斎藤忍随の作品一覧
「斎藤忍随」の「読書について 他二篇」「プラトン」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「斎藤忍随」の「読書について 他二篇」「プラトン」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
「本をたくさん読んでいる人はエラい」という、いかにももっともらしく聞こえるこの通説にとらわれている人々へ向けられた手引書が、こちらになります。
使い古された一般論に一石を投じる書は世の中にごまんとありますが、読書というトピックを、こういった切り口でバッサリ斬る本は、なかなか革新的です。本書を手に取って開いてみると、序盤からかなり辛辣な内容が書かれています。
「自分の思想というものを所有したくなければ、その最も安全確実な道は、暇を見つけ次第、直ちに本を所有することである。」
「書物から読みとった他人の思想は、他人の食べ残し、他人の脱ぎ捨てた古着に過ぎない。」
「読書とは他人にものを考えて
Posted by ブクログ
夏休みに宿題の読書感想文を四苦八苦して書いたのに、先生から「お前のは感想文じゃない、あらすじだ」と言われた経験はないだろうか。感想というのは、読めば自動的に湧いてくるわけではない。
読書と思索の関係もこれと似ている。わわわれは知識を頭に入れただけで、何かを考えたような気になってしまう。でも、「知る」ことと「考える」ことはまったく別物だ。この区別がついている人はじつは少ない。受け売りの知識にすぎないものを自分が考えたことのように語っている人間のいかに多いことか。「読書は思索の妨げになる」というのは、つまりそういうことなのだ。
本書はこうした読書についての鋭い洞察が詰まった一冊である。「良書は二度