【感想・ネタバレ】次郎物語 一のレビュー

あらすじ

次郎は生後まもなく里子にだされ,五、六歳になって実家に帰ってくるが,自分に対する家庭の空気が非常に冷たく感じられ,乳母が恋しくてたまらない.大人の愛に飢える次郎は,周囲に対して反感をいだいて,わざと嘘をついたり,乱暴をするようになる.つらい運命に耐えながら成長する次郎の姿を深く見つめて描く不朽の名作.

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Posted by ブクログ

以前読んだ「有名人の愛読書」を挙げる新書の中で、北野武の愛読書とあったのと、昔から名前だけは知っていて気になっていたので読んでみた。

時代は昭和初期?まだなんとなくイメージがつく時代の話であり、幼い次郎が色々な想いを抱きながら、少しずつ成長していく様が描かれている。

時代は違えど、自分もまさにそんな嫌らしい意地悪な気持ちがあったことなどが思い出された。

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2023年06月25日

Posted by ブクログ

岩波文庫の4月の新刊でガセットの「大衆の反逆」新訳が出たので買い求めたのだが、その際、同時に刊行されたので手にした一冊。こんなに有名な作品なのに、私は、子供の頃から50歳を越した今に至るまで、読まずにきた。
ガセットよりも先に読み通してしまった。何気なく描かれているように見えて、人物描写の深さに感銘を受けました。続きが読みたい。

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2020年05月14日

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