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Posted by ブクログ 2019年09月23日
河野裕の少年と少女と、正しさを巡る物語を読みました。
咲良田を舞台にしたSF、サクラダリセットの最終巻でした。
浅井ケイは咲良田の超能力をもつ人たちの能力を残すことを選択します。
そのために、友人となった能力者たちと協力して能力を消し去ろうとする浦地の説得を試みます。
一つ一つはささやかな友人た...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年04月02日
シリーズ最終巻。能力者をめぐる咲良田市の話もこれにておしまい。
咲良田市から能力が消え去った。過去四十年の能力に関する記憶は全ての人からリセットされ、偽者の記憶に書き換えられた。
浅井ケイ一人を除いて。
能力がなくなった街から、一人電車で咲良田を後にする。 向かった先では、かつて自分...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年04月02日
スニーカー文庫時代を読んだのが1年くらい前なのでどこがどう変わったかわからなかったのですが、やはり全体的に雰囲気が変わったように思います。セリフはどこを変えたのか、あとで調べたいです。ケイが母親に会いに行くシーン、春埼の前で泣くシーンが、毎回涙を誘います。春埼と菫のライバル関係が女らしくて心地よくさ...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年06月12日
ついにシリーズ完結。
これまで登場した能力はこのために考え出されたのかと思うほど見事な連携プレーでケイの作戦が進行する。
何が正しくて何が間違っているのかという明確な答えが無い中で、多少の嘘や犠牲を払ってでも自分の信じる道を進むケイの覚悟は強いと思うし、怖いとも思う。
そんな曖昧な感想が相応しいのじ...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年10月23日
とうとう終わってしまった。来週DVDが出るから、とてもいいタイミング。
シリーズすべてを読み終えて、この話にはまって受け入れられる人と、そうでない人両極端にわかれるだろうと思った。
どうしようもなくわがままで、それでもそれは自分のためではなく人のためでしかない。フィクションの中の感情はこんなにも美し...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年04月03日
我儘であるつらさ。世界を救おうとするのと、ひとりの女の子を救おうとするのは、当事者にとっては確かに似たようなものなのかもしれない。
分かっちゃいたが、シリーズ最終巻で思い至るのは、これは中高生の恋の物語だということ。ただそれが、閉鎖的ではあるが一つの世界を巻き込んでいるだけだ。
だが本作を、セカ...続きを読む
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