11ミリのふたつ星~視能訓練士 野宮恭一~

11ミリのふたつ星~視能訓練士 野宮恭一~

1,826円 (税込)

9pt

「たった11ミリ。小指で押した先ほどの的を通して、人は世界を見ている」

不器用な青年・野宮恭一(のみやきょういち)は視能訓練士として着実に力をつけていた。ある日、野宮が喫茶店で出会ったのは、世界を立体的に見ることのできない四歳の少女・灯(あかり)だった。限られた時間の中で灯の訓練を重ねるうち、野宮はロービジョンの小学生や糖尿病網膜症の漫画家など、さまざまな悩みを抱えた人々に出会う。目に宿る奇跡に向き合い、野宮が見つけた答えとはーー。

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11ミリのふたつ星~視能訓練士 野宮恭一~ のユーザーレビュー

4.3
Rated 4.3 stars out of 5
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    Posted by ブクログ

    よかった!!よかったよーっ!!!
    1作目もよかったけど、さらによかったよ2作目!!

    だんだん逞しくなっていく野宮くん。
    不器用が丁寧に変わって、迷いは慎重になり、不安は集中力の源になった。
    素敵でした!
    野宮くんだけでなくて、もう、この本に出てくる人たちはどの人もあたたかくて、とても心癒された。

    0
    2025年04月08日

    Posted by ブクログ

    いい話だなぁと素直に思う。前作もそうだけど、視能訓練士という馴染みのないお仕事から紡ぎ出す真面目で優しい物語だ。

    0
    2025年04月05日

    Posted by ブクログ

    また枠を増やすようじゃないか!

    いやもう、ほんといっぱいなのよ
    定員オーバーも甚だしいのよ
    インドの列車か!っていうね
    あるいはインドのバスか!っていうね
    はたまたインドのフェリーか!っていうね
    よしんばインドの自転車か!っていうね
    まぁインドの国自体が定員オーバーってインドの話じゃないわ!( ゚

    0
    2025年03月28日

    Posted by ブクログ

    続編。
    前回も心打たれて素晴らしい描写の一冊、と思っていたけどこちらももちろん素晴らしかった。
    一人一人との関わりが丁寧に伝わってくるし、すべて順調ではなく、苦しく辛いこともたくさんあったうえで、みんなが一生懸命に自分ができることを全力で!という姿が本当にかっこいい。
    出てくる人たちみんなを応援した

    0
    2025年03月27日

    Posted by ブクログ

    「7.5グラムの奇跡」の続編。

    不器用と自覚している、視能訓練士野宮恭一が2年目の職場で、知識、経験を重ねていく。

    不器用は丁寧に変わり、迷いは慎重に変わり、不安は集中力の源になり、自信につながっていく様子は読者としても嬉しく頼もしい。
     
    今回は目の治療や目の機能が重要だということだけではなく

    0
    2025年03月16日

11ミリのふたつ星~視能訓練士 野宮恭一~ の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    講談社
  • ページ数
    364ページ
  • 電子版発売日
    2024年12月17日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    6MB

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