あらすじ
童謡を歌いながら、アイツがやって来る!ネット上に実名を晒された悪辣なレイプ犯や鬼畜なキャバ嬢が、次々に処刑されていく――。掲示板に犯行声明を出す「森のくまさん」を名乗るシリアル・キラーの正体は!?第9回『このミステリーがすごい!』大賞最終候補作に、全面的に手を入れて生まれ変わった、編集部推薦の「隠し玉」です。
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Posted by ブクログ
裏表紙のあらすじも読まず
作者も読んだ事のない方で(無知で申し訳ないのですが)
タイトルと表紙買い
設定は良くある(かなり失礼な言い方で、重ね重ね申し訳ないのですが)
なんなん!
一気読みしてしまいました
堀内公太郎さん
他の作品も読みます
Posted by ブクログ
なかなかにパンチの効いた物語だった。
こういう話は初めて。
色々思うことはあるし
ツッコみたくなることもあるけど
途中から見えた物語の全容はすごいなと思った。
Posted by ブクログ
薦められて読んでみました。
「森のくまさん」を題材にするところが面白いなと思いました。
自分の本心を人にさらけ出してる人ってほとんどいないだろうなと思いました。誰かしら、人には知られたくないことや、隠してることがあるなって、この本を読んで思いました。
犯人が言う理論に若干名納得してる自分がいます笑。
最後の真実が衝撃的でした。この、衝撃をぜひ皆さんにも味わってほしいです。
ここのレビューの評価が2.9とあまり良くないようですが、話の内容は私的にとても面白いと思うので、私はお薦めします。
【追記】
続編の『森のくまさん~お嬢さん、お逃げなさい~』を読んで、感想を追加します。
犯罪系の内容を題材にしているため、この本を読んで気分が悪くなられる方がもしかしたらいたかもしれません。
ですが、この作品の続編を読んで見てほしいです。
この本は続編を含めて一つの作品だと、2冊読んで思いました。
面白かったです。
それ以外感想ないのかと聞かれたら言葉に窮しますが、本当に面白かったので読んでほしいです!
Posted by ブクログ
タイトルからは想像できないほどの
グロさと胸糞感のある作品。
処理されて仕方のない犯人たちを裁く森のくまさん。
その正体とは、そしてこの恐怖は止まるのか……
Posted by ブクログ
表紙が可愛いのにミステリーなのかぁ、と本屋で手に取りました。
なんで森のくまさんなのかは、なるほど!と思って面白かったです。個人的にはラストの終わり方好きです。森のくまさんは正義なのか、あの女子高生達はその後どうなるのか、健介さんは…と続編もいけるんじゃないかと思います。私は続編欲しいなぁと思います。
接点のない連続殺人が続くというのはカエルの頭を被ったミュージアム(小栗旬さんの出ていたやつ)とかと似てる感じがしてあれが好きな方はこれも好きだと思います。
Posted by ブクログ
ミステリーなのかはわからんが、
読みやすい構成
全体的におもしろい
次のくまさん候補が見え隠れして、続編とつながりがどうあるのか期待できる
Posted by ブクログ
童謡と深く関係している話というわけでは無かったですが、読みたくなるような表紙とタイトルには感銘を受けました。
ミステリとしても最後までどっちなのか迷うほど、しっかり構成されていると思いました!!
Posted by ブクログ
最初はチラ見程度で終わらせるつもりで読み始めてしまったが最後、読みやすさと異様な空気に引き込まれて、あっという間に一気読みしてしまった。
感想には賛否あるのは当たり前だけど、私は最後の一文まで面白く読めた。犯人は確かに予想しやすかったし、それでもスピードが落ちるわけでも、つまらないと思うわけでもなく、ちゃんと仕掛けもあって「おおっ!?なるほどっ!!」ってなってワクワクしてしまったw
しっかりゾワリとも来たし、普通に楽しめたんで、好きな作品ですね。
何かの事件で被害者側になれば、人はこういう異常なものにでも縋って、裁きをって思う事がないとは言えないから怖い。そういういつでも当たり前に起こりうる事件を見た気がした。
Posted by ブクログ
タイトルの可愛らしさとは似つかわしくない狂気っぷり
物語の最初から狂ってそうな人物は上がっていて
この人かこの人なんだろうなと読み進めて
やっぱり。という展開
読みやすい展開だったが楽しめた
展開が進むにつれ、呼び方が
『まーくん』から『九門くん』
と変わっていき、
『もりのくまさん』になるのが
本性が暴かれていくようで面白い作りだと思った
残った女子学生も狂気
どんな殺し合いをするのだろうか
Posted by ブクログ
意外とどんでん返しもあり、読み始めのインパクトもあって殺人なのに楽しくなってしまうのは童謡のせいなのでしょうか?
作中にもお嬢さんが出てくるが、お逃げなさいと言われているのに近づいてしまって…まあ想像通り
童謡と一部リンクした物語にはなりますが、基本的には関係ないです。典型的な殺人小説だと思って読むのがおすすめです。
Posted by ブクログ
実は単なる独りよがりダークヒーローもどきの犯人。
でも、スカッとする。
真犯人は途中で薄々分かるものの「まさか?」「なぜ?」で最後まで楽しめた。
Posted by ブクログ
自分の中ではミステリーっていうジャンルは読みやすいんだけど少しハードルが高いなと感じるジャンルでしたがこの本はすごく読みやすかったです。ミステリーを読み始めるはじめの本にすごくぴったりでしたでも、すこし物足りなさはあるかなーという感じでした。
Posted by ブクログ
レイプ犯、鬼畜教師、悪党ばかりを狙う連続殺人犯「森のくまさん」。ネットで犯行声明を公表し、世間を騒がせる。警察は犯人を追うが、嘲笑うかのように殺人は続き。
悪党として殺される奴らのクズっぷり、イジメ、殺人描写が生々しくて、気が滅入る。
暴力シーンが多いけど、最後はけっこう呆気ない。
犯人はそう、あなたが考えたその人。
割とすぐにわかってしまう。
兄妹の2組のカップル、女子高生、警官拳銃強奪事件と様々な視点が交差して進んでいくのが、目まぐるしい。
全体を通して、ネットの危うさがジワジワきて、自分が知らないうちにさらされてる可能性を考えると怖い。
13日の金曜日じゃないけど、これ続きそうだよねっていうラスト。
Posted by ブクログ
読んでからあとがきで知りましたが、このミスの隠し球制度の作品だったそう。
琴乃ちゃんがかわいそう。次作で復讐するのかしら?
とても読みやすい文章で、つかみもおもしろかったです。ただ、犯人が浅はかでしたが…
次作に期待!
Posted by ブクログ
SNS(作中では2ちゃんねる)での社会的制裁、ミスリード、続きがありそうな終幕など最近のミステリーのお手本のような作品。ほどよい長さでテンポよく読めるのでミステリー入門書としても良い。
Posted by ブクログ
法に代わって裁きを下す、森のくまさん。
それが生まれるまでの話と現在とを組み合わせて話が進む。
ちょっとなるほどそんな方法でやるのかと想いつつ、段々不憫にも思える。
ミステリーとしてはすぐにどういうことかは、わかってしまうけれど、最期の展開はなかなかにどうなるのかはドキドキする。
なんか続編もあって既に手元にあるので、また読もう。
Posted by ブクログ
今更このミス大賞シリーズ2012。わかりやすく面白かった。わかりやすすぎて展開が読めてしまったのはちょっと残念。登場人物の少なさのせいかなー。でもその分ストーリーのテンポ感がよく読みやすかったです。
しかしこの作品のおかげで、「森のくまさん」の明るく可愛い童謡が、すっかり薄気味悪く感じられるようになってしまいました。こわ。
Posted by ブクログ
ストーリーはダークヒーローに近いものを扱っており個人的に好きな部類でした。
ただ読んでいくと、「森のくまさんの正体は何となくこの人かな〜」と思っていたら難なく当たってしまったので、特別なひねりもなく物足りなさが残りました。
終盤の犯人とヒロインのやり取りの中で、“命乞いをしろ”や“滑稽だわ”という台詞に「天空の城◯ピュタ」かよ!と1人でツッコミを入れてしまいました笑
続編があるそうですが、読むか迷ってます…
う~ん
レビューで言われてる程のどんでん返しは感じませんでした。むしろ予想通りというか...これは○○トリックに一時期ハマっていた自分のせいかもしれませんが。解説に書かれていた受賞を逃がした理由とがストンと納得できました。
限定された登場人物の中でストーリーが収束していけばこうなるわな...○○の罠が余り機能していないと感じました。ただこれは〇〇ミステリーとしての思いでテンポや構成がスッキリしていて一気に読めました。エンタテインメントとしてはよい作品と思います。
Posted by ブクログ
森のくまさんを名乗るものが、世の中の悪党達を次々に殺害していく。ネットでは正義のヒーローとして祭り上げられ、社会現象化していく。悪い人を殺すことは正義として正当化できるのか。人々の分かりやすいものへと流される熱狂の正体がこの本を読むと理解できる。
Posted by ブクログ
読みやすかった。一気読み。
関係がうまくいっていた二組のカップル。
日々の忙しさと、ちょっとした違和感。
見えなかったもの、見ようとしなかったもの。
たいしたことはないと、みなかったもの。
少しずつ綻び始める。
信じたいけれど疑ってしまう。
九門の言い分、自分が考える正義。
シリアルキラー。ヒーローじゃなく神になる。
時代が産み出した。
みんなは次から次へと新しい事件に目を向けるが一人だけ九門の考え方に傾倒している存在が…
事件は解決したけれど、関わった人たちの心の不安はそのままで終わる。光は見えないまま。
琴乃と、明日香のネットの書き込みが静かに怖さが残る。
Posted by ブクログ
よくある設定とよくある展開と言われれば、少し悪いように聴こえてしまうが、逆にいうと大きく外す事もないということ。まるでミステリの入門書かのように、無難に卒なくまとめ上げられている佳作だった。
ただ、意外性やどんでん返しを期待していると、少し肩透かしを食らうかも。。
Posted by ブクログ
このミス大賞 隠し玉作品
シリアルキラーもの。無難に面白かった。
〜内容〜
構成がきちんとしているので読みやすい。最後の病室のくだりの後、次代森のくまさん候補が健介,明日香,琴乃の3人になったところで終わらせて欲しかった。それともあえて明日香が次代と匂わせて裏切る仕掛けが続編で用意されているのか。既に続編を購入しているので、次回作を読むのが楽しみ。
Posted by ブクログ
前に読んだことがある。読み始めて気づいた。
犯人は全く覚えていなかったが、主人公の彼氏があまりにも怪しすぎてミスリードの匂いがぷんぷんしたので、それ以外ということで犯人に驚きはなかった。でも始まり方がとにかくキャッチーで、その瞬間最大風速の勢いで最後まで読めてしまう。
Posted by ブクログ
堀内さんの作品は情景のイメージがとてもしやすく読みやすい。
だが早い段階で犯人のミスリードだろうなと思ったら本当にそうだったのはちょっとがっかり。
犯人の思想には納得できる部分もある。