一線の湖

一線の湖

1,881円 (税込)

9pt

小説の向こうに絵が見える! 美しき水墨画の世界を描いた物語

水墨画とは、筆先から生み出される「線」の芸術。
描くのは「命」。

20万部を超えたメフィスト賞受賞作『線は、僕を描く』に続く、水墨画エンターテイメント第二弾!

主人公・青山霜介が、ライバル・千瑛と湖山賞を競い合った展覧会から2年が経った。
大学3年生になった霜介は水墨画家として成長を遂げる一方、進路に悩んでいた。
卒業後、水墨の世界で生きるのか、それとも別の生き方を見つけるのか。
優柔不断な霜介とは対照的に、千瑛は「水墨画界の若き至宝」として活躍を続けていた。
千瑛を横目に、次の一歩が踏み出せず、新たな表現も見つけられない現状に焦りを募らせていく霜介。
そんな折、体調不良の兄弟子・西濱湖峰に代わり、霜介が小学一年生を相手に水墨画を教えることになる。
子供たちとの出会いを通じて、向き合う自分の過去と未来。
そして、師匠・篠田湖山が霜介に託した「あるもの」とはーー。

墨一色に無限の色彩を映し出す水墨画を通して、霜介の葛藤と成長を描く、感動必死の青春小説!

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一線の湖 のユーザーレビュー

4.4
Rated 4.4 stars out of 5
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    Posted by ブクログ

    『線は、僕を描く』の続きです。自信なさげのひ弱な主人公が周りの人達とふれあいながら成長していくお話です。
    最後の絵はきっと素晴らしいのでしょうね。見てみたいです。

    0
    2025年04月01日

    Posted by ブクログ

    美術を言葉で表現するという事を学んだという
    一色さゆりさんのインタビューを思い出した

    描くだけではない美術
    それは一枚の絵だけで沢山の言葉を紡ぎ出すような
    そんな事を出来るようになれるそうだ

    この小説はまさにそんな感じです
    さらに揮毫会のライブ感もあって言葉の湖に溺れそうになる
    だからといって映

    0
    2025年04月01日

    Posted by ブクログ

    「線は僕を描く」 すばらしかった! 続編が出ていることはしっていたが、手にとらなかった。
    「一線の湖」は またまたすばらしかった。前作を読み返した。

    0
    2025年03月25日

    Posted by ブクログ

    面白い 深い 清い
    青山君が止まったステージに上がって来て花を咲かせた場面は泣いたなー

    そしてラスト! 美しい!

    0
    2025年03月16日

    Posted by ブクログ

    とても面白かった。『線は、僕を描く』の続編。
    普段本を読んで泣くことは少ないけど(一年で一度あるかないか)、二回ほど目頭が熱くなった。どういう水墨画が描かれているか想像しながら読んだ。挿し絵があればいいなぁと思いつつ、全ては想像のままに。

    0
    2025年03月11日

一線の湖 の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    講談社
  • ページ数
    352ページ
  • 電子版発売日
    2023年12月12日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    4MB

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