アムリタ (下)
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アムリタ (下)

小説・文芸
543円 (税込)

2pt

「せっかく生まれてきたんだから、いろんなことをしよう。おかしいことも、恐ろしい事も、ひとを殺すほどの憎しみも、いつか」。バイブレーターを母親として育ったさせ子との出会い、妹の恋人だった竜一郎との恋、鋭敏な感性に戸惑う弟への愛が、朔美の運命を彩っていく。孤独と変化を恐れない朔美の姿は、慈雨のように私たちの体と心に染み込み、癒してくれる。時にくだらなく思えてしまう日常の景色が180度変わる、普遍的な名作の誕生。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    幻冬舎
  • タイトル
    :
    アムリタ
  • タイトルID
    :
    339325
  • 電子版発売日
    :
    2015年10月09日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

閲覧環境

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アムリタ の一覧

1~2巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~2件目 / 2件
  • アムリタ (上)
    512円 (税込)
    甘い笑顔を持つ美しい妹が心を病み、死んだ。姉の私は頭を打ち28年間の記憶を失ってしまう。さらに弟が未来の一部を予知できるようになって……。“半分死んだ”ようになった私と“チャネリング小僧”になった弟は、高知やサイパンへの旅の中で、生命の輝きを取り戻していく。無力感にとらわれ、心が闇に近づく時、支えてくれる日常の確かな手触りと輝きを描ききった。人類を救う永遠の傑作。
  • アムリタ (下)
    543円 (税込)
    「せっかく生まれてきたんだから、いろんなことをしよう。おかしいことも、恐ろしい事も、ひとを殺すほどの憎しみも、いつか」。バイブレーターを母親として育ったさせ子との出会い、妹の恋人だった竜一郎との恋、鋭敏な感性に戸惑う弟への愛が、朔美の運命を彩っていく。孤独と変化を恐れない朔美の姿は、慈雨のように私たちの体と心に染み込み、癒してくれる。時にくだらなく思えてしまう日常の景色が180度変わる、普遍的な名作の誕生。

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アムリタ (下) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    1. 「役割」から「自我」への認識の変容
    子供の頃は周囲を「理想の姿(役割)」としてしか見られなかったけれど、大人になった今、一人ひとりが持つ**「割り切れない自我」**を認められるようになった。その変化が、物語への深い共鳴を生んでいます。
    • 「灯台」としてのお母さん: 彼女は単なる「母」という役割に収まらず、周囲を混乱させるほど強烈に発光する一人の女性(個)として存在している。
    • 「役割」への抵抗: 人生や役割を、データや限定された情報に還元してはいけないという倫理観。それは、アプリ開発やAIに関わる今のあなたの「論理的側面」と「感性的側面」を繋ぐ重要な視点になっています。
    2. 登場人物に映し出す「今の自分」
    主要なキャラクターたちの立ち振る舞いに、自身の現在地や理想を見出しました。
    • 弟・ヨシズミへの共感: 年齢は違えど、冷静に周囲を観察し、自立した内面世界を持つ彼の姿に自分を重ねた。
    • 姉・佐久美への好感: 記憶を失い「透明な器」となった彼女が、今この瞬間の感覚(皮膚感覚や味覚)を大切に生きる姿勢に惹かれた。
    • 自立した家族像: 血縁や「つらさ」でベタベタと繋がるのではなく、個々が自立した上で共鳴し合う、風通しの良い関係性への肯定。
    3. 日常を乗りこなすための哲学
    この物語を「人生の授業」と捉えたあなたの心に残った、具体的な指針です。
    • 孤独の全肯定: 孤独を排除すべき病理ではなく、自分という「宇宙」を構成する不可欠な要素(仕様)として受け入れること。
    • 「今」への定着: 「Be in a moment and enjoy it」。過去の記憶や未来の不安に振り回されず、今目の前にある日常を丁寧に味わうこと。
    • 日常の深み: 大きな喪失があっても、淡々と続く生活の中にこそ真実があるという、吉本ばなな作品特有の「明るい諦念」への理解。

    0
    2026年01月24日

    Posted by ブクログ

    弟以外にも色んな能力ある友人が出てくる させ子は歌があるけど彼氏も凄い能力ある。隠居生活いうけど、乗り越えて来てるし辛かったんだろうな、きしめんもメスマも能力あるけど、さらりという所が、それを受け入れるのが凄いって。弟が友達になってたのも凄いけど、自分の能力を受け入れる、まだ4年生が、人事にもこれからどうなるって思うけど、自分から家を出て施設に行って また家に帰る。もうやってるんだよね。記憶失くしても、不安でも、記憶が溢れても、自分を見失わない朔は凄い。友人がいれば大丈夫だと断言する

    0
    2024年09月22日

    Posted by ブクログ

    全てのことは良くも悪くも流動的であるからこそその一瞬が大事なんだなと感じさせられた。
    あとがきになみだ…

    0
    2024年08月29日

    Posted by ブクログ

    アムリタ(下)
    最後の方の、させ子や純子さん達から届く朔美への手紙が心に痛いほど沁みてくる。すごく良い。
    上巻含め、これまで読んできたことの答えみたいなものが語られてる気がして、何度も胸が詰まった。
    平凡な人生のなかで、今日も命があり、明日も生きていくこと。そのかけがえのなさに、うまく言えないけど、あらためて気づくことができた。
    読んで本当に良かった。

    0
    2024年08月09日

    Posted by ブクログ

    タイトルのアムリタ。
    本棚にもう一冊ありました。野崎まどさんのアムリタ。
    これも結構好きでした。
    アムリタの何たるや、ですが。読み進めて、昔利尻岳登山をした時を思い出しました。麓に日本最北の甘露水があります。

    あとがきまで読んで。
    ばななさんは当時いろいろとあったのでしょう。
    そこで生まれた本書なのだと思います。が、なかかなどうして。異次元感が味わえます。でも、それは本当に異次元なのでしょうか。異次元は存在するのでしょうか。
    最近2冊続けて読んだ、オムネクの世界を彷彿とさせます。
    ばななさんは何かを感じていたのだと思います。

    「哀しい予感」は、私にとってインパクトのあるお話でした。わかっていて、それでいてどうすることもできない展開が待っています。
    「アムリタ」でも不思議な世界が待っています。

    弟さんが成長とともに能力を失っていきます。
    私たちも、幼いころの記憶は、失ってしまうことが普通です。

    0
    2022年12月03日

    Posted by ブクログ

    些細な表現が美しすぎて
    ゆっくり丁寧に読んでしまいました。

    日常をこんな風に受け取れたら
    なんて素敵なことなんだろう。

    この本を読んだ後はいつもよりすこしだけ世界の輪郭がはっきりとする。
    優しい世界に体が包まれる。

    心身のチューニング本。

    0
    2022年11月08日

    Posted by ブクログ

    ぶっ飛んだ設定なのに大仰な感じが全くせず、むしろ日常がより一層の日常感を持って丁寧に穏やかに、美しく流れていくの
    大人になればなるほど良さがわかるもののような気がする
    吉本ばなな、好きだな

    0
    2021年06月11日

    Posted by ブクログ

    上に続き、下ももちろん何度も読んだ
    変わっていく弟とか、妹とか妹の彼とか、その関係とか、小説の世界にどっぷり使ってたー


    時を経て、また読もう

    0
    2020年12月14日

    Posted by ブクログ

    吉本ばななさんをこれまでもいくつか読んできたが、長編(?)作品はこれが初めて。これまで吉本さんから感じ考へてきたことのすべてがこの中にちりばめられてゐる。
    もう魂はかうでしかないと知つてしまつた時、時間の水平線から垂直に立ち上がつてしまつた時、それでも、生ある限り、再び流れに身を任せるしかできない。忘れては思ひ出し、別れては出会ふ。しかし、ひとは後戻りできない。生まれたからには、死に向かふばかり。
    誰かと共に生きていく。そこに見えない何かがまるであるかのやうだ。記憶、時間、目に見えないものが確かに生まれ、積み重なつていく。
    だからこそ、水を飲み干すやうに生命を飲み干すのだ。アムリタは、一度飲んだら終りの不老不死の妙薬などではなく、この過ぎゆく時間の中で、いつも飲み干し続ける、生命そのものではないか。
    沈む夕陽も、揺れる木々も、大切なひとの声も、突き刺す風の冷たさも。妹真由はさうした淵にたつて、いつも震えてゐた。失くしてしまふのが怖かつたのではない、再び出会つてしまふのがたまらなく、苦しかつたのだ。
    朔美と彼女を取り巻くひとたちとの時間は、変化しない事実と、変化していく現象によつて紡がれていく。ただ生命が生命であるやうに紡がれる。あとがきで筆者本人は稚拙だと自嘲するが、それは、小説とは言へこれがあるがままの端的な事実だからに他ならない。

    0
    2020年05月10日

    Posted by ブクログ

    聖典のような小説だなと思った。読み進めていくと、霧に包まれた辛く寂しい生活の中にも輝く宝物を見つけられる可能性があることを感じさせられる。
    この世界、生きている者死んだ者、海、緑、国内の土地、海外の土地、ポジティブな感情、ネガティブ感情、そういったものが全て繋がって循環しながら大きなエネルギーを作り出しているんだなと思う。
    この作者の作品において小さな子供が出てくるのが珍しかったが、とてもいいキャラクターですごく好き。

    0
    2026年05月20日

アムリタ (下) の詳細情報

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    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    幻冬舎
  • タイトル
    :
    アムリタ
  • タイトルID
    :
    339325
  • 電子版発売日
    :
    2015年10月09日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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