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Posted by ブクログ
冬はそう、「四季」の温もり
四季シリーズラストの作品、そして「四季」という一人の天才がどのような人物だったのか、どこから生まれ、どこへいくのかを書き表した作品。時系列も今までのシリーズとは違い、また過去や現在、未来が交錯するような複雑さ。
ただ純粋に四季という一人の女の子の中にある生きていくのことの縛りと死により得られる自由、人を天才だの凡人だのと定義づける社会の尺度といったものの中で、彼女の中にある人間との間に生まれる純粋な温もりを追い求めているように感じる。
彼女の頭の中では様々な実証実験も様々な結論づけも可能。そんな中で彼女が導き出す結論は、生きているということは何なのか、読んでいく中でもぐるぐると読み手の中で駆け巡り複雑、ただその複雑さを体験することこそが我々読み手が四季という一人の人間を関係性の中で自分の中に定着させるか、そういった自己との語り掛けがたくさんある。
一人の女の子として、一人の女性として、一人の母親として、そして一人の人間として、四季という人物が、何度も何度も考え、何度も何度も想定し、何度も何度も巡り合ってきた運命の坩堝からラストシーンどのような選択をするのかが見ものであり、またラストシーンの純粋な温かさは「人間がお好きですか?」という問いかけに対する、彼女の「人間らしさ」が感じられた。
「人間離れ」している天才、「猟奇的な」側面をもつ天才、「血」の繋がりに対して彼女が辿り着いた一つの選択には彼女の中に流れている「血の温もり」を感じざるを得ない。
Posted by ブクログ
読み終わったー!
秋のときの興奮とはまた違うけど、これはこれでめちゃくちゃ面白かったです。
時系列バラバラで最初は混乱しましたが、むしろそれが楽しかったですね。四季の思考をなぞってる感じがして、「ああ天才ってこういう世界の見え方なんだな」って体験してる気分になれました。
それにしても「死=自由」と言ってた四季が、肉体を捨てて長く生きる選択をするというのがめっちゃいいですね。この矛盾すら楽しんでる感じがして、本当に底が見えない存在だなと思いました。
あとやっぱりシリーズのつながりが見えるとテンション上がりますね。百年シリーズのサエバミチルが四季の子供ってわかった瞬間は本当に驚きました。パトリシアも出てきて、メグツシュカ=四季説もかなり濃厚になりました。冷凍睡眠をくり返して長く生きてるって考えると、ミチルに興味持ってるのもめちゃくちゃ納得です。
ここまで来ると、森博嗣作品ぜんぶ四季の手のひらの上なんじゃないかって思えてきて、ちょっと怖いですね。まあ、そのスケール感がたまらないんですが。
さて次はいよいよGシリーズ。ここからどう広がっていくのか、ますます楽しみです!
Posted by ブクログ
ランダムに再構築されていくことで進んでいく物語。長い年月をかけて成長し、前進してきた物語。そこに天才の思考の一端を垣間見たような気がする。美しくはかない思考の帰結に読んでいて深い感動を覚えた。まさに芸術としてふさわしい一冊である。
19歳 酒井くん
↑生まれ出てきて19年でこの感想文。
生まれて飛び出て44歳のワタクシ。
四季、めっちゃあったまいぃよなぁ。
ゼーんぜんついてけないけど、
それがやっぱ天才って感じ。
え!あれ四季だったの!?やっば!
↑こんなんでしたけど。
19歳酒井くんの中身はキシオかな。って思ったわ。そこでも繋がっちゃうかー
森博嗣のエッセイ読むと、
売れる本を書いてるだけ。っていうけど。
すごいよなぁ。
売れる本、描きたくても書けないってことに、今更気づいたよ。
#四季
#森博嗣
#すごいよなぁ
#⭐️3
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