一線の湖

一線の湖

1,881円 (税込)

9pt

※この作品には販売期限があります。2025年12月11日を過ぎると販売を終了致します。

小説の向こうに絵が見える! 美しき水墨画の世界を描いた物語

水墨画とは、筆先から生み出される「線」の芸術。
描くのは「命」。

20万部を超えたメフィスト賞受賞作『線は、僕を描く』に続く、水墨画エンターテイメント第二弾!

主人公・青山霜介が、ライバル・千瑛と湖山賞を競い合った展覧会から2年が経った。
大学3年生になった霜介は水墨画家として成長を遂げる一方、進路に悩んでいた。
卒業後、水墨の世界で生きるのか、それとも別の生き方を見つけるのか。
優柔不断な霜介とは対照的に、千瑛は「水墨画界の若き至宝」として活躍を続けていた。
千瑛を横目に、次の一歩が踏み出せず、新たな表現も見つけられない現状に焦りを募らせていく霜介。
そんな折、体調不良の兄弟子・西濱湖峰に代わり、霜介が小学一年生を相手に水墨画を教えることになる。
子供たちとの出会いを通じて、向き合う自分の過去と未来。
そして、師匠・篠田湖山が霜介に託した「あるもの」とはーー。

墨一色に無限の色彩を映し出す水墨画を通して、霜介の葛藤と成長を描く、感動必死の青春小説!

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  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    講談社
  • ページ数
    352ページ
  • 電子版発売日
    2023年12月12日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    4MB

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一線の湖 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ここ最近読んだ本で1番よかった!
    続編と知らずにこちらから先に読んでしまったのですが今すぐにでも前作が読みたい。

    プロが書いた水墨画をテーマにした話だから水墨画の描写がとても丁寧。それらを全て理解出来たわけではないが登場人物たちがそこに込める思いがありありと伝わってくる。
    芸術家の話なので自身との

    0
    2025年08月29日

    Posted by ブクログ

    しばらく積読にしていて、ようやく読めた7月ラストの一冊。

    前作も孤独に対する描写が美しいと思ったが、今回もやはり心の内や水墨画の描写がとても美しい。特に水墨画に関しては、筆写がその道の人だからこそだと、強く感じる。

    自分の進路に迷い、立ち止まる主人公が、過去や、周囲の人、そして画と向き合い、一歩

    0
    2025年08月09日

    Posted by ブクログ

    水墨画に出会い、公募展で受賞してから2年、大学3年生になった主人公の青山霜介は進路に悩んでいた。そして、大切な揮毫会での大失敗。読んでいてもハラハラして胸が苦しくなった。しかし、「生きるとは、やってみる、ことなのだ。」何もやらなければ失敗はないけれど、何も生み出さない。失敗しては落ち込む霜介だが、一

    0
    2025年06月22日

    Posted by ブクログ

    映画で知った物語
    好きな言葉や場面が立て続いて出逢うべくして出逢い成長する主人公が愛おしい
    まだ話の中に居続けたい

    0
    2025年05月30日

    Posted by ブクログ

    前回(線は、僕を描く)が面白く、調べたら続編があったので思わず連投。
    描くたびに分からなくなる…このなんとも言えない感覚と、前作からの命題「心の内側に宇宙はないのか?」について深く考えさせられました。

    0
    2025年05月23日

    Posted by ブクログ

    良かった〜
    ラストで泣かされた〜。゚(゚´ω`゚)゚。
    湖山先生が素敵すぎる♡

    相変わらず水墨画の世界は難しいけど
    繊細な文章で真っ白な世界に濃淡で彩られる様が浮かんでいきます

    主人公の再生の物語ではあるんだけど、今作で師匠の湖山先生の素晴らしさに何度もグッときた〜

    もうこれで終わりかな?

    0
    2025年05月16日

    Posted by ブクログ

    『線は、僕を描く』の続きです。自信なさげのひ弱な主人公が周りの人達とふれあいながら成長していくお話です。
    最後の絵はきっと素晴らしいのでしょうね。見てみたいです。

    0
    2025年04月01日

    Posted by ブクログ

    美術を言葉で表現するという事を学んだという
    一色さゆりさんのインタビューを思い出した

    描くだけではない美術
    それは一枚の絵だけで沢山の言葉を紡ぎ出すような
    そんな事を出来るようになれるそうだ

    この小説はまさにそんな感じです
    さらに揮毫会のライブ感もあって言葉の湖に溺れそうになる
    だからといって映

    0
    2025年04月01日

    Posted by ブクログ

    「線は僕を描く」 すばらしかった! 続編が出ていることはしっていたが、手にとらなかった。
    「一線の湖」は またまたすばらしかった。前作を読み返した。

    0
    2025年03月25日

    Posted by ブクログ

    面白い 深い 清い
    青山君が止まったステージに上がって来て花を咲かせた場面は泣いたなー

    そしてラスト! 美しい!

    0
    2025年03月16日

一線の湖 の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    講談社
  • ページ数
    352ページ
  • 電子版発売日
    2023年12月12日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    4MB

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  • 【閲覧できる環境】
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