無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで200万冊以上配信中!
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
Posted by ブクログ
誰かひとりが命を投げ出せば世界を救えるとして、そのひとりが死んでしまう必要なんて、なにもない。怖ければ逃げ出せばいい。(217ページ)
.
特別な力を否定して。
悲しみを受け入れて。苦しみに耐えて。できないことは、できないと割り切って。限られたものから最良を探すのが、頭の良い方法なのかもしれないけれど。理性的で、優秀な人間のやり方なのかもしれないけれど。
でも、本当に悲しいとき、それを受け入れるのが正解なのか。
全部、諦めろというのが、正義なのか。
たとえば能力で救われた人に、やっぱり間違いだったから、もう一度苦しめというのが正しいのか。
(248ページ)
Posted by ブクログ
終盤に向けて物語が一層加速する。
始まりの三人、未来視の魔女と能力範囲制限の夫婦が作った咲良田市の能力者たちをあるべき姿に戻す。その信念で管理局の一部署、対策室室長の浦地が暗躍し、相麻菫が力を貸す。
文化祭での出し物の劇、演じるケイと美空の距離が縮まる一方で、美空を危険から遠ざけたいとの思いから彼女を一人にしたのが失策だった。
街の数か所で突然起きた能力の暴発事故、そして咲良田市を包み込む雨雲を一瞬で晴らして青空になったとき、能力者たちの街の終焉サクラダリセットが始まる。
能力を残せば、犠牲になる人がいて、救われる人がいる。
能力をなくせば、犠牲になる人がいて、救われる人がいる。
全てが終わったこの街で、ケイ一人が別の選択肢を探して走り出す。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
小説・文芸
小説・文芸