一線の湖
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一線の湖

1,881円 (税込)
1,316円 (税込) 12月29日まで

6pt

小説の向こうに絵が見える! 美しき水墨画の世界を描いた物語

水墨画とは、筆先から生み出される「線」の芸術。
描くのは「命」。

20万部を超えたメフィスト賞受賞作『線は、僕を描く』に続く、水墨画エンターテイメント第二弾!

主人公・青山霜介が、ライバル・千瑛と湖山賞を競い合った展覧会から2年が経った。
大学3年生になった霜介は水墨画家として成長を遂げる一方、進路に悩んでいた。
卒業後、水墨の世界で生きるのか、それとも別の生き方を見つけるのか。
優柔不断な霜介とは対照的に、千瑛は「水墨画界の若き至宝」として活躍を続けていた。
千瑛を横目に、次の一歩が踏み出せず、新たな表現も見つけられない現状に焦りを募らせていく霜介。
そんな折、体調不良の兄弟子・西濱湖峰に代わり、霜介が小学一年生を相手に水墨画を教えることになる。
子供たちとの出会いを通じて、向き合う自分の過去と未来。
そして、師匠・篠田湖山が霜介に託した「あるもの」とはーー。

墨一色に無限の色彩を映し出す水墨画を通して、霜介の葛藤と成長を描く、感動必死の青春小説!

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  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    講談社
  • ページ数
    352ページ
  • 電子版発売日
    2023年12月12日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    4MB

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一線の湖 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

     たまたまプライムビデオで見た映画が素晴らしかった。前作も、それで久しぶりに読み返して、そのいきおいで、こちらも読んだ。
     ここで様々な物語が一つにつながる。
     もう少しで、森博嗣みたいな詩のような流れる文体に陥りそうなところもある。
     でも、この清流のような作品に出会えたことは、何よりの。

    0
    2024年12月06日

    Posted by ブクログ

    静かで優しい話だなと思う。
    水墨画を通して、人のつながりや広がりが素敵だなと思う。
    後ろを向いて立ち止まっているようだが、少しずつ前を向いている姿が素敵だなと思う。
    母親とのエピソードがいいな。

    0
    2024年11月22日

    Posted by ブクログ

    文句なしに面白い。素晴らしい読後感。水墨画という一見地味な世界がいかにカラフルか。登場人物みんな味があり、引き込まれる。おすすめ。

    0
    2024年11月14日

    Posted by ブクログ

    前作も非常によかったため、期待でハードルが上がっていたが、青山くんの苦悩や成長、子供達の絵を描くことの喜びなどが生き生きと描かれており、本作も良かった。ただ、千瑛さんの出番がもう少しあってもよかったのにとは思った。

    0
    2024年11月14日

    Posted by ブクログ

    墨一色に無限の色彩を映し出す水墨画_



    水墨画の奥深さに 何度もため息がもれました…

    水墨画という世界を知れば知るほど…
    霜介は描き方の技法ばかりに心が
    囚われていたことに気づく



    忘れかけていた大切なものと向き合い
    過去の自分を受け入れ
    心や筆の赴くままに描いていく…
    師匠から託

    0
    2024年10月01日

    Posted by ブクログ

    349ページ
    1800円
    9月4日〜9月6日

    忘れた頃にやってきた続編。前の本を読んだときには、霜介の気持を想像するしかなかったけれど、今は世界が白いこととかなんとなくだけどわかる気がする。子どもたちのおかげもあり、人としての感覚を取り戻していき、水墨画家として壁にぶつかる霜介から、不思議と目が離

    0
    2024年09月07日

    Posted by ブクログ

    最後のページを読むのが大変だった。
    涙で文字がぼやけてしまって。
    ぼやけてしまうから何度も同じ所に戻ってまた涙が出て読めなくなってを繰り返してやっと読み終えた。
    本を閉じた今もスンスンしてて若干の酸欠気味。
    こんなに泣いたのいつぶりだろう?
    優しくて強いなぁ。
    前作はとても色鮮やかだった記憶に対して

    0
    2024年09月05日

    Posted by ブクログ

    前作が良かったので、今作をかなり楽しみにしてきたのだが想像以上に面白かった。

    水彩画を描くときの言葉による表現が巧みで言葉選びが美しいという言葉では言い表せないくらい好き。私の想像力では賄いきれないほど緻密で繊細で濃厚な世界が広がっていて、果てしなさに目眩を起こしそうになった。自然を慈しみたいと思

    0
    2024年08月21日

    Posted by ブクログ

    水墨画を描くと言うことを通して、ワンネスを感じさせる作品だった。自分と他人も自然も地球も全てに隔たりがない…そんな世界を感じられて面白かった。心自由に生きたくなった。

    0
    2024年08月06日

    Posted by ブクログ

    青山はお母さんが勤めていた学校で子ども達と運命のような出会いをした。子ども達と一緒に描いた絵の場面が一番よかった。ただ一緒にいたかったんだ。という言葉が印象に残った。『湖』がすべてを物語っていた。描かないことで描けるということを文章で伝える、この小説の素晴らしさを感じた。水墨画の世界を文章で表現し、

    0
    2024年08月01日

一線の湖 の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    講談社
  • ページ数
    352ページ
  • 電子版発売日
    2023年12月12日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    4MB

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