線は、僕を描く

線は、僕を描く

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作品内容

「できることが目的じゃないよ。やってみることが目的なんだ」
家族を失い真っ白い悲しみのなかにいた青山霜介は、バイト先の展示会場で面白い老人と出会う。その人こそ水墨画の巨匠・篠田湖山だった。なぜか湖山に気に入られ、霜介は一方的に内弟子にされてしまう。それに反発する湖山の孫娘・千瑛は、一年後「湖山賞」で霜介と勝負すると宣言。まったくの素人の霜介は、困惑しながらも水墨の道へ踏み出すことになる。第59回メフィスト賞受賞作。

カテゴリ
小説・文芸
ジャンル
小説 / 国内小説
出版社
講談社
掲載誌・レーベル
講談社文庫
ページ数
416ページ
電子版発売日
2021年10月15日
紙の本の発売
2021年10月
サイズ(目安)
1MB

線は、僕を描く のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2021年12月31日

    文章がとても彩りに溢れた作品だ。
    水墨画をゆっくりと眺め見たことはない気がするが、そこに向き合う人々を描いた本作では、脳裏に不思議と絵が思い浮かび、さらに色が移り変わる不思議な情景を感じられる。

    2021年の最後の本、この作品を読めたことで、今年一年が成功だったと思える。

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    Posted by ブクログ 2021年12月22日

    主人公である青年の心が溶けてまた生き始める様が丁寧に描かれていて、寄り添いながら読み進めました。そして、文章だけで水墨画が目に浮かぶ。見ていないのに圧倒される感覚がありました。

    命の瞬間を描く水墨画。
    あぁ、見に行きたい。。

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    Posted by ブクログ 2021年12月18日

    表現描写がほんと美しかった。
    できればずっと読んでいたいと思うほど。

    それにしても水墨画のなんと奥深いこと!
    水墨画は中国から禅と一緒に入ってきたと聞いて納得。
    なんでもそうかもしれないけれど、突き詰めると、究極的にはすべては自分の心の在り方に現れ、命や自然とつながっているところにいきつく。
    とく...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年11月29日

    水墨画の世界について深く、非常に丁寧に描かれている本作。著者がプロの水墨画家であったからこそここまで描けたのだと思うが、かといって説明的すぎるわけでもなく、物語の中に自然と水墨画の世界の奥深さが埋め込まれている点が、著者の文章力の高さをも感じさせた。過去の事件にとらわれて動き出せなかった主人公が水墨...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年11月23日

    第59回メフィスト賞受賞作の待望の文庫化。
    メフィストと水墨画がどうにも繋がらず、気になりつつも、単行本は様子を見ていたのだけど、文庫になったので、やっと読んでみることに。
    大学1年生の青山霜介は高校生の時に、交通事故で両親を亡くし、虚無の中でただ日々を送っていた。
    そんな中バイト先の展示場で出会っ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年11月21日

    週刊少年マガジンで読んだのが先でした!

    少年漫画には不釣り合いな題材では あるものの 落ち着いて読める良作であった記憶があります。


    本作の主人公は両親を失った事で何もかものやる気を失っていた高校生がそのまま大学生となった話です。
    アルバイトでの手伝いで水墨画の巨匠篠田湖山と出逢い水墨画の世界に...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年11月14日

    水墨画の世界観が分かりやすく描かれていて引き込まれた。写実から離れた人の心を描く。減筆。端的に言えば描かないこと。余白に意味を持たせる。私は写真を撮る。時の事象の瞬間を切り取るが、画面に何を入れ何を外すかで印象が変わる。何を撮ろうとしたか、何を伝えようとしたか、その写真を観て分かる表現をしたい。この...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年10月23日

    文庫化を待ち望んでいた作品。

    凄いのは、文章なのに筆で描かれる線がスルスルと見えるように浮かぶこと。

    読んで良かったと思う本だった。

    タイトルは黒白の花蕾より、こちらのほうが断然グッと来る!

    この本に出会わなければ、水墨画のことを知ることもなかったろうな。本はやっぱり出会いだなー。

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    Posted by ブクログ 2022年01月21日

    孤独な世界に陥っていた青年が、水墨画の巨匠に出会い、見出されて、新たな世界の扉を開く物語。

    青年が自分なりの描き方を見つけ出すまでの道のり、心の移り変わりの表現が繊細で迫力ががあり、読んでいて苦しくなったりドキドキしたり。読み応えがありました。

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    Posted by ブクログ 2022年01月19日

    主人公の語りで話が進みます。
    孤独を知ったからこそ、孤独ではないことに気付けたんだろうなと思います。
    水墨画の繊細な空気が継続的に続く話なので、真逆な私はただただすごい世界だなぁと思うばかりでした。
    悪い人が出てこないこういう話はとても安心して読むことができます。

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