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Posted by ブクログ
秋はそう、「四季」の深まり
四季シリーズも3作品目となり、いよいよ少しずつ出されてきた伏線や繋がりが一気に回収されていき秋らしく実りのある、深まりのある一冊になっていた。
犀川先生と西之園さんの関係性もS &Mシリーズから少しずつ前に進んできたものが一層深まりを見せ、将来に向かってのカタチを探し始めていた。その中で二人にある「四季」の影が、西之園さんの心と行動に揺さぶりをかけていく中で、犀川先生との関わり、そして紅子さんとの関わりにより、「自分らしさ」を見つめ直していく過程、「自分らしさ」を受け入れていく過程がとてもよかった。
四季さんの一面にもまた違った見え方が、「春」のような少女らしさ、「夏」のような女性らしさを超えた先に「秋」には読者も周りの人物たちにも何か優しさをむけるような母親らしさを感じた。「すべてはFになる」で起こったことに対する四季なりの「血」の繋がりへのイメージやらインスピレーションやらをこれから先、彼女はどのような結末に結びつけるのであろうか。
S &Mシリーズ、Vシリーズ、そして四季シリーズと経ていくなかで感じられる「血」の繋がり、「知」の繋がり。読み手の中にあった人々の相関関係という「既知」が、登場人物の「未知」から「既知」へとどのように明らかになっていくのかを楽しんで欲しい。
Posted by ブクログ
読み終わったー!最高すぎたー!S&MシリーズとVシリーズがつながる展開に大興奮!特に保呂草さんと犀川先生、紅子と萌絵ちゃんの会話は妄想しまくってたものが見れた感じで本当に良かったー。保呂草さん、相変わらずカッコ良すぎて好き!各務さん泣かさないでくださいね!あと七夏と世津子、しっかり仲良い親子みたいでそこもほっこりしました。萌絵ちゃん見て逃げ出す林さんはあまりにイメージ通りすぎて笑いました。
大興奮しつつも、ぜんぶが四季の手のひらの上にあるんじゃないかっていう恐怖も覚える展開は震えますね。森博嗣先生ってすべてがFになるのときからこの構成考えてたのかな?だとしたら本当に天才ですね。
さて次は冬。真賀田四季はいったいどこに行きつくのか、楽しみです。
Posted by ブクログ
もうなんかすごいご褒美。ほんと読んでて楽しいな〜。最後の萌絵ちゃんと紅子さんの会話がすごく印象的で、そこだけすごく覚えてた。
保呂草さんが案外粘着質で可愛らしく思える。色んなものに執着がなさそうなのに、各務亜樹良は諦めきれないんだなあ。記憶してたよりも2人が好ましいカップルでよかった。いいコンビだよ。
犀川先生と萌絵ちゃんも、ちょっとずつ進展してて微笑ましい。国枝先生もいい。ずっと読んでると、たいていの登場人物はみんな愛着が湧いて好きになるな。C大も山吹さんも出てきたし、Gシリーズも思い出しながら読めてほんと贅沢!
ずーっとみんなの年齢を計算しながら読んでたけど、本人のセリフ以外だと印象でしか年齢が書かれてないから、なんかぜんぜん計算合わなくない??ってなる。年表が欲しい。
春、夏は真賀田四季目線で世界を見ていたけど、秋は完全に真賀田四季に置いて行かれて残像だけ。萌絵ちゃんが思ったみたいに、読んでる私も人類が天才に見捨てられたみたいに感じる。もう、真賀田四季の頭の中は見せてもらえないんだなあって、勝手に寂しくなる。
とはいえ冬も楽しみ!そのあとのGシリーズ、Xシリーズは途中まで買ってるはずだから、探さなきゃな。
Posted by ブクログ
【2026年49冊目】
物語は視点を変えて、四季を紡ぐ。S&Mシリーズでお馴染みの西之園萌絵と犀川創平に、真賀田四季の影が忍び寄ろうとしていた。表舞台から姿を消した彼女に導かれると同時に二人の仲も少しずつ進展していき――?! 真賀田四季の物語、秋。
今作で、真賀田四季はほとんど出てこず、これまでのシリーズに出てきたキャラクターたちが登場します。犀川と西之園の登場は読者にとって何より嬉しかったはずですし、Vシリーズの二人も然り。登場人物の関係性が進展していたりとか、クロスオーバーしたりするのを見れるのはファン冥利につきますね。
ここで終わらないのが、森博嗣さん。まだ冬が残っています。果たして四つの季節をどう締めくくるのか、楽しみです。
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