ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで188万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
3pt
推しが燃えた。ファンを殴ったらしい――。第164回芥川賞受賞、世代も国境も超えた大ベストセラー、待望の文庫化! 解説=金原ひとみ
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
21歳がこれを書いたのか、と思わずにはいられない、発達特性の内側に沈潜した真に迫る筆致。納得の芥川賞受賞作。
出だしから引き込まれた小説でした。金原ひとみさんの解説で解像度が上がりました。自分の背骨はなんだろうと考えるきっかけになりました。
ほう。 推した事ないわたし。推すってこう言う事かぁ〜と 理解できた。 生きづらさの中で、推す事で輝く人生。 人って努力の方向が違うだけでこんなに生きやすさが変わるのね。
自分にとって人生の一部でもあった大切なアーティストについて悲報が入り、余りの喪失感に耐えられなくなりこの本を読んだ。 という超個人的な背景がある為、この本を読んで心から救われた。 喪失の感情は、同じく喪失の感情で埋葬する。 (誰でも共感できる話ではないので、人にはおすすめしないかなあ...)
正直、主人公が僅かに羨ましい
アルコールやギャンブルと同じように推し活も、病気として治療が必要な依存症の域に達することがある。主人公は推し依存症であるが、何かに沼ることで憂き世を忘れて生きる活力を得て、そこで歯止めが効かなくなることは誰しもあり得る。 さて、五十路の自分はつまらない人生を歩み、今はマッサージ屋で肩をほぐしても...続きを読むらうこと、TRPGのニコニコ動画を観ること、ラジオで問わず語りの神田伯山を聴くことを、ささやかな楽しみに生をつないでいる。推し活に燃えたひとときに一片の悔いも残していない若い主人公が、僅かに羨ましい。
#切ない
推し活つながりで、インザメガチャーチの続けて読んでみた。推し活をしてない私からすると、推し活入門書のような一冊。芥川賞作品にしてはとても読みやすい。 ただ、読む順番が逆だった。 この本を先に読んでから、インザメガチャーチ読んだ方が、より深くどちらも味わえる気がする。
つい最近までアイドルを推していた。 解散してから、自分は推しではなくアイドルとしての推しが好きだったと痛感。 この本の主人公だったら推し続けるだろうな
『推し、燃ゆ』は、推しを生きる支えとすることの危うさを、一人の少女の日常を通して描いた作品である。 主人公は、日常生活に適応することの困難を抱えながら、推しを追う行為に多くの時間と金銭を費やしていく。本作が描いているのは、単に趣味へ没頭する姿ではない。現実を十分に受け止めきれない人間が、他者に生...続きを読むきる意味を託し、その存在によって、かろうじて自己を維持しようとする過程である。 私はこれまで、推し活には、自分自身の力では得にくい達成感や自己肯定感を、応援や消費を通して補完しようとする側面があるのではないかと考えていた。主人公の姿には、そうした見方と重なる部分がある。推しに対する愛情は確かなものとして描かれているが、その情熱は同時に、自らの能力や生活状況、置かれた境遇と向き合うことを回避するための逃避先としても機能している。 物語が進むにつれて、主人公の推しへの傾倒は一層深まり、その日常生活は次第に破綻していく。それでも、推しに意識を集中させている間だけは、内面的な空虚を一時的に埋めることができる。精神的な充足と現実生活の崩壊が同時並行的に進行していく点が、特に印象に残った。 推しを持つこと自体が問題なのではない。しかし、精神的な支えを一つの対象のみに委ねれば、その対象を失ったとき、自分自身の生活や精神状態まで立ち行かなくなる危険がある。好きなものや関心の対象を複数持ち、自らの生活のなかにも安定した基盤を確保しておくことが必要なのだと思う。 明るい題材を扱った作品を想像していたが、実際には、依存と喪失を静かに描いた重厚な作品であった。主人公に全面的に共感することはできなかったものの、他者を心の支えとすることと、自分の人生そのものを他者に明け渡すこととの違いについて、深く考えさせられる一冊である。
以前姉がこういう静けさで勉強に打ち込んでいた瞬間があったなと思った。全身全霊で打ち込めることが、あたしにもあるという事実を推しが教えてくれた。 やめてくれ、あたしから背骨を、奪わないでくれ。推しがいなくなったらあたしは本当に、生きていけなくなる。あたしはあたしをあたしだと認められなくなる。 現代...続きを読む人の多くは、この糸の切れた風のような浮遊の中で無意識的に、自分を世界に、自分を日常に、自分を生に結びつけてくれるものを求め、推しを推しているのではないだろうか。コロナ禍で推しを持つ人が増えたのも、社会はいとも簡単に機能不全となる、死ぬ時は一人である、という事実がわかりやすく提示されたという理由からかもしれない。あかりも身をもって体験するが、自分自身の背骨を誰かに委ねるのはリスクを伴う行為だ。しかし背骨のない生を、世界と自分を繋ぎ止めるものが何一つないまま平然と生きられるほど、人間は必然的な存在ではない。 コンビニ人間を思い出す。自分とは違う見方、価値観をこれだけ強く感じるのも珍しい。正欲もそうなんだけど、それとは違う感じ方をしている。その推し方に狂気すら感じているからだろうか。 自分の背骨を探さずにはいられないほど、まず苦しい自分の人生がある。世の中の推し活をしている人たちのどれだけにこれが当てはまるのだろう。推している人を憐んでいるわけではないが、その苦しみ方がやっぱりわからない人にはわからない話。推しにもポジティブとネガティブがあるのか。余計なお世話か。 時間がポンポン過ぎていき話が進んで読みやすい。この一瞬の間に、家族、勉強、仕事と辛いことがどんどん降り積もっていく。推している時は全くこの憂いが顔を出さないのがすごい。
面白い。 笑える、という意味ではなく、推す事の「苦しさ」も含め、あまりにも繊細に感情を表現する文章力にとにかく惹きつけられて、あまりにも面白い。 何かに依存する習慣のある人程、強く共感できる作品な気がしています。 本を読む習慣のまだ浅い私にとって、テンポが良くて一気に駆け抜けたくなる読みやすさでし...続きを読むた。 そして、言い回しや使われる言葉、表現等が現代的。 それが作家さんによるものなのか時代によるものなのかはまだ私には分からないけど、新しい世界に触れた感じが心地よかったです。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
推し、燃ゆ
新刊情報をお知らせします。
宇佐見りん
フォロー機能について
「河出文庫」の最新刊一覧へ
「小説」無料一覧へ
「小説」ランキングの一覧へ
小説・文芸
かか
くるまの娘
ビジネス・実用
私たちはどう生きるか コロナ後の世界を語る2
私の身体を生きる
「宇佐見りん」のこれもおすすめ一覧へ
みんなの公開リストをもっと見る
一覧 >>
▲推し、燃ゆ ページトップヘ