作品一覧

  • 読書について 他二篇
    4.4
    1巻770円 (税込)
    前記『付録と補遺』の中から『思索』『著作と文体』『読書について』の三篇を収録。「読者とは他人にものを考えてもらうことである。一日を多読に費す勤勉な人間は次第に自分でものを考える力を失ってゆく。」――鋭利な寸言、痛烈なアフォリズムの数々は、山なす出版物に取り囲まれた現代のわれわれにとって驚くほど新鮮である。

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  • プラトン
    3.7
    1巻814円 (税込)
    西洋哲学の祖の一人とみなされているプラトンの思想は、二千数百年を経た今日でもいまだに強烈な魅力と迫力をもっている。プラトンが生きた古代ギリシアの精神風土を描き、その上で“死・恋(エロス)・政治・イデア”に焦点を合わせて、プラトン思想の特質とそのダイナミックな展開の過程を明らかにする。巻末に対話篇の解説を付す。

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  • プロティノス「美について」
    4.0
    新プラトン主義の祖、イデアを体系化した哲学者が語る善=一者と美の関係 三世紀、プラトンの正統的理解者を自任し、イデアの体系化をしたプロティノスは、美を、善をどのように捉えていたのか。眼が太陽に似ていなければ眼は太陽を見ることができない、美は外からやってきて魂を外に引き出す、など美の形而上学を展開、善=一者と魂との関係を究明して後代の哲学に影響を与えた「新プラトン主義の祖」の名品三篇を訳出。

ユーザーレビュー

  • 読書について 他二篇

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「本をたくさん読んでいる人はエラい」という、いかにももっともらしく聞こえるこの通説にとらわれている人々へ向けられた手引書が、こちらになります。

    使い古された一般論に一石を投じる書は世の中にごまんとありますが、読書というトピックを、こういった切り口でバッサリ斬る本は、なかなか革新的です。本書を手に取って開いてみると、序盤からかなり辛辣な内容が書かれています。

    「自分の思想というものを所有したくなければ、その最も安全確実な道は、暇を見つけ次第、直ちに本を所有することである。」

    「書物から読みとった他人の思想は、他人の食べ残し、他人の脱ぎ捨てた古着に過ぎない。」

    「読書とは他人にものを考えて

    0
    2026年07月11日
  • 読書について 他二篇

    Posted by ブクログ

    読書について篇について
    ・ゆっくり一節一節読みます。何文節読むかは任意ですが、ある程度長いほうが良いです。
    ・声に出してそこを読んだりもしてみます。
    ・本を閉じて「こう言うことが言いたかったんだよね?」と思索します。
    ・もっかい声に出さず読み直します。
    ・ショーペンハウエル爺さんとの距離が近づいたり離れたりしますが、可愛く感じます。
    ・読書てこんなに考えて読まないよね、と立ち返ります。
    ・小学校低学年のときに初めて国語の授業を受けた感覚を思い出します。
    ・ホントは原語を理解した上で読みたい。

    0
    2026年07月07日
  • 読書について 他二篇

    Posted by ブクログ

    夏休みに宿題の読書感想文を四苦八苦して書いたのに、先生から「お前のは感想文じゃない、あらすじだ」と言われた経験はないだろうか。感想というのは、読めば自動的に湧いてくるわけではない。
    読書と思索の関係もこれと似ている。わわわれは知識を頭に入れただけで、何かを考えたような気になってしまう。でも、「知る」ことと「考える」ことはまったく別物だ。この区別がついている人はじつは少ない。受け売りの知識にすぎないものを自分が考えたことのように語っている人間のいかに多いことか。「読書は思索の妨げになる」というのは、つまりそういうことなのだ。
    本書はこうした読書についての鋭い洞察が詰まった一冊である。「良書は二度

    0
    2026年04月05日
  • 読書について 他二篇

    Posted by ブクログ

    ショウペンハウエルによると,「読書とは他人にものを考えてもらうことである。1日を多読に費やす勤勉な人間はしだいに自分でものを考える力を失ってゆく。」とのこと.

    中高生の頃,「とにかく本を読め」と先生から言われ続けた自分にとっては,目からウロコの1冊だった.

    ちなみに,この本は「読書をするな」と主張しているわけではなく,「読書をもとに,思考をめぐらせよ.本に書いてあることを鵜呑みにするだけではダメだ」ということを書いている.

    読書法について見直すには,いい指南書になるかも.

    0
    2026年03月07日
  • 読書について 他二篇

    Posted by ブクログ

    読むこと、書くこと、考えることについて著者の圧倒的な筆致と皮肉でぶった斬っていくのが痛快。

    本文内で「現在、非良心的な三文文筆家が巷にあふれ、無用な悪書がいよいよ氾濫して悪徳を撒き散らしている」と苦言を呈してるように、世に量産される自己啓発書を100冊読むよりも、本書のみをボロボロになるまで読む方が良い。

    と、したり顔で書いたいま、それはそれで「書物から読みとった他人の思想は、他人の食べ残し、他人の脱ぎ捨てた古着にすぎない」という著者の警句が頭に浮かびよくわからなくなってきた。

    0
    2026年02月08日

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