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【好評の声続々! 政治の大事なところがぎゅっと詰まった1冊】
選挙権のある年齢になったら、絶対に選挙に行こうと思った。
――中学生
世界と比較することで、日本の政治の特徴がとてもよく分かった。
――中学生
政治にはうとい私だが、図解がわかりやすく楽しく読めた。
――医療事務員
この本を手元に置いて、何度も読み直したい、何度も考えてみたい、何度も議論したい。
――中学校教員
税のこと、世界情勢のこと、エネルギー問題など、日本が抱えていることがわかりやすくまとまっている。選挙に行く前にもう一度読みたい。
――専業主婦
若い世代が投票に行かないことで、若い世代が損をしているのは悔しい。
――中学生
これ一冊読めば、選挙に行ってもしっかり投票できる考え方が身につくと思う。
――図書館関係者
各国それぞれの制度や政治のやり方にはメリットとデメリットの両方がある。今と将来の日本、そして自分の周りにとって何が1番良いのかを見極められるようになりたい。
――大学生
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「選挙、誰に入れる?」
子どもにそう尋ねられたとき、あなたは自信をもって答えられますか?
政治が暮らしと密接に結びついているのはわかっていても、なんだか難しく感じる人も少なくないでしょう。
この本は、税金、社会保障、給与、エネルギー、多様性、選挙のあり方など、ちょっとでも良い未来を「選ぶ」ために知っておいてほしい様々なテーマを、豊富なデータと図解でわかりやすく解説しています。
この本を読めば、あなたもちょっとだけ自信をもって投票できるようになるかもしれません。
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【監修者の言葉 「はじめに」より抜粋】
この本を読むことで、現在の日本の何が問題であり、何が必要なのかをぜひ考えてみてください。そんなあなたはきっと、民主主義の良き一員になれるはずです。自分たちのことを自分たちで決めていく、そのような経験がきっとあなたを待っています。
監修:宇野重規
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Posted by ブクログ
2026年2月8日は衆議院議員選挙投票日。その前日にこのレビューを書いている。
この本は「選挙」とタイトルが付いてはいるが、政治だけに限定されない、いまの日本が抱える諸問題を広く網羅した、中学校社会や高校公民の良質な参考書ともなりうる。
私は16ページでもう引き込まれた。だって1ページ使って「投票したい候補者がいない場合はどうすればいいの?」について書かれている。「民主主義」や「政治参加」もいった教科書的なテーマも大事だが、おそらく多くの人の心に引っかかっている“現実”にスパンと冒頭から切り込んでいるのは、専門書ではないというのを逆に生かして本質を突くという点で見事だ。
ちなみに「~どうすればいいの?」という問いに対しては、ずばり「投票は『ベストを選ぶ』ことではない。」と書いてある。「候補者の中からしか選べないのですから、『どちらかといったらこの人だな』『A党の政策とB党の政策を比べたら、A党のほうがマシだな』など、さまざまな観点で、よりマシなほうを選択する姿勢が重要になります。」とある。
目から鱗が落ちた。だって私が住む大阪市では、同時に大阪市長と大阪府知事の選挙もある。一部では元職の市長や知事に対する批判という意味で“白票”を投じようとする声を耳にしたが、それは意味がないし民主主義の原則にも反するのだと、この本の読後では思えるようになり、私は誰に投票するかを決めることができた。
それと特筆したいのが、この本に掲載されたテーマの幅広さ。「消費税率」から始まり、「医療費」「教育費」そして「男女格差」「貧困」があるのはわかるが、さらにページを進むと「同性婚」「難民」「死刑」に「海洋プラスチック」もある。これは幅広い。だが振り返って考えてみると、ここまで現代日本が抱える課題を網羅して国政選挙に出ようとしている候補者や政党は、私が寡聞だからなのか見つけることができなかった。どの候補者や政党も耳触りの良い目先の“エサ”を有権者の目前にぶら下げることに執心しているように見えた。一方でこの本では、真剣に現代日本の課題の解決に踏み出すための考察に向けて、世界各国との対比や正確な現状分析などを豊富な資料を踏まえて行っている。そこまで深く広く有権者に示せた候補者や政党はあったか? そんな頼りない候補者や政党ばかりでは、私ならずとも多くの有権者が「投票したい候補者がいない」とさぞかし困っているに違いない。そんな多くの悩める人に、この本を勧めたい。
さらに書くと、この本はロシアのウクライナ侵攻により世界的なエネルギー価格の上昇が起こり、日本でも電気やガス料金の値上げがあったことが書かれているなど、アップトゥデイトな内容。たぶん企画から校了まで時間との闘いで怒涛の勢いだったのだろうけれど、言うほど簡単ではないのは推測できる。教科書会社ならできるかもしれないが、Gakkenもそれに匹敵するノウハウやスタッフを有していたということだろうか。
さらにイラストを効果的に使い、デザインやレイアウトもすっきりしていて読みやすい。(イラストは寄藤文平さんや佐藤雅彦さんのアートワークみたいな感じと書けばわかるかな。)奥付にはデザインは吉田考宏さん、イラストは梶谷牧子さんとある。この2人をはじめとしたすべての編集、発行スタッフに、改めて拍手を送りたい。
Posted by ブクログ
今年の衆議院選挙ほど、日本中が選挙に熱くなった機会はなかったのではないだろうか。そんな中でも選挙に行かない若者が話題になっていたが、投票所への足が重くなるのは正直自分たちも同じだった。
今回のケースで言うと、自分を含め「票を入れたい政党/候補者がいない」という人が周りに多かった。だから投票前、生まれて初めて身内(パートナー)と真剣に話し合い、票を投じたのだった。
思えば妙なものだ。
自分が成人になっても、家族は自分たちの票の行方を教えてくれなかった。それは日本の家庭であればどこも同じみたいで、子供が外で喋ることで、相手との関係性が悪くなることを憂慮していたのだろう。
でもいざ子供が成人になって選挙に行こうとしても、周りが口を閉ざしてきたせいで政治が身近なものでなくなっている。その結果、どう判断して良いのか分からなくて選挙から遠ざかっているのではないだろうか。
政治に限らず日本を取り巻く課題を理解していくことで、若年層も自分の頭で政治に参加できる。本書にはそんな想いが込められている。
本書に収まり切らないほど、日本は数多の課題を抱えている。上記の投票率の低下もさることながら、消費税や難民の受け入れ・原発など各方面随所に問題が散らばっている。
しかしどの章も「〇〇について考える」というタイトルで統一されていて、実際何が正解なのかは書かれていない。まぁ正解があるのなら問題提起する必要もないが、(一応ジュニア書なので)答えが用意されていて当たり前の環境下にある子供たちにとっては戸惑う構成かもしれない。
一方で、各国の例や現在話し合われている解決策を踏まえることで判断材料を増やし、子供たち自身で考える癖をつける構成とも言える。今はSNSで色んな人の声が聞ける時代だから、子供たちも何かしら持論を持つようになるのではないだろうか。
自分も実際読み進めていくうちに考えを書き留めていたし、関心を引かせる効果はあると思う。
例えば、「【憲法】について考える」(P 147) 。
憲法って国によっては第二次世界戦後67回も改正されているのに対し、日本はぶっちぎりのゼロである。法律があるってのに、小学生でも覚えられるくらいの短い憲法って何のためにあるのか正直疑問だった。(海外の憲法は長文なのでそのぶん改正の余地も出てくるらしい)
だけど憲法は日本の法律のベースのようなもので、国民にとっては心の拠り所。日本国憲法は戦後アメリカによって草稿されたようなものでもあるから、「今の」日本に合致した内容でなくなってきているのかもと読んでいて感じた。
法律もそうだけど、国民で吟味しながら納得いくかたちで改正に持っていけないだろうか。
「日本は先進国」「完全民主主義」とか謳っていながら、G7の中ではジェンダーギャップ指数が最低、貧困率が最も高い。
他にもなあなあにされている問題が山積みで、「日本ヤベーな」と何度も呟いていた。若い世代にその皺寄せが来るのは何とも不本意だが、無関心でいるのはもっとヤバい。
やっぱり何とかするにはみんなで意識を変えていくしかないんよ。意識を変えれば、その視線の先には絶対投票所があるから。
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