線は、僕を描く
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線は、僕を描く

858円 (税込)
600円 (税込) 12月25日まで

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「できることが目的じゃないよ。やってみることが目的なんだ」
家族を失い真っ白い悲しみのなかにいた青山霜介は、バイト先の展示会場で面白い老人と出会う。その人こそ水墨画の巨匠・篠田湖山だった。なぜか湖山に気に入られ、霜介は一方的に内弟子にされてしまう。それに反発する湖山の孫娘・千瑛は、一年後「湖山賞」で霜介と勝負すると宣言。まったくの素人の霜介は、困惑しながらも水墨の道へ踏み出すことになる。第59回メフィスト賞受賞作。

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    「線は、僕を描く」

    2022年10月21日公開
    出演:横浜流星、清原果耶、細田佳央太

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    値引き
    858円 (税込)
    600円 (税込) 12月25日まで
    「できることが目的じゃないよ。やってみることが目的なんだ」 家族を失い真っ白い悲しみのなかにいた青山霜介は、バイト先の展示会場で面白い老人と出会う。その人こそ水墨画の巨匠・篠田湖山だった。なぜか湖山に気に入られ、霜介は一方的に内弟子にされてしまう。それに反発する湖山の孫娘・千瑛は、一年後「湖山賞」で霜介と勝負すると宣言。まったくの素人の霜介は、困惑しながらも水墨の道へ踏み出すことになる。第59回メフィスト賞受賞作。
  • 一線の湖
    続巻入荷
    935円 (税込)
    小説の向こうに絵が見える! 美しき水墨画の世界を描いた物語 水墨画とは、筆先から生み出される「線」の芸術。 描くのは「命」。 20万部を超えたメフィスト賞受賞作『線は、僕を描く』に続く、水墨画エンターテイメント第二弾! 主人公・青山霜介が、ライバル・千瑛と湖山賞を競い合った展覧会から2年が経った。 大学3年生になった霜介は水墨画家として成長を遂げる一方、進路に悩んでいた。 卒業後、水墨の世界で生きるのか、それとも別の生き方を見つけるのか。 優柔不断な霜介とは対照的に、千瑛は「水墨画界の若き至宝」として活躍を続けていた。 千瑛を横目に、次の一歩が踏み出せず、新たな表現も見つけられない現状に焦りを募らせていく霜介。 そんな折、体調不良の兄弟子・西濱湖峰に代わり、霜介が小学一年生を相手に水墨画を教えることになる。 子供たちとの出会いを通じて、向き合う自分の過去と未来。 そして、師匠・篠田湖山が霜介に託した「あるもの」とはーー。 墨一色に無限の色彩を映し出す水墨画を通して、霜介の葛藤と成長を描く、感動必至の青春小説!

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線は、僕を描く のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    心に残った本中の言葉。


    水墨を描くと言う事は、自然とのつながりを見つめ学び、その中に分かちがたく結びついている自分を感じていくことだ

    水墨というのは森羅万象を描く絵画だ。森羅万象と言うのは宇宙のことだ。現象とは外側にしかないものなのか、心の内側に宇宙はないのか?

    現象が先だってあって、空間が

    0
    2025年11月22日

    Posted by ブクログ

    水墨画という一般的にあまり馴染みがない芸術を題材にしているものの、言葉選びが自然でとても読みやすい。
    突っかからず、スっと入ってくるから映画を見てる感覚でずっと頭で映像が流れていた。
    早朝のように空気が澄んでて、夏休み初めの爽やかさを感じる。

    0
    2025年11月17日

    Posted by ブクログ

    水墨画を体験した。
    そう感じさせるような"美"の表現に惹きこまれた。
    ただ形の、技術の美しいを探求するのではなく、水墨画における真髄を追求、模索してゆく姿にただただ憧れた。
    自分は青山君のように懸命に挑んだことがあるだろうか。
    心のうちを表現する事が苦手だ、何事にも希望を持てない

    0
    2025年11月10日

    Posted by ブクログ

    へのあこがれを持つ自分がいることを気づかされた。水墨に携わる作者による作品だけにより、迫るものがあった。白い世界、死でなくてもだれもが持つものなのか。私にもある。だから救われる作品であった

    0
    2025年10月29日

    Posted by ブクログ

    小説は文字のみの表現であり、そこには読者に想像の余地が残されている。誰もが、自分の中で登場人物のイメージを作り、その世界を楽しむ。しかし、その想像を超え、自分の知らないはずの感覚が生まれ、心酔してしまう作品がごく稀にある。まさにこの作品がそうだ。水墨画を知らないはずなのに、青山君の心を通して、頭に浮

    0
    2025年08月21日

    Posted by ブクログ

    ①私自身、書道を習っている。
    水墨画と書道は似ているところがあるように思う。
     手本通りに書くのではなく、生命力のある見た人に感動させる作品を描きたいと私はいつも考えている。
    この点は、似ていると感じた。
     自分も、より良い作品を作るために、主人公たちのように、努力を続けたいと思う。

    ②本作品を読

    0
    2025年04月13日

    Posted by ブクログ

    面白かった。過去に辛い経験をして無気力に生きていた主人公が、ある日ひょんなことから才能を見出されて水墨画の世界で生きる意味を見つける。こう書くとよくあるストーリーだけど、読み易いし描写も素晴らしいし、何より水墨画という題材がいい。イメージは出来るけどあまり知らない世界で読んでてとても興味が湧いた。

    0
    2025年04月13日

    Posted by ブクログ

    芸術について文章で表すのは難しいと思っていました。『美しい』などの普通の形容詞だとありきたりですし、奇をてらった表現をされるとついていけないし…

    しかしこの作品は、主人公が水墨画に対して感じたことをとてもわかりやすく真っ直ぐに描いており、一体感を感じながら読み進めることができました。霜介が水墨画と

    0
    2025年03月30日

    購入済み

    水墨画が好きになりそう

    読みやすく、進行もスムースで、肩も凝りません。
    作者の筆力は、すばらしいです。

    水墨画は、ただ、美術館などで観るだけでした。
    描くのも難しそうだと思っていましたが、
    その何も知らない主人公が、その世界に入っていく、
    その様子が、水墨画とは何かと、教えられます。
    水墨画の世界というか、筆遣いや、考え

    #感動する #深い #タメになる

    0
    2025年03月07日

    Posted by ブクログ

    墨の香りが漂ってくるような
    静かでどこまでも美しい

    水墨画といえば中国の山奥の仙人の
    というイメージしかなかったけど
    文字で表現される墨の絵がとても美しい

    1人の青年の深く沈んだ心が
    水墨画と携わる人たちとの関わりで
    自分自身を
    命を見つめることで
    変化していく様子がとてもきれいでした

    自分自

    0
    2025年02月15日

線は、僕を描く の詳細情報

  • 映画化

    「線は、僕を描く」

    2022年10月21日公開
    出演:横浜流星、清原果耶、細田佳央太

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