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Posted by ブクログ 2022年12月03日
タイトルのアムリタ。
本棚にもう一冊ありました。野崎まどさんのアムリタ。
これも結構好きでした。
アムリタの何たるや、ですが。読み進めて、昔利尻岳登山をした時を思い出しました。麓に日本最北の甘露水があります。
あとがきまで読んで。
ばななさんは当時いろいろとあったのでしょう。
そこで生まれた本書な...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年05月10日
吉本ばななさんをこれまでもいくつか読んできたが、長編(?)作品はこれが初めて。これまで吉本さんから感じ考へてきたことのすべてがこの中にちりばめられてゐる。
もう魂はかうでしかないと知つてしまつた時、時間の水平線から垂直に立ち上がつてしまつた時、それでも、生ある限り、再び流れに身を任せるしかできない。...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年08月21日
「神様が飲む甘い水」 「運命の中を泳ぐような水のようにサラサラ流れるようは生き方を、美しいものを手放して美しいもので満たされる人生の仕組みの美しさ、愛とは存在そのもの、生きるとは切望、混沌・矛盾・不完全さが最高」 と教えてもらった 世界の描写の仕方がほんとうに好きだな思った。
優しい人しか出てこな...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年07月08日
上巻に続く下巻。
もう過ぎ去ってしまって戻らない日々、懐かしい人たち、思い出、綺麗な景色。
この世界のあらゆるものは結局は一瞬だけの輝きであって、ずっと留めておけるものではない。だからこそ美しく、愛おしい。
思い出が増える度傷付く朔美だけど、その分世界を愛してもいるから、きっとこの先も生きていけるだ...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年11月27日
心が疲れてしまったとき、日常の圧倒的な力に押しつぶされて息苦しくなってしまったとき、わたしはいつもこの本を開く。そして、ここに生きていること、その儚さと美しさを思いだす。毎日は決してすばらしいことばかりではないし、面倒なことの方が多いのだけれど、それでも生きていこう、生きていきたい、そう素直に思える...続きを読む
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