じゃなく、ひとつのセカイって感じで哲学みたい。
こんな人生、素敵だな。大変だろうけど、憧れます✨
Posted by ブクログ
役者一家に生まれたサラブレッドと、突如現れた圧倒的な才能を持つ天才少女。二人を中心に、脚本家や演出家など演劇に情熱を注ぐ周囲の人々の人間模様を描く、著者の真骨頂とも言える熱量の高い小説。
楽しめるが、結末の幕引きがやや中途半端に感じられた点や、タイトルの「チョコレート・コスモス」という花が作中で唐突に主題として回収される印象があり、別のタイトルは無かったのかなと。
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星4.5
ガラスの仮面って知ってますか?
若い人は知らないんだろうなぁ。
年バレしちゃいますね。
不朽の名作です。何十年経っても終わらないという意味でも凄い作品です(笑)。
その作品を思い出しますね。
蜜蜂と遠雷ではピアノを文章で表現してましたが、今作では演技を文章で表現してます。
凄い作家さんですよね。
続編はいつ出るんでしょう?
そこら辺もガラスの仮面と一緒?(笑)
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最初の方は、一体これはなんの話なんだ?と思っていたが、読み進めていくうちにどんどん引き込まれていき、ある場面では心臓がバクバクッと。飛鳥はなにを見せてくれるの?と、自分自身もオーディションに参加している感覚に陥り、楽しむことができた。
Posted by ブクログ
2025.5.28
★3.8
無名劇団に現れた一人の少女。天性の勘で役を演じる飛鳥の才能は周囲を圧倒する。いっぽう若き女優
響子は、とある舞台への出演を切望していた。開催された奇妙なオーディション、二つの才能がぶつかりあう!
演技を言葉で表現するって難しいと思うけど、そんなことを感じさせないくらい、情景が想像しやすくて、飛鳥の演技力にすごくワクワクした。対象に、響子の葛藤や焦りも痛いくらい感じられた。オーディションで魅せた飛鳥の奇想天外な発想とそれに伴った演技力は毎回圧巻だったし、素人から見ても分かるものなのかなと気になった。何にも興味を示さない飛鳥が、お芝居に魅了される瞬間がすごく好きなシーン。何かにハマる瞬間って人それぞれ、タイミングも違えば、ハマるきっかけ、ハマる場所も違うから面白い。このオーディションを経て、チョコレートコスモスは一体どんなお話になるのか、飛鳥が怖がっている壁は乗り越えることができるのか。「この後」がすごく気になるお話だった。
#さとの本棚
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ガラスの仮面 小説版
話のテンポも登場人物の対比や心理描写も丁寧で面白いけど、一番気になるところで終わるから1巻で完結するんじゃなくて続編欲しかった
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演劇のオーディションもの。オーディション参加者を見つけ出すまでがちょっと長いけど、オーディション当たりからは特に面白い。コミックのガラスの仮面的。個人的には、オーディションものは、やはり蜂蜜と遠来の方が面白いかなー。
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登場人物の色が濃くておもしろかった。
佐々木飛鳥はなんでもすぐにできてしまう人に見えるけど、「恐怖」を知らなくて、よくも悪くも人間味が薄いタイプの人はどこかで芝居に行き詰まると書かれていて、たしかになと思った。
人間の役をやるのに、知らない感情を演じるのは難しそう。
一方で、アイドルのあおいが一瞬だけ勝ち誇った顔を見せたのに対し、東響子が血相変えて大阪を出た場面は、すごく人間らしく、女らしい場面だった。
平常を取り繕って感情が滲み出してしまう女の生々しさがでていた。
わたしは演技の世界をよく知らないし、生で舞台を見たことがないから、情景を想像するのが少し難しかったけど、この作品を呼んで何かの舞台を観行ってみたくなった。
演者がどんな気持ちで舞台に立っているのか、想像するのが楽しそうだ。
自分が神谷になったつもりで舞台を観てみたい。
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前半何度も離脱しそうになったけど、ここのみんなの感想を見てがんばって読みました。
100ページ超えたくらいからどんどん面白くなってきて後半はあっという間に読み終えました
読んでよかった
Posted by ブクログ
演劇がテーマの話。ある少女を中心として、脚本家、大学の劇団サークル、女優の視点で物語が進んでいく。
長編だが、先が気になって(というより飛鳥の演技か気になって)どんどん読み進めてしまった。
話の趣旨とはずれるけど、天才っていいなぁ、天才になりたかったなぁと思った。
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小説なんだけど、何か違う物語や違う視点で話を読んでるみたいな、不思議な感覚になる。
「そろそろこの辺りで、佐々木飛鳥なる少女が一体どんな人間なのか、彼女側から語っておく必要があるだろう。」
ナレーションのような説明が小説に入る事はあるけど、読書に語りかける説明を小説で読んだのは初めてかも。
また、役者の話だから小説の中で役者が演じる違う物語が出てくる。これを演じてる場面や心情を丁寧に説明してわかりやすい文章で読者を引き込む。
最後は小説を読んだような芝居を見終わったような不思議な感覚になる、すごい小説!
Posted by ブクログ
・大学の劇団に突如現れた不思議な天才少女(佐々木飛鳥)、ステップアップを狙うサラリーマンあがりの中堅脚本家(神谷)、演劇進出を狙うアイドル(安積あおい)、芸能一家出身で圧倒的地位を獲得しつつある女優(東響子)など・・・が伝説のプロデューサー芹澤泰治郎による舞台への出演を掛けたオーディションに臨んでいく群像劇
・面白かった!!!!! ゾクゾクした!!!!! というのが読後の率直な感想
・演劇の世界の深さや、登場人物の心理描写やスピード感が圧巻
オーディション場面は、「演劇サークル入部の為のエチュード」「2人3役の脚本」「舞台主演が演じる傍らでその影を演じる」などいくつかあるが、夫々違った方法で想像を超えてくる
・オーディション描写の性質上、「同じ脚本を異なる登場人物が順番に演じる」ことになるが、登場人物による演じ方の違いを、ここまで生き生きと文章で表現出来ることに驚くしかない
・コンパクトな人物・背景説明で読者に事前知識を与えつつ、改行等も上手く使って臨場感・スピード感でぐいぐい引っ張っていく様な書き方など、プロの技が光っている気がする
・個人的には、東響子からの学びが多かった。これだけ恵まれた環境にいて強い自我・プライドを持ちながら、客観的にも自分を分析し、自分に足りないもの、知らないことを積極的に吸収しに行こうとする姿勢、時には恥をかくことも覚悟で飛び込む姿勢など、素敵過ぎる、、、
・俳優が常に自分自身を問われ続ける苦しさに対して、自分がビジネスで問われる苦しさは何だろうか
・続編『ダンデライオン』『チェリーブロッサム』はいつ出るだろうか、、、
Posted by ブクログ
昔読んだんだけど、忘れてしまったので、もう一回読んでみた。
ガラスの仮面を小説にしたようなお話で、現実味はなかった。
想像力が乏しく、ブランチの描写など、理解できない部分が多いのも辛かった。
飛鳥の人格も理解できないし、超人ばかりで、凡人には理解できない世界。
Posted by ブクログ
普通に物語として面白いけど、ちょっと引っ掛けというか突拍子のないというか、王道ではない変わったオーディション形式なのが気になった。ちゃんと準備してその頑張りがちゃんと評価される試験的なものであって欲しいと思ってしまう派で、やっぱ芸術だからそういうのを求めてないのかなと思ったり、劇団主宰の人の「面白さ」に響くのが全てなんだなあとか思ったりして、やっぱり私は芸術的センスというか芸術の世界にそぐわない人間なんだなとか思っちゃった。一方で、こういう私の考えが主流になっているような気がする現在は、この本で出てくるような一流の芸術が消えかかってるのかなと思ったりした。例えば、叔母?が出てこないオーディションのようなことをやると炎上して舞台が成立しないからやらなくなって、結局監督がこの人だ!ってピンとくる人を見つけられない、とか。
でも、演者達が、人に伝わるとか監督に評価されるとかじゃなくて、到達できないゾーン的なのに辿り着きたいっていう自分の欲求のために演技を高めてるのかとてもよかった。やっぱり行動するモチベーションとして自分の純粋な欲求に従う、ってのが一番健康的だと思う。
Posted by ブクログ
YouTubeでめっちゃおすすめされてるのを見て読んでみました。面白いけど…うーん。自分はそこまで没入出来なかった。どうしてもガラスの仮面がちらついてしまう。でも続きがもし出たら読みたい!
中盤まで俺TUEE系
中盤で飽きて最後まで読めませんでした
序盤の男性の部分は好きだったのですが、途中からはずっと主人公の少女の天才エピソードばかりで飽きてしまいました
もしかしたらその先は別な展開があったのでしょうけど、自分には合わなかったようです