あらすじ
林真理子さん推薦「もう、ほかの作家も食べさせてる!」
ここまで書くか!
アニメ化も始動したデビュー以来の人気シリーズ『羽州ぼろ鳶組』
直木賞を受賞し転機となった『塞王の楯』
Netflixで実写化された圧倒的活劇『イクサガミ』 etc.
いま話題の直木賞作家が、小説家稼業の裏側を大公開。
作家の仕事の理想と現実。
そして、人気作家であり続けるために考え、実践していることとは?
こんな人におすすめです。
・小説家になりたい人
・小説家の頭の中やライフスタイルを知りたい人
・どんなことでも、夢を叶えたいと思っている人
・仕事に心が折れそうになっている人
・好きを仕事にしたはいいものの、思うように稼げず困っている人
全てを書き終えた時に思ったのは、これは小説家以外の職業を志す人にも、当て嵌まる部分が多いのではないかということ。小説家で食っていこうとする人はもちろんのこと、志した何かで食べていこうとする全ての人に、何かしらの手掛かりになることを強く願っている。――「はじめに」より
※カバー画像が異なる場合があります。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
ふざけた表紙につられて購入。
私のピックアップは3点。
①作家になるのに必要なことはたった1つ。読書量。とにかく読む。
読むべき本は自分が好きなもの、そして今売れているもの。
良書にあまりこだわらなくても良いという。
ロングセラーよりも、ベストセラーを読むようにしたい。
この辺りはオーディブルになっている書籍に当たれば良さそう。
②ネタの量産方法について
分解と再構築。
1作品につき10個の要素を挙げ、20作品で200のカードを作る。
この200をシャッフルして、8個取り出す。
その8個をお題にして、それを満たす小説を書く。
なるほど、これは面白そうだ。
③毎日、少しでも書かないと後退する
書かない日は全くないらしい。
作者の仕事納めは12月31日23時半、仕事始めは1月1日0時半と決めているという。
作者の、執筆・仕事に対する迫力が伝わった。
作家になるというより、ビジネスの基本を学べる本。
#作家で食っていく方法
Posted by ブクログ
これは一つのビジネス書です。
作家で食っていく方法として、小説を書くテクニックや作家の条件を出し惜しみなく語ってくれる。
ただ、全部の仕事に共通する部分も多いです。
それに、作家としての生き残り戦略の考え方は正にビジネスと同じロジックでした。
作家で食べている人は、ビジネス人ではなく作品を生み出すだけ。
そんなイメージでしたが、売れるために貪欲に戦略を立てて行動する事が作家にも求められるのが、作家の印象を覆されました。
小説を書いて売れたい人はもちろん、働いてるビジネスマンにも今村さんの熱い思いが伝わる一冊です。
Posted by ブクログ
これから小説家になりたい方!
この本の通り行動すれば本当に小説家になれると思います。
まずめちゃくちゃ面白かった。
これは小説家を目指す人だけではなく、漫画家になりたい人やその他クリエイターを目指す方にも通ずると思います。
夢を叶えるとはどういう事か?
お金について学ぶ事や人間関係もどの様にしていけば良いか事細かに書いてあります。
漫画家になりたい人は、漫画家に起き変えて考えたら良いと思います。
小説でしか表現できない物があるのなら
漫画でしか表現できない事が必ずあります。
映画監督やアニメーターを目指す人も同じです。
初めて今村先生の文章を拝見しましたが
読みやすく書いてあり、新書に抵抗があった私でもスラスラ読む事ができました。
Posted by ブクログ
仕事論史上、最も潔く、深く、男らしく、大胆な断言が豊作な一冊。ガバっと掴まれ、元気が出る。
異業種である私にも通じる具体策のオンパレード。業界業種を超えて、「何かを作って、お客様に届ける」すべての客商売に適用できる。
個人的には、改造万年筆でサイン書き自体にも効率化のメスをいれだすシーン。「あー、この人は信頼できる」と、心から感嘆した。
「よい作家とは何か?」の定義問題が、哲学的な拡散の中で、結局曖昧なアドバイスに陥りがちな中、「食っていく」つまり「持続的に作品提出し続ける構造づくり」にフォーカスされていることで、ここまで鮮やかに、そして恐ろしいまでに現実的に、努力の方法を示してしまっている。
ここまで明かされてしまったら、もうやるしかない。そういう意味で、作家志望者にとっては、もう逃げられなくなる、恐ろしい一冊でもある。
私のような職能からすると、イクサガミの、もはやズルいとすら言えるエンタメ詰め込み幕の内企画力はもちろんのことだが、むしろ今村さんのホンミライの活動に、ワクワクがとまらなかった。
一人の本好きとして、「秘境の文筆家プロジェクト」の大成功は全力応援だし、その他の動きについても、何かしらご一緒できる機会ないかしらと妄想したくなった。
Posted by ブクログ
何かで紹介されてて、それを書店で見かけたら、表紙のインパクトがすばらしくて。
なんでこんな大食い大会みたいな表紙なのかなーなんてぼんやり思ってたけど、読み終えて何時間も経ってようやく気づいた(^_^;)
「食っていく」が、「作家で」と「方法」と頭がそろってないし、とにかく強調するとこなんやわ。だからやわ。
小説の書き方、文体とか芸術的な面についてももちろん書かれているけれど、それよりも何よりも重要な「食っていく」ことの重要性、具体的な方法に重点を置かれている。食っていけるようになってようやくやりたいようにできるんやで、と説く。真理。
めっちゃビジネスマン。スマホにハックされた私のYouTubeタイムラインに今村さんの動画が流れてきたが、この本を書く前だけど、同じこと言ってた。ブレてない。そして、この人の小説を読んだことがないんだけど断然読みたくなった。こんな気にさせるんだから、すごいマーケティング本だ。
Posted by ブクログ
質問「作家になりたい?」
この本の購入目的の
答えは
「もっと読書力を上げたい」
作者の意図を知りたい、特に第三章は
役立つ事ばかり!
時短にも繋がり、より読解力が上がりそう。
Posted by ブクログ
直木賞作家が自身の専業作家としてのノウハウを惜しみなく開陳した内容。ただ単に本を出版するのではなく、出版不況の下で商業作家として継続的に何十年もヒット作を生み続ける方法論を磨き上げている。
とくに参考になったのはネタ出しの方法。たとえば『SPY FAMILY』のようなヒットコンテンツをスパイ物・家族愛・超能力・東西冷戦、、、といった10程度の要素に因数分解し、他のヒット作の要素と組み合わせて再構築するといった手法は、小説のみならず企画を立てる上で参考になる。
そして小説を出版というビジネスで捉えると先細りするが、漫画や動画といったコンテンツ原作やIPまで含めた複相的な事業として捉えるとかなり可能性を秘めていることが理解できる。それを体現しているのが『羽州ぼろ鳶組』であり『イクサガミ』であろう。
Posted by ブクログ
●2026年1月23日、グラビティの「読書の星」で投稿してる女性がいた。
「こんな田舎にサイン本があるなんて本当に奇跡なんですよ☆
しかも、とてもとても気になっている作家さん!
今村翔吾さん
この方の人柄がとても好き♡
読書好きすぎ、楽しすぎて頭溶けそう
#読書
#読書好きさんと繋がりたい
#購入本 」
Posted by ブクログ
気持ちの持ち方から仕事として作家をこなしていくやり方や、編集者や出版社とのやり取り、会社経営の話まで幅広く今乗っている売れっ子作家さんから見た感じた作家として生きていく方法論がたくさん紹介されていて、クスッと笑えたりなるほど!っと知らなかった事などたくさん知れた本でした。
かと言って読んだからと言ってなれる訳ではない笑。
Posted by ブクログ
作家としての生き方系で一番好きになった本。ところどころ声を出して笑いながら読んだ。
とにかくたくさん本を読め、そして作家になると決めたなら人よりたくさん書け、デビューしてからも長編を年間3冊のペースで出版せよ。といった自己啓発本のような内容なのだが、結局天才以外はそうするしかないのだと思う。あるいは天才ですらそうなのだろう。
熱血マインドや泥臭い努力は嫌いじゃない。
Posted by ブクログ
『作家で食っていく方法』というタイトルながら、社会人一般にも通じる“仕事論”が詰まった一冊。ひとつひとつのトピックで今村先生が自分のやり方を惜しげなく公開してくれるけれど、簡単に真似できるものではないと思う。これを当たり前に続けられているからこそ今村先生の作品は“売れ続け読まれ続けているんだな”と腑に落ちた。作家としてだけでなく複数の書店を経営する姿勢には尊敬しかないし、「厳しい時代だが私は作家を諦めない」という言葉も力強くて嬉しくなった。
Posted by ブクログ
松岡圭佑にならぶ億り人だ
おもろい。ですます体なのに熱々の本である。
今村氏の小説には、学者から時代考証の瑕疵がつっこまれてゐるが、これを読むと売れるためには年3冊、とかく短いスパンで本を書かねばやっていけないとあり、そりゃ粗雑にもなるわなと納得したのであった。
ほとんど今村氏のYouTubeを見れば、この本の内容はわかるが、文章には文章にしかないグルーヴがあると感じた。「イクサガミ」は始めからNetflixに取りあげてもらふことを企図したのださうで、少年マンガ的導入、ジャンプ的熱さを兼ねそなへて、計算づくの売れ方をしてゐるといっていい。
作家の精神、作家の心がまへ、それはすなはちコミュニケーションだといふことが随時文章のあひまに飛びだして、会話できない作家像といふものが「売れる」ことからかけ離れてゐる證明かのやうに、今村氏はコミュニケーションと縁こそが今の時代を生きるために必須なのだと説いてゐる。それが印象的だった。