あらすじ
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幼児~小学生に向けた、読みやすい内容でありながら、今までの雪の絵本にはない新たな切り口もたくさん。雪の専門家が見てもおかしくない写実的な水彩画にこだわりました。大人が読んでも「知らなかった」ということが、たくさんのっているのに、幼児にも分かりやすい、という部分がウリです。本気で何十年と読み継がれるロングセラーを目指している第2弾!最後のページには雪の結晶の早見表も。
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Posted by ブクログ
色々問いかけてくるの。
そうしたら次のページに回答が載っていると思うじゃない。
それで期待してページをめくるの!
するとね?聞いちゃう?
それが、載ってないの!
びっくりよ、もう。
心の中が?????になったまままた新たな問題提起されるわけ。
どうしようかと思うよね。
で、その謎が解けないままお話が終わるの。
いやあ、もう本当どうしようかと思ったよ。
そしたら最後の最後にギュッと回答がみっしり載っているページがあって。
目を凝らして読んだよね。
娘たちと共有して、あーなるほどね。と納得してようやくおしまい。
こんなに翻弄される科学絵本はじめて。
Posted by ブクログ
砂漠にも雪は降るけれど、南極にはほとんど降らない。日本では夏冬問わず降っているが、夏の雪は解けて雨になる。雲の中では水の粒が凍って小さな氷の粒となり、落ちながら解けて雪や雨となる。黒い手袋で受けると雪の結晶がよく見えるが、そのいずれもが六角形をしている。
この他にも、雪は白く見えるが本当は透明であること、軽そうに見えて集まると重くなるので雪下ろしが必要になること、雪が降ると空気が澄むこと、雪の下の動物たちが凍ってしまわないこと、氷河期に海の底が凍らなかったこと等に言及する科学絵本。
******* ここからはネタバレ *******
実はあんまりスッキリしない科学絵本でした。
砂漠に雪が降るのは珍しくないと書いていながら南極にはめったに振らないとある。
しかもここで描かれているのは海辺の絵である。
しかし気象庁の情報では、砂漠と南極内陸部の降水量はほとんど同じの50mmとあるではないか。
しかも、南極の”海辺”では雪がたくさん降るとも書かれている。
これは、本書は誤ったもしくは誇張表現をしていると思われても仕方ないのではないでしょうか。
そして、雪の本なのに、最後には氷河期の海のことが描かれ、「すべての いきものは、雪の えいきょうを うけています」とある。
これが一体具体的に何を言っているのか全くわかりませんでした。
文中にたくさんの問いがあり、それについての回答がないままでした。
文末にまとめて解説がありましたが、フリガナのない漢字で書かれています。子どもが読むことを想定しているとは思えません。すなわち、一人読みはお勧めできない本ということです。
この点は残念でなりません。