無人島のふたり―120日以上生きなくちゃ日記―(新潮文庫)

無人島のふたり―120日以上生きなくちゃ日記―(新潮文庫)

572円 (税込)

2pt

2021年4月、私は突然膵臓がんと診断された――。夫とふたりで無人島に流されてしまったかのような日々を、作家は日記として綴った。痛み、吐き気、発熱に悩む毎日。食べもののおいしさや本の面白さに喜びを感じる時。振り返るこれまでの人生。夫への感謝と心配。「書きたい」という尽きせぬ思い。別れの言葉は言っても言っても言い足りない。58歳で急逝した著者からのラストメッセージ。(解説・角田光代)

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無人島のふたり―120日以上生きなくちゃ日記―(新潮文庫) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    最近姉をガンで亡くしたばかり
    なんか姉がどんな思いで最期を迎えたのか分かるような気がした。
    きっとこんな心の動きがあったんだろうなー

    0
    2025年11月20日

    Posted by ブクログ

    初めて読む山本文緒作品が『無人島のふたり』でした
    涙を流し続けながら一気に読み切り、身体中の水分が抜けてしまい、頭痛や吐き気までしてくる始末
    最後へむかう日々を綴った文章に
    まるでわたしが経験しているかのように
    様々な感情が過ぎていき、読み終わった今
    親しい人をなくした喪失感のようなものが残ります

    0
    2025年10月19日

    Posted by ブクログ

    自分ごとのように読んで、同じことが自分や、自分の大切な人に起こってもおかしくないことに気付き、泣きながら読んだ。

    文緒さんも書いているが、自分が亡くなった後に残された旦那さんが可哀想だと、何とかしてあげたいけどできないんだと、自分が居ないところで旦那さんを励まし話を聞いてくれる人がいて良かったと、

    0
    2025年10月15日

    Posted by ブクログ

    自分にとって大切な本になりました。
    出会えて良かった。そして闘病の本なのに読んでいる私が励まされた。日記も書きたくなり書き始めました。今も空で好きな本を読んで美味しいカフェで楽しんでいて欲しい。

    0
    2025年09月12日

    Posted by ブクログ

    58歳。早いです。
    泣きながら読みました。恥ずかしながら山本さんの著作にこれまで触れた事はありませんでしたが、これから読んでいこうと思います。
    心身共に辛いであろう闘病生活の中にも関わらず、ユーモアを散りばめた優しい文章。素敵な方だったんだろうな、と。
    自分がいつ生涯を終えるか分かりませんが、なんと

    0
    2025年09月10日

    Posted by ブクログ

    2021年4月に膵臓がん4bと診断され、10月に他界する直前までの日記。病気の進行もリアルにわかるので、心が丈夫で、体が元気な時に読んだほうがいい。
    別れの覚悟はできているし、いろんなことに整理や始末をつける手続きは進めているものの、心の持ちように思案する、居場所が見つからない筆者の気持ちが伝わって

    0
    2025年09月08日

    Posted by ブクログ

    自分の方が当然長生きすると思っていた、という傲慢さ。書きたいという強烈な願い。直接的ではなくても、ふとしたことをきっかけに感情が溢れてしまうこと。もっと作品を読みたかった。

    0
    2025年08月10日

    Posted by ブクログ

    120日以上生きなくちゃ日記。正真正銘山本文緒さんの日記です。余命宣告を受けてからの日々。楽しい日、辛い日、リアルな毎日が山本文緒さんの言葉で書き連ねられています。
    生と死を自分事のように感じ、山本文緒さんの夫と別れたくないという記述とその頃にはもう私はこの世に居ないという記述のギャップに涙腺を

    0
    2025年08月01日

    Posted by ブクログ

    大好きな作家さん。まだまだ書き続けて欲しかった。これから、おばぁちゃんになった文緒さんの描く世界を知りたかった。
    お別れ会に行けなかったけど、お別れさせてもらえた気分。これからもずっと大好きです!

    0
    2025年06月26日

    山本文緒さん、中学生のころに読んで以来大好きな作家さんです。
    小説が素晴らしいのはもちろん、「そして私は一人になった」「再婚生活」などのエッセイも大好きで何回も読みました(再婚生活はメンタルの影響もあるので、気軽には読めませんが)
    どの作品も自分の心の奥の気持ちを代弁してくれているような気持ちになる

    0
    2025年06月21日

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