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Posted by ブクログ 2024年04月17日
なんとなく寄った書店で「ついに文庫化!」みたいなポップが目に入り手にとりました。
それまで10年近く小説をよんでなかったのですが、スラスラと読めてしまうくらいに読みやすく
かたすぎない言い回しや言葉選びがされているように感じました。
「推し、燃ゆ」は人生で初めて連続で読み返した作品です。
1週目は
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Posted by ブクログ 2024年04月24日
今を生きる若者ならではの姿が
ありのままに描かれているのに青々しすぎず、
一つ一つの表現が巧みで惹き込まれる
.
なにより主人公の危険なほどに
推しを想う気持ちに胸が苦しくなる…
それでもページを捲る手が止められない
ずっとその繰り返し
.
自分と1歳しか変わらない小説家の才能に、
その人が魅せる世...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年04月24日
「推し」の存在を応援している間だけが、この世界に自分を存在させてくれている。
そんな錨の様な推しが燃えてしまった時に自分という存在の不安定さに気付いてしまって、世界に留まるために","(コンマ)という楔を打ち続けるしかなかった彼女は、何もなくなった世界との関わり方を知るために、丸...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年04月10日
いたたまれない、と思った。読んでいて苦しかったです。
かつて推しが生活の中心にあった者としては理解できる部分もあり、それでも理解できない部分が大半を占めていて読んでいて不思議な感覚でした。
推し方は人それぞれ。推す理由も人それぞれ。当たり前だけどそれを強く感じました。
主人公の場合は生きる上で不可欠...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年04月27日
推しを背骨と表現してるのがおもしろい
最後の這いつくばるあかりが背骨=推しを失った表現になっていて良い
推しを失って年齢も重ねていくあかりの今後が明るくなっていく将来は到底見えないけど、なんだかんだ次の推しを見つけてなんとか生きていくんじゃないかなって思わせる、読後感が悪いとも言えない不思議な感覚が...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年03月09日
私にはずっと「推し」がいない
この本を読めば推しがいる人の気持ちがわかるのかな、そんな甘い気持ちで読み始めた
読んでいてわかったのは、私にとっての推しは芸能人のような遠くにいる人ではないけれど、
身近な人には似た感情を抱いているということ
全体を通じては、推しを推す気持ちというより
物事をそつな...続きを読む
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