あらすじ
芝居の面白さには果てがない。一生かけても味わい尽くせない。華やかなオーラを身にまとい、天才の名をほしいままにする響子。大学で芝居を始めたばかりの華奢で地味な少女、飛鳥。二人の女優が挑んだのは、伝説の映画プロデューサー・芹澤が開く異色のオーディションだった。これは戦いなのだ。知りたい、あの舞台の暗がりの向こうに何があるのかを──。少女たちの才能が、熱となってぶつかりあう! 興奮と感動の演劇ロマン。
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Posted by ブクログ
「想像以上のものを見せつけられた瞬間の、恐怖とも感動ともつかぬこの感覚だ。」
神谷と巽に加えて、佐々木飛鳥の天才性を知ってる私(読者)もこれを期待してしまう。もっとすごい飛鳥を見せてくれと。飛鳥の演技描写を読むたびに鳥肌が立ってしょうがなかった。
最初から最後まで面白い小説だった。
『蜜蜂と遠雷』か恩田陸を好きな人なら絶対に楽しめる作品だと思う。
Posted by ブクログ
読み直し:2021年に読んでその時は以下のメモを残していた
カバーの通り面白かった。
実際のオーディションの情景が臨場感を持って感じられる、楽しい話
また読んで、二人の主人公(サラブレッドの女優 東響子、脅威の才能を持つ新人 みなみ、の続きが見たいととても思った)ガラスの仮面をオマージュしているとか
5年前に読んだ本だし当然続編あると思って本屋にいってしまった。2025年末現在ダンデライオン(続編)はまだでていない。
Posted by ブクログ
複数の劇中劇が登場するが、特に飛鳥の初舞台となった「目的地」が強く印象に残っている。その設定や観客を巻き込んだ演出が非常に面白かった。彼女の演技からは鬼気迫る様子が伝わり、手に汗握る思いであった。本書は読者を舞台の客席へと連れて行ってくれる。