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Posted by ブクログ
吉本ばななさんが、「大人になること」そして「生きるということ」について語りかけてくれる本。
すでに大人な年齢の私が読んでも、心にスッと入ってくる感じがして、何か軽くなるような気がしました。
とくに、第四問「普通ってどういうこと?」の章が好き。「普通のふり」を他人への思いやりとしてできるようになる、という箇所が印象に残りました。
自分がもっと若いとき、たとえば高校生くらいの時にこの本を読んだとしたら、もっと違ったのかな?それとも、当時の自分には素直に受け止められなかったのかな?なんて考えてしまいました。
とても短いので、たまに手に取って読み返してたいと思います。
Posted by ブクログ
ばななさんが初めて大人になったと思えた瞬間は中学生の時だそう。そうとう遅いと書かれていたけれど私はいまだに自分が大人になったと思えたことは明確にはなくて、この文章でピタリと止まってしまった。自分自身を見つめることや感じることがとても上手い方だったんだなとしみじみ感じました。
母親との関係性について書かれているところではこれ以上は愛せないラインというものがあるというところはかなり共感できました。自分に出来るのはここまでだなって私にもあったから。
四十九日の話も興味深かった。
最後の【インタビュー】は背中を押してもらえるメッセージでした。
子供の頃は失敗や笑われることがこの世の終わりのように恥ずかしくて絶対できなかった。大人になってからも恥ずかしさや変なプライドが邪魔して中々踏み込めないことが多い。
子供も私と同じタイプだ。失敗するのを極度に怖がっている。みていて自分の子供時代を思い出した。失敗して笑われるのは恥ずかしいし怖いけど笑われても失敗してもたくさんの経験をすることを親子でこれからしていきたいなと思えました。
Posted by ブクログ
【気づき】
さらっと読めるエッセイ集。
だけど、ものすごく深い。
対象は子どもの皆さんあるいは、もう大人になってるけど、自分の中の子どもを大切に抱いてる皆さん向けと書かれている。
だからこそわかりやすい言葉で書かれている。
でも、先に生きている先輩として、しかし決して上から目線ではなく、ご自身が考えてらっしゃることを丁寧に言葉を紡いでいる印象の本。
読み返すたびに発見がありそう。
【要点】
・辛いことはあとで必ずなにかの土台になる
・大事なことは自分の中に泣き叫んでいる子どもを認めてあげること。
大人になると言う事は、つまり子どもの自分をちゃんと考えながら、大人を生きるということ。
・日本の学校では特に、自分が興味を持てなかったりすると、「あんなに先生は一生懸命教えてるのに、みんなもちゃんと座って聞いてるのに、自分だけ申し訳ない」みたいな気分させられます。
でも、今になって私を確信できます。
自分がつまらないと思ったら、それは仕方がない。そしてそのかわり自分がワクワクするようなものだったら、寝ないでも学ぶべき。
それから自分の将来とって必要な勉強だったら、自分で面白く学べるに工夫しなくてはいけない。
・自分の人生は自分のもの
・2人の友達を見ていて思うこと。
価値観の話をしたかどうか
・自殺と言うのは、心の中に愛の貯金がなくなったときにする。愛とはエネルギー
・好きな時間に寝たり起きたり、思う存分ネット見たりするのは健康な時にしかできない
・年上の人は偉いと簡単に思ってしまうと、いろいろなことがうんと楽になる。
・今できることをめいいっぱい
・自分の得意な世界しか知らないと、悩み事があっても、他の角度から見ることができなくなってしまう。
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