あらすじ
「あなたの、そのままが、いいんです!」――向田邦子、渥美清、沢村貞子、永六輔、久米宏、飯沢匡、トモエ学園の小林校長、そして父……幼い頃から人生のさまざまな場面で、徹子さんが大切に受け取り、励まされてきた「二十四の名言」。そんなかけがえのない言葉たちで新たに半生を辿り直した待望の書下ろし長篇エッセイ!
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黒柳徹子さんの新刊本です。
テレビ放送の開始時期のこと、ザ・ベストテンの事、渥美清さん、向田邦子さん、沢村貞子さんのこと等々、詳しく書かれていました。徹子さんという存在自体が昭和の生き字引だよね、それもかなり厚みのある字引き、と思いました。長生きしてください。
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これまでのトットちゃんシリーズとは趣の異なる本。著者がこれまで巡り合った人たちのことを語るなかで、人生を振り返りながら読者に思いを伝えてくれる。彼女の観察眼に加えて素直さとひたむきさと思慮深さが様々なエピソードからジーンと伝わってくる。笑えてしまうくだりもあるが、思わず涙ぐんでしまうところもあった。
お勧めしたい本。
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今年は昭和100年という。
その100年近くを生きてきた黒柳徹子さんの見てきた出会ってきた人とのエピソードはとても興味深かった。
また文章もとても読みやすかった。
特に向田邦子、森茉莉とのエピソードが良かった。
そして若かった時の渥美清や小沢昭一たちとワイワイと若者らしい日々を過ごしていた時のエピソードは自分も思い当たるところがあってしみじみ読んだ。
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向田邦子さんや森茉莉さん渥美清さんなど
の著名人の話も興味深かったし、ユニセフの親善大使のお話は徹子さんの偉大さも再確認。
「何かできることはないのかを知る前に、まずは知ること、関心を持つこと」
この事の大事さを分かっていても実行出来ていないと気付けた。
ザベストテンのお話はとっても懐かしかった。
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登場人物に多くのテレビでおなじみの方々が出てきて愉快だった!楽しく読み応えがあった!15番目の話しでは思わずワッハッハッハッ!と笑ってしまった!もう一つ黒柳徹子さんは親善大使を務めて世界を巡って恵まれない子ども達に会いに行っていた感想文があり驚いた。
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向田邦子や渥美清など親しかった人の言葉と思い出。
既に読んだことのある話もあるし、初めて読む話もある。しかし良い話は何度読んでも良いのだ。松田聖子、ザ・ベストテン登場の話は初めて読んだと思う。
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徹子さんは、天然、持って生まれた才能あり。徹子の部屋も凄い。あやかれません。自分は自分で少しでも、ありがとう‼️と言ってもらえるように、頑張ります。
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どうしてわたしは黒柳徹子に惹かれるんだろう。
まあそんな人たくさんいるだろうけど、周りにはあんまりいないんだよな。
100歳になったら政治記者になりたいんです、と何かの番組で言っていて心から尊敬している人。
この本の中でも何度もグッと来た。
先日の朝日新聞の一面に載っていたガザの子の浮き出た背骨。切り取って保存してる。
どうかどうか大きくなって、成長してと願っている。
黒柳さんみたいなことはできないけど、あの子らのことを思っている
と、思いながら読んだ一冊だった。
渥美清とか杉村春子とか向田邦子とこんなに近しい人ってそりゃあ最強だよね。
ずっと生きていてほしい。
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黒柳徹子さんの心に残った24の名言が収録されたエッセイ集。
トモエ学園の小林校長から始まり、永六輔さん、向田邦子さん、アラン・ドロンさん、渥美清さん、杉村春子さん等、著名な方々が勢揃い。
思わず笑ってしまう微笑ましいエピソードから、胸が苦しくなるものまで盛り沢山な内容で読み応え十分。
「ザ・ベストテン」で久米さんが発したフォローの言葉は、リアルタイムで観ていた私も強く印象に残っている。
そしてその前に黒柳さんが生放送にも関わらず、少年の差別的発言に対し訴えるようにお願いした言葉に感動した日の事は今も忘れられない。
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「ザ・ベストテン」で久米さんが「黒柳さんが泣いていますから、もうやめてくださいね」を覚えています。
黒柳さんの涙声を。
アメリカ人女性が中国で子供のパンダを捕獲して、ミルクで育てながら本国に連れ帰ったスーリンが中国の外に出た初めてのパンダとか、
西暦685年中国がパンダを初めて国外に出したのは、日本の天皇への贈りものとしてとか、
アメリカ帰りのおじさんから貰った、アメリカで大人気のスーリンのぬいぐるみ、その子がパンダとは知らず可愛がって大きくなったトットちゃん。
うんうんと頷いたり、
へぇ~そうだったんだ~。と
驚いたり、
涙ぐんたり、笑ったり、
懐かしい人達が山盛り出てきて楽しい時間でした。
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黒柳徹子がこれまで出会った人々の忘れられない言葉をもとに綴った自叙伝。
エピソードの多くは今まで読んだ本で見たことのあるものが多かったが、本当にいろいろな人たちに愛されてきた人なんだなあと思った。全編通して、ちょっととんちんかんなところはあるけど(きれいだと思って、カマキリの卵をプレゼントしたり)、優しくて思いやりのある、愛らしい人だということが伝わってくる。他の人がこういうことを書いていたら、ちょっと眉唾物だと思うかもしれないが、トットちゃんの場合、本当にこういう人なんだと思わされる。いつまでも元気でいてほしい。
(小沢昭一が高校をまわって演劇をしていた時のエピソードが楽しい)